姫路市文化コンベンションセンター(ひめじしぶんかコンベンションセンター)は、兵庫県姫路市神屋町に整備された複合施設である。愛称はアクリエひめじ。姫路市文化コンベンションセンター運営共同事業体が指定管理者となっている。
「姫路市都心部まちづくり構想」及び「キャスティ21整備プログラム」における「キャスティ21イベントゾーン」内「文化・コンベンションエリア」の主要施設である。
概要
約4.6ヘクタール(公園等区域約1.0ヘクタール含む)地下1階、地上5階、棟屋1階(鉄骨造)最大高約35 m。設計は株式会社日建設計による。
2,010席の大ホール、693席の中ホール、164席の小ホール、約4,000 m2の展示場と10室の大・中・小会議室を備える複合施設である。
最寄り駅であるJR姫路駅と屋根付きの連絡通路で接続し、徒歩約10分でアクセス可能。また、隣接する兵庫県立はりま姫路総合医療センターとも2階の連絡通路で繋がっている。
JR貨物の姫路駅の機能が郊外に新設された姫路貨物駅に移転し、更にJR神戸線(山陽本線)が高架化で南側に移転して生じた跡地に建設されている。
沿革
- 1987年(昭和62年)3月 : 都市計画決定(都市高速鉄道、区画整理、都市計画道路)
- 1988年(昭和63年)3月 : 「姫路駅周辺総合整備計画(キャスティ21)」策定(大臣認可)
- 2004年(平成16年)10月 : 都心部まちづくり構想検討懇話会「都心部まちづくり構想」、「キャスティ21整備プログラム」策定(2006年〈平成18年〉3月まで)
- 2011年(平成23年)
- 3月 : イベントゾーン整備イメージ(たたき案)公表
- 11月 : イベントゾーン基本計画検討懇話会「文化・コンベンションエリア基本計画」策定(2015年〈平成27年〉3月まで)
- 2016年(平成28年)3月 : 文化コンベンションセンター等基本設計
- 2018年(平成30年)
- 3月 : 文化コンベンションセンター等実施設計
- 10月 : 姫路市文化コンベンションセンター条例公布、整備工事着手
- 2019年(平成31年・令和元年)
- 2020年(令和2年)
- 2021年(令和3年)
- 2月 : 竣工
- 7月 : 完成記念式典
- 9月 : 開館
アクセス
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線[播但線・姫新線]、山陽新幹線 : 姫路駅
- 山陽電気鉄道本線 : 山陽姫路駅
- 神姫バス
「アクリエひめじ前」停留所
- 92系統
- 93系統
- 姫路駅(南口)行 / 東山南口(東山循環)・山電八家駅(的形循環)・東山白浜循環行
「アクリエひめじ北口」停留所
- 25系統
- 26系統
- 92系統
- 93系統
- 姫路駅(南口)行 / 東山南口(東山循環)・山電八家駅(的形循環)・東山白浜循環行
脚注
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- 姫路市文化コンベンションセンターについて - 姫路市
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