森田 成一(もりた まさかず、1972年10月21日 - )は、日本の男性声優、俳優。東京都墨田区出身。
代表作に『BLEACH』(黒崎一護)、『TIGER & BUNNY』(バーナビー・ブルックスJr.)、『キングダム』(信)などがある。
幼稚園の時は人見知りで毎日泣いている子供で、友人は1人もいなかった。ある日、祖母が実家に来た帰りに幼稚園に寄り、幼稚園教諭から「今、おばあちゃんが来てるよ」と言われて会いに行き、その時祖母から「成一、後ろのみんなは成一のお友達かい?」と訊かれた。子供心ながらに「祖母を心配させちゃいけない」と思い、「うん、そうだよ」と言ってしまったが、「これは、おばあちゃんに言ったことを本当にしないとダメだ」と思い、その日から努力して少しずつ変えていった。その時に幼稚園教諭が、上級生に「休み時間に森田くんと遊んであげて」と話してくれて、遊ぶようになってから逆上がりができ、結果鉄棒が好きになり、段々と友人が増えていった。
また、当時は『仮面ライダー』が流行しており、帰りのバスが来るまで園庭で「仮面ライダーごっこ」をして遊んでいた。その時は仮面ライダーV3になりきり、雲梯の上に立ち変身のポーズをしていたところ、夕日がピンスポのように照らしており、それがヒーローを目指すきっかけとなった。
京華中学高等学校出身。高校時代に吹奏楽部に入ってマーチングバンドの指揮を担当したことがきっかけに、エンターテイメントの楽しさを知る。
NHKプロモーション所属で俳優として活動、映画監督・演出家の深町幸男のもとで勉強し、映画・舞台・ドラマなどに出演する。1999年発売のPlayStationソフト『ファイナルファンタジーVIII』ゼル・ディン役のモーションキャプチャが役者としてのデビュー作となる。
2001年にPS2ゲーム『ファイナルファンタジーX』(以下『FFX』)で主人公・ティーダのモーションアクターと同時に声を演じたことで、それ以後は声優としての活動を主としている。もともとティーダのモーションキャプチャ担当だったが、100人以上オーディションをしても声優が決まらなかったため、最終的に森田にもオーディションの声がかかり採用された。ティーダ役に決まった当初は「声だけだからなんとかなる」と思っていたが、実際は収録した自分の声を聞いて動きのない演技に愕然としたという。『FFX』の共演者である「石川英郎さん、中井和哉さん、神谷浩史さんにお会いしてなかったら、声の仕事を目指すことはなかったと思います」と述べている。声の演技の面白さと仕事に対する姿勢に尊敬を抱き、「この方たちのいる業界で仕事をしたい」「同じ事務所に入りたい」と思うようになる。2003年9月1日にフリーを経て、声優として初めての所属事務所である青二プロダクションに移籍した。
2004年10月にはテレビアニメ『BLEACH』で主人公・黒崎一護を演じた。2005年には『聖闘士星矢 冥王ハーデス冥界編』において古谷徹に代わり主人公・ペガサス星矢の声を担当することになった。オーディションで決まった際、森田は涙を流して喜んだという。また、『リングにかけろ1』の主人公・高嶺竜児の声も演じるなど、車田正美原作の作品に主人公役として2度抜擢された。
2007年には第1回声優アワードで新人賞 (男優部門)を受賞した。
2008年に伊藤健太郎主催の劇団K-Showの公演に客演し、舞台復帰した。2009年10月には初主演・初座長公演を果たした。
2012年にはRING BONESより歌手デビュー。
2013年にアナフィラキシーショックにより生死の境をさまよい、一時は危険な状態にあったことを自身のツイッターで告白した。アナフィラキシーショックと心筋梗塞と副作用で「3回死にそう」だったという。非常に危険な状態であったが、医師の尽力により回復した。
2020年12月31日、自身のツイッターにて17年間所属していた青二プロダクションを退社する旨を発表。2021年1月1日からフリーとして活動する。
資格・免許は普通自動車免許、大型自動二輪車免許。
趣味は釣り、バイク、カメラ、読書。愛車は長年乗っているヤマハXV1600ロードスター。カメラはFUJIFILMX30。特技は剣道、空手、書道、殺陣。剣道と書道は二段。
方言は江戸弁。
太字はメインキャラクター。
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