陸上自衛隊衛生学校(りくじょうじえいたいえいせいがっこう、JGSDF Medical School)は、東京都世田谷区の三宿駐屯地に所在する陸上自衛隊の防衛大臣直轄機関のひとつである学校。
概要
衛生学校は、陸上自衛隊の教育機関の一つで、衛生科隊員として必要な知識・技能を修得させるための教育訓練を行うことを主要任務とし、その教育内容から、衛生科の隊員だけでなく他職種の隊員や海上自衛官・航空自衛官、自衛官として採用された民間の医師などに対する教育も行っている。また、国家資格である臨床検査技師、救急救命士の養成も行っている。衛生学校長は、陸将補が充てられ、三宿駐屯地司令を兼ねる。
沿革
- 1951年(昭和26年)11月19日:警察予備隊総隊学校(久里浜駐屯地)第4部(衛生)が教育開始。
衛生学校
- 1952年(昭和27年)10月15日:総隊学校第4部から衛生学校として独立。
- 1953年(昭和28年)3月10日:編成改正(総務・教育・研究の3部6課2室)
- 1954年(昭和29年)9月1日:編成改正(教育・研究の2部5課3科)
- 1955年(昭和30年)7月11日:三宿駐屯地開設により、久里浜駐屯地から移転。
- 1956年(昭和31年)
- 1月25日:編成改正(総務・教育・研究の3部6課)
- 3月24日:三宿駐屯地開庁式挙行。
- 1957年(昭和32年)5月20日:学校長補職が陸将補となる。
- 1958年(昭和33年)4月1日:看護学生課程開設。
- 1959年(昭和34年)
- 8月13日:編成改正(企画室・教育・研究の3部5課)
- 12月4日:看護学生課程が自衛隊中央病院に移管され、婦人自衛官養成所として設置。
- 1996年(平成08年)3月29日:教育支援部隊として教育支援衛生隊が新編。
- 1999年(平成11年)3月29日:教育支援衛生隊が衛生教導隊に改編。
- 2001年(平成13年)3月27日:陸上自衛隊の研究開発体制の改編に伴い、研究部を改編(人員の一部を研究本部及び同隷下部隊へ)。
組織編成
- 企画室
- 総務部
- 教育部
- 研究部
- 衛生教導隊:衛生学校入校学生に対する教育支援を担当
主要幹部
脚注
関連項目
外部リンク
- 陸上自衛隊衛生学校
- 陸上自衛隊衛生学校組織規則(昭和34年陸上自衛隊訓令第21号)
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