東海(とうかい)は、東京都大田区の町。住居表示実施済み。現行行政地名は東海一丁目から東海六丁目。人口はごくわずかである。
大田区の東部に位置する。大井ふ頭その1の南側、大田区の区域に該当する(北側は品川区八潮となる)。北部は品川区八潮に接する。南東部から東部にかけては大田区城南島になる。南部は、大田区京浜島になる。地域西部は、大田区平和島になる。1939年からの東京湾岸の埋め立てにより完成。西側の平和島との間を京浜運河が流れている。工業用地や公園、公共施設(大田市場)などからなっている。大井埠頭に関連してバンプールやシャーシープール、各企業による倉庫や物流センターなどが置かれている。
「東海」という地名は、1980年に誕生している。
区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2023年3月時点)。
2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである。
経済センサスによる事業所数の推移。
経済センサスによる従業員数の推移。
地域東部の大田区平和島と大和大橋で繋がっている。地域南部の京浜島とは京浜大橋で繋がっている。地域南東部の城南島とは城南野鳥橋と城南大橋で繋がっている。地域内には環七通りが通っている。また地域西部を湾岸道路(国道357号線)と首都高速湾岸線が縦貫している。東海ジャンクションも当地になる。流通関連が集中し大型車の往来も多いため、車線が多いなど大型車の頻繁な往来にも適した構造となっている。
当地域内に鉄道駅はない。鉄道駅からの徒歩では、一番近い駅は東京モノレール羽田空港線・流通センター駅になるが(位置としては品川区八潮にある東京貨物ターミナル駅が一番近いが、当駅には旅客列車は来ない)、場所によっては時間を要するので注意が必要である。大森駅から出ている京浜急行バスや、品川駅から出ている都営バスの利用も多い。
東海ふ頭公園は、二丁目の大井ふ頭の南西端にある公園で、公園の西部の高速道路の高架下には砂を固めて作った広場があり、この広場ではバーベキューも可能である(バーベキューは予約不要で無料)。園内には人工磯があり、釣りなども可能(釣りも無料)。
東海緑道公園は、当地域内にある大井ふ頭中央海浜公園・東京港野鳥公園・品川区八潮にあるみなとが丘ふ頭公園付近に続いている緑道公園である。緑地としては3つに分かれており(大井ふ頭中央海浜公園から東京港野鳥公園までの部分、大井ふ頭の南端部分、東海四丁目、五丁目、六丁目内の緑道部分)連続性はない。所在地は一丁目から六丁目にまたがっている。公園は主に遊歩道で樹木や草花なども見られる。また南部の大井ふ頭の南端あたりは、運河に面して釣りも可能になっている。
Owlapps.net - since 2012 - Les chouettes applications du hibou