阿波海南文化村(あわかいなんぶんかむら)は、徳島県海部郡海陽町にある海部刀、大里古墳の復元などが展示されている複合文化施設。とくしま88景選定。
阿波海南文化村は多目的ホールや会議室を備えた文化館で、阿波国を代表する海部刀や四国一の出土数を誇る70,088枚の大里出土銭、横穴式石室を備えた大里古墳の復元などが展示されている。他にも三館があり、藍染や木工体験ができる。
収容人数420席のホールには桟敷席、母子席を備えている。和室には炉を備えて有り、茶室として利用できる。
2021年12月25日から阿佐海岸鉄道DMVの阿波海南文化村バス停留所が設けられ、DMVの起終点となった。それに先がけ、2019年10月5日にDMV3両全車落成イベントが当施設の駐車場で行われた。
阿波海南文化村内に設立された町立の歴史・民俗学系博物館。同館収蔵品中、特に中世海部川流域の刀工が作り出した、この地域特有の海部刀を中心とした刀剣コレクションは、全国屈指の質と量を誇る。
他に、中世の埋納銭としては四国一の出土枚数を記録する「大里古銭」など、町内で発掘収集された考古・民俗資料を豊富に収蔵している。小規模ながら、独創的な地方博物館の1つである。
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