ラスパ西大和(ラスパにしやまと)は、奈良県北葛城郡上牧町に所在し、ユニー株式会社が設置するショッピングセンターである。
2013年(平成25年)9月、ユニーと村本建設の関連会社「ツーワン」が計画した、「上牧三軒屋地区開発プロジェクト」の商業エリアに出店したショッピングセンターであり、上牧町内最大級の商業施設。町の中央部に位置する丘陵地帯を開拓している。
同年12月には住宅ゾーン(一戸建169戸)の整備も完了し、商業と住宅が一体化した新たな街が誕生した。当初はラスパを称さず「アピタ西大和店」としてオープンし、『暮らしに。この街に。新しい毎日を』をストアコンセプトとしていた。日本最西端のアピタ・ピアゴであったが、ピアゴ上地店の閉店以降は最南端のアピタ・ピアゴともなっていた。
先立つ、2012年(平成24年)3月30日に「(仮称)アピタ上牧店」として、奈良県に大規模小売店舗立地法の届出がなされている。ショッピングセンター誘致にあたっては、同年12月から上牧町が発注者となり、「町道米山新町線」の道路改良工事・延長が行われ、翌年2月から本格的に建設が着工された。
同ショッピングセンターは、鉄骨造2階建ての本棟とケーズデンキ棟で構成されており、ケーズデンキ棟はピロティ構造で2階が店舗となっている。
本棟2階には上牧町役場の出張所である「ささゆりルーム」が配置されたほか、ユニーが運営受託したスウェーデンの低価格雑貨店「ラガハウス」の日本第1号店が開業時のアピタ1階に配置されたが、現在は閉店している。
開業と共にオープンしたユニー直営のホームセンターで、1階東側にあった副核店舗「ユーホーム西大和店」が2016年(平成28年)7月17日に閉店している。跡地はアピタ西大和店のテナント増床部分として「ニトリ」が誘致され、同年9月30日に改装開店している。
核店舗だったアピタ西大和店は、ドン・キホーテとユニーのダブルネーム店舗への転換のため、2019年(令和元年)9月1日をもって閉店した。また、改装工事期間中も、一部専門店は引き続き営業していた。同年11月26日にUDリテールが運営する「MEGAドン・キホーテUNY西大和店」を核店舗に再開業し、モール型商業施設全体の名称を「ラスパ西大和」とした。
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