本庄第一中学校・高等学校(ほんじょうだいいちちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、埼玉県本庄市仁手にある、中高一貫教育を提供する男女共学の私立中学校・高等学校。学校法人塩原学園が運営する。
前身の塩原裁縫女学校にちなむ。昭和14年に本庄高等家政女学校と改称した。のちに昭和32年本庄家政高等学校を本庄女子高等学校と再び改称し、普通科および家庭科課程を設置した。平成5年男女共学化に伴い、本庄第一高等学校となる。
2016年4月1日には併設となる本庄第一中学校が開校した。
上記より併設の本庄第一中学校開校により、現在の「本庄第一中学校・高等学校」にいたる。
2019年4月1日より、新教育システム開始。
新型コロナウイルス禍になり、GIGAスクール構想が国の方で進みつつあるが、本校はそれ以前からICTを活用した教育に力を入れ、クラウド上のデジタルキャンパスでさまざまな学校の連絡事項を教員が生徒に共有してきたが、その一環として本庄第一中学校開校当時の2016年度から中学校はICT教育に力を入れ、中学校は2016年度入学生より、高校は2019年度入学生より全ての新入生に1人一台のタブレット型パソコン端末の購入を入学準備教材の一つとして義務付けている。なので、新型コロナウイルスで休校になった時期にはいち早くタブレット型パソコン端末を用いGoogle classroom を活用し、オンラインでの課題配信、また連動したGoogle meetでオンラインでのホームルームや授業、担任との二者面談、さらにはオンライン部活などを実施した。
中学校のカリキュラムは3か年完結型で高校の学習内容を先取りせず、本庄第一高校への内部進学を原則としていない。そのため、公立トップ高校や外部の難関私立高校を受験することも可能である。
全日制普通科
それぞれ2019年度よりスタート。
*A I類型は2021年度よりアドバンスとスタンダードに分割。
それぞれ2020年度よりスタート。
1年次の成績(実力)と希望により全てのクラスへの進級が可能。
どのコースもどの入試形式にも一応対応している。(偏差値帯で目指すゴールは違うが。)
現在のコースに改変されたことにより、どのコースでも部活動への積極的加入が推奨されている。
それぞれ2008年度より開始されたが、2019年度の新教育システム開始により募集停止され、2020年度をもって廃止された。
お互いに響き生う学園を目指し、学園理念として『響生』ということばを制定している。この理念を前提に毎週月曜(祝日などの場合は除く)に『響生』の授業を展開する。「響生の時間」という集会を催し、決められたテーマに沿って校長が話をするほか、外部から講師を招き講演会を開くこともあるが、新型コロナウイルス感染症渦になってからは各学級担任が授業を展開することが多い。学級担任が『礼法』の学習も直接行う。
指定強化部活動に指定されている部活動もある。
《運動部》
《文化部》
その他、多数の部活動が大いに活躍中。詳しくは学校のホームページを参照のこと。
本庄第一中学校を運営する学校法人塩原学園が、格安購入の条件であった建物の取り壊しを行っていないことが2018年12月に発覚した。その後同学園は解体する予定だった建物の一部を解体せず利用することに方針を転換した。これにより、県は新たに約5542万円を同学園が支払うように契約を変更する方針案をまとめた。[3]
2021年12月28日から翌29日の長時間にかけて、当時中学校剣道部監督だった中学校教諭Kが竹刀を用いて喉を突いたり、脇を突く体罰を行なっていたことが判明。2022年6月頃に体罰被害に遭った生徒の保護者が学校に被害届を提出。県警も入り調査をしていくなかで県警が確信を持ったとして、2022年8月25日に被疑者を逮捕した。県警の調べに対し容疑を認め、「私が未熟な事からこういうことを起こしてしまった。まずは、しっかり被害に遭った生徒に謝罪したい」と述べたという。 [4]
JR高崎線本庄駅北口3番スクールバス乗り場よりスクールバスにて10分 本庄駅より徒歩で約40分
現在、通学域の伊勢崎・玉村方面・太田方面・藤岡方面・神川方面・上里方面・児玉方面・寄居方面・妻沼・深谷方面・熊谷方面・皆野方面・秩父・影森方面・小鹿野方面・神保原駅南口・本庄駅北口より直接スクールバスを運行中。 2022年度より大幅にスクールバス停留所増設&運行地域拡大見直しを行った。
全方面スクールバス利用料金無料運行。(2022年度より小川方面への運行は廃止された。)
詳しくは学校HPを参照のこと。
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