葵タワー(あおいタワー)は、静岡市葵区紺屋町にある超高層ビル、複合型商業施設。
紺屋町再開発事業によって建設された再開発ビル。JR静岡駅北口の斜め向かいに位置する。静岡市内で最も高いビル。設計は株式会社アール・アイ・エー。施工は竹中木内鈴与共同企業体。
複合棟は地上25階地下2階建て(125m)で、2010年4月にオープンした。オフィスや書店、飲食店などが入居。同年5月に静岡市美術館(英語表記:Shizuoka City Museum of Art)がオープンした。隣棟に地上10階地下1階建ての駐車場「稲森パーキング本社」が複合棟に先行して2008年9月に完成。複合棟と連結しているため駐車場として利用できる。
基幹テナントとして戸田書店静岡本店が地下1階から地下2階の一部に入居していたが、書店業界の不振やコロナ・ショックにより、2020年7月26日に閉店した。後継テナントとして2021年6月から日本リージャスホールディングス(東京)が「リージャス静岡葵タワービジネスセンター」を開設することになった。
持ち分の一部を2021年6月に東海道リート投資法人が取得している。
これ以前の経緯は静岡駅前紺屋町地区再開発組合ホームページを参照。
葵タワーの3階にある。財団法人静岡市文化振興財団が管理。展示室の広さは3室計約1,100m2、天井高4.1 - 4.5mと、国宝や重要文化財等、国指定文化財の展示も可能な構造である。デザインや工芸作品等、幅広いジャンルの展示を行っている。収蔵品を持たない美術館であり、特定のジャンルに縛られない幅広い企画展・イベントの開催が本美術館の大きな特徴となっている。
ロゴマークには「5年後、こうなってほしい美術館」というメッセージが込められており、世界的にも有名な、静岡を象徴する富士山をモチーフに据え、二つの円を重ねて「人をつなぐ美術館」「地域を世界に発信する美術館」という意味を込めた。富士山をモチーフに、二つの円を重ねることで、「美術館を中心とした人の輪の広がり」、「地域と世界を結ぶイメージ」を表す。作成者は柿木原政広。 なお、このロゴは世界三大広告賞のひとつであるOne Showの銀賞を受賞している。
基本方針として以下の4つが定められている。
3室計約1,100m2、天井高4.1 - 4.5m
展示室とほぼ同じ広さがあり、コンサートやトークイベント、上映会など多彩な企画が開催されている。
ミュージアムショップでは、常時200点ほどの商品を扱っている。美術関連の本、デザイン性の高い文具や和小物、玩具などのさまざまなグッズや、県内メーカーが手掛けた木製品や和布のブックカバー、富士山型のコースターなどを集めたコーナーもあり、大学生等の注目を集めている。
午前10時から午後7時まで。休館日は月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)、年末年始。
葵タワーと稲森パーキング本社が隣接
Owlapps.net - since 2012 - Les chouettes applications du hibou