Aller au contenu principal

井泉


井泉


井泉(いせん)は、東京都文京区湯島に本店を置くとんかつ専門店である。

1930年(昭和5年)、とんかつ専門店の多い東京上野に「セイセン」の名で店を構えたのが始まりで、各地に暖簾分けによる店舗を有する。「かつサンド」発祥の店としても知られ、1963年(昭和38年)の映画 『喜劇 とんかつ一代』(東宝)のモデルともなった。

かつサンド

初代・石坂一雄が1930年(昭和5年)、箸で切れるやわらかいトンカツを完成させたのが始まり。1935年(昭和10年)に初代・石坂登喜(女将)が、当時の下谷花柳界の芸者衆の口が汚れないようにと、パンにはさんで小さなかつサンドを作ったのが始まりとする、かつサンド発祥の店としても知られる。

暖簾分け

直営店は湯島の本店、上野松坂屋地下、日本橋高島屋地下の3店のみである。 井泉から暖簾分けした店は「お箸できれるやわらかいとんかつ」のキャッチフレーズと「豚さんマーク」を使用して「○○(地名)井泉」の屋号で営業していることが多い。

あさひ川井泉

1972年(昭和47年)7月に湯島本店より暖簾分けし、北海道旭川市にて開業。旭川市・札幌市にて「井泉」を展開するほか、旭川市内に新業態「かつ伴」を展開。

「まい泉」との関係

1978年(昭和53年)から東京都渋谷区神宮前に店舗を構えるとんかつ店『まい泉』(まいせん)も井泉から独立した店であるが、正式な暖簾分けではない。事後承諾の名称使用許可の下で「青山井泉」という屋号を使用していたが、1983年(昭和58年)の本店改築を期に商号を変更した。この『まい泉』を運営する井筒まい泉株式会社は、2008年(平成20年)3月サントリーの傘下に入った。

ギャラリー

脚注

外部リンク

  • 井泉本店
  • 北海道井泉(あさひ川井泉)


Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 井泉 by Wikipedia (Historical)


Langue des articles



Quelques articles à proximité