小野照崎神社(おのてるさきじんじゃ)は、東京都台東区下谷二丁目にある神社。
小野篁を主祭神とし、相殿に菅原道真を祀る。852年(仁寿2年)この地の住民が上野照崎の地に小野篁を奉斎したのが起源と伝わる。寛永年間(1624年-1643年)、寛永寺の建立のため幕府より移転を命じられ、現社地に遷座した。江戸末期、回向院より菅原道真自刻と伝わる像を迎えて相殿に祀り、「江戸二十五天神」の一つに数えられた。樋口一葉の「たけくらべ」に「小野照さま」の名で出ている。
例大祭は毎年5月19日に一番近い土日に行われる。通常3年に一度本社神輿(神社のお神輿)が渡御される。間の年は「陰」と呼ばれ氏子15ヶ町の町会神輿が神社まで連合渡御される。ただし、皇族の即位やご誕生などの際は「陰」年でも本社神輿が渡御される場合がある。
なお、現在は5ブロック、17ヶ町で構成される
住居表示で示すと以下の通り。
「学問・芸能」の神様として有名で、下町八社福参りなどのコースに入っている。
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