中国電力陸上競技部(ちゅうごくでんりょく りくじょうきょうぎぶ)は、広島県を拠点に活動する、中国電力の実業団陸上競技部。
1989年、駅伝愛好者3名と原晋ら新入社員4名により創部。当初は会社も期待しておらず、翌1990年の中国駅伝では高校生チームにさえ追い抜かれるほどだった。
その後、坂口泰監督の元で着実にチームとしての実力を付けていった。特に駅伝では全日本実業団対抗駅伝大会(ニューイヤー駅伝)では2004年(第48回大会)・2007年(第51回大会)での優勝をはじめ、2001年から2008年まで8年連続で上位3位に入るなどコニカミノルタらと優勝を争い、日本でもトップクラスの実力を誇った。なお、以前は旭化成等と共に外国人選手を擁せずに日本人選手のみが所属していることで知られていたが、2016年、同じ広島県の世羅高校出身のポール・カマイシが加入し、チーム初となる外国人選手となった。その後2017年から油谷繁が、2018年から田幸寛史が監督を務めた後、2021年途中から坂口が監督に復帰した。
かつては尾方剛、油谷繁、佐藤敦之をオリンピックマラソン代表に送り込むなど世界で活躍した長距離ランナーを擁した。
現在、ラグビー部・女子卓球部と共に中国電力のシンボルスポーツとして活動。 近年、ランナーズスクール開校など地元スポーツ界にも貢献している。2005年には広島に本拠地を置くスポーツチームの連携組織トップス広島にも参加している。
走者 は区間賞。
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