物理系学術誌刊行センター(ぶつりけいがくじゅつしかんこうせんたー、英語: Publication Center for Pure and Applied Physics, PCPAP)とは、日本物理学会及び応用物理学会の内部組織として運営されている、学術雑誌(ジャーナル)を発行する団体のこと。2000年4月1日の設立から2008年3月31日までの名称は物理系学術誌刊行協会(英語: The Institute of Pure and Applied Physics, IPAP)であった。
2010年現在、物理系学術誌刊行センターは日本物理学会のJournal of the Physical Society of Japan、応用物理学会のApplied Physics Express、Japanese Journal of Applied Physics、Optical Reviewの4誌を発行している。
物理系の学術論文誌を発行するに当たり、日本物理学会及び応用物理学会では、論文誌(ジャーナル)の電子化に伴う相互協力や集約化を進めることでの発行の効率化などを目的にして、物理系学術誌電子化出版協議会を設置した。その中で、国内発行の物理系英文論文誌は部数が少ないため、発行と頒布を集約化して効率的にすることを目的に設立することになったものである。連合出版化によって体制が強化されるメリットがある。
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