茶ノ木神社(ちゃのきじんじゃ)は、東京都中央区の神社。
江戸時代に創建された。元々は当地にあった下総国佐倉藩の中屋敷の屋敷神として祀られていたのが当社の起源である。社の周りに茶の木が植えられていたことから、「お茶ノ木様」と呼ばれるようになった。
佐倉藩中屋敷やその周辺は、長らく火災の難を逃れていたことから、いつしか「火伏せの神」としての尊崇を集めるようになった。通常、町人が大名屋敷に立ち入ることは禁止されていたが、佐倉藩は特例として年1回初午の日に参拝を許可した。
1985年(昭和60年)、布袋尊を合祀して、日本橋七福神の一員となっている。
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