妙定院(みょうじょういん)は東京都港区芝公園四丁目にある浄土宗の寺院である。山号は三縁山。寺号は増上寺。本尊は阿弥陀如来で本堂に安置されている。
宝暦11年(1761年)、江戸幕府第9代将軍徳川家重が死去し、増上寺46世住持であった妙誉定月(みょうよじょうげつ)が葬儀の導師を勤めた。定月は宝暦13年(1763年)に志願し、増上寺山内の山下谷に戒壇造りの堂を建て妙定院とした。家重(惇信院)の中陰の尊牌や歴代将軍の位牌を安置し、増上寺別院として取り立てられ、六時勤行の道場となった。明和8年(1770年)には、永代供養料などが江戸城大奥から寄せられた。円光大師(法然)の像は、東国における拝所第一番として、美作誕生寺の写しであった。
また、江戸南方四十八所地蔵尊参りのうち「二十七番 将軍地蔵尊」に列せられている。
創建時より増上寺山内であった現在地に所在している。
などの墓がある。
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