猿江神社(さるえじんじゃ)は、東京都江東区猿江にある神社。
康平年間(1058年~1065年)に創建された。源義家が前九年の役で出征の途中、当地の入江で家臣の「猿藤太」が亡くなり、現地に祠を建てて葬った。これが当社の起源である。地名の猿江は、猿藤太が亡くなった入江に由来する。
当社の別当寺は、妙寿寺(現在は東京都世田谷区の烏山寺町に移転)であった。
1923年(大正12年)の関東大震災で社殿が焼失したが、1931年(昭和6年)に鉄筋コンクリート造で再建された。その甲斐あって、1945年(昭和20年)の東京大空襲では、焼失を免れることができた。
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