浜田 マキ子(はまだ マキこ、1942年〈昭和17年〉3月19日 - 2022年〈令和4年〉5月29日)は日本の実業家・政治運動家・エッセイスト。本名:濱田 麻記子、旧姓は藤井。 夫は元衆議院議員・参議院議員で弁護士の浜田卓二郎。叔父は元参議院議員・郵政大臣の植竹春彦、従兄は元衆議院議員・外務副大臣の植竹繁雄。
東京都文京区出身。父親は実業家の娘に生まれる。清明学園初等学校を経て森村学園初等科、中等科、高等科卒業。 1960年4月、日本航空に入社し、国際線スチュワーデス(現・キャビンアテンダント)となる。翌1961年2月、10か月で日本航空を退社し、東京大学に入学。1965年3月、東京大学文学部東洋史学科を卒業後、植竹の秘書となるが、同年大蔵省に勤務していた卓二郎と結婚。長男をもうける。
1973年、花嫁学校「芝アカデミー」を設立し学長に就任。以後、2008年秋まで貿易や人材育成コンサルティング関連など複数の会社を経営しながら、1990年、ハーバード大学外交センターのフェローになる。著作出版、月刊『ぺるそーな』の発行、ワイドショーのコメンテーター、講演活動を行って来た。
2008年10月10日付で、同じ大学の先輩で勉強会仲間であった日本ラッドの大塚隆一から依頼され、株式会社シアター・テレビジョンの代表取締役社長に就任。シアター・テレビジョンのメインスポンサーが株式会社DHCの吉田嘉明及びDHCグループ傘下になって以降も社長職は継続。
2017年3月末迄、同社にてテレビ放送、動画配信し、自らも制作統括(エグゼクティブプロデュース)を行っていた、『やらまいか〜真相はこうだ!〜』及び『日本らしい国づくり』を同社の元社員とでYoutubeにて別スポンサー企業を見付け配信。しかし、DHCテレビに無断で番組制作、及び「やらまいか」の続編を匂わす説明をしていたため、取締役会にて2017年10月18日付で社長職を解任された。また、DHCテレビの社長職を解任された事で、2017年10月5日付で、バイオ関連企業の林原(現・ナガセヴィータ)の元社長である林原健と共同で立ち上げた、林原LSI株式会社の取締役に就任した。
夫である卓二郎とは2022年5月16日に死別したが、その13日後の同年5月29日、急性心不全のため死去した。80歳没。訃報は生前交流のあった元衆議院議員の木内孝胤のTwitter投稿で明らかになり、その後メディアの取材にも応じている。マキ子は亡くなる前日にイベントに出席していたが「とんでもない体調不良で途中退席を余儀なくされた」ことをブログに投稿していた。
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