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リッチ・フランクリン


リッチ・フランクリン


リッチ・フランクリンRich Franklin、1974年10月5日 - )は、アメリカ合衆国の男性総合格闘家。オハイオ州シンシナティ出身。Evolve MMA所属。元UFC世界ミドル級王者。UFC殿堂入り。

アンデウソン・シウバがUFCに参戦する2006年下半期以前まではMMAミドル級における最強選手と目されていた。2019年7月には現役時代の功績が評価され「UFC殿堂」入りを果たした。現在はシンガポールに拠点を置く総合格闘技団体ONE Championshipの副社長を務めている。

来歴

格闘技のキャリアは沖縄空手の道場で空手を学んだことから開始、関節技をビデオで習得し、その後、ブラジリアン柔術、ムエタイ、ボクシング、学生時代にフリースタイルレスリングを経験した。シンシナティ大学で教育学の修士号と数学の学士号を取得。専業の総合格闘家となるまでは、シンシナティにあるオークヒルズ高校で数学教師をしていた。

1999年6月19日に総合格闘技デビュー。

2002年にビジネスパートナーと共同でスポーツアパレルブランド「アメリカンファイター」を創業すると成功を収める。(2012年にアフリクションクロージングに売却)

UFC

2003年4月25日、UFC初参戦となったUFC 42でエヴァン・タナーと対戦し、スタンドパンチ連打で1RTKO勝ちを収めた。

2003年12月31日、INOKI BOM-BA-YE 2003でリョート・マチダと対戦し、スタンドパンチ連打で2RKO負け。キャリア14戦目で初黒星を喫した。

2005年4月9日、The Ultimate Fighter 1 Finaleでケン・シャムロックと対戦し、パウンドで1RTKO勝ち。

UFC世界王座獲得

2005年6月4日、ミドル級転向初戦となったUFC 53のUFC世界ミドル級タイトルマッチで王者エヴァン・タナーに挑戦し、ドクターストップで4RTKO勝ち。王座獲得に成功した。

2005年8月から11月にかけて放送されたリアリティ番組「The Ultimate Fighter 2」ではマット・ヒューズと共にコーチを務めた。

2005年11月19日、UFC 56のUFC世界ミドル級タイトルマッチでネイサン・クォーリーと対戦し、1Rに左ストレートで失神KO勝ち。王座の初防衛に成功した。

2006年3月4日、UFC 58のUFC世界ミドル級タイトルマッチでデビッド・ロワゾーと対戦。2R序盤に左手を骨折するものの、優勢に試合を進めたままフルラウンドを戦い抜き3-0の5R判定勝ち。2度目の王座防衛に成功した。試合後、骨折した左手に金属板とボルトを埋め込む大手術を強いられ、6ヶ月間の出場停止となった。

世界王座陥落

2006年10月14日、UFC 64のUFC世界ミドル級タイトルマッチでアンデウソン・シウバと対戦し、膝蹴りの連打で1RKO負け。王座から陥落した。試合後に鼻を骨折していたことが分かり、手術を受けた。

2007年6月16日、UFC 72のUFC世界ミドル級王座挑戦者決定戦で岡見勇信と対戦し、2-1の判定勝ち。アンデウソン・シウバが持つ王座への挑戦権を獲得した。

2007年10月20日、UFC 77のUFC世界ミドル級タイトルマッチで王者アンデウソン・シウバと再戦。2R序盤にパンチの連打からの膝蹴りで2RTKO負け。王座獲得に失敗した。

2008年9月6日、ライトヘビー級転向初戦となったUFC 88でマット・ハミルと対戦し、左ミドルキックを効かせて3RTKO勝ち。

2009年1月17日、UFC 93でダン・ヘンダーソンと対戦し、接戦を繰り広げたものの1-2の判定負け。。

2009年6月13日、UFC 99で契約体重195ポンド(約88kg)でヴァンダレイ・シウバと対戦し、3-0の判定勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2009年9月19日、UFC 103で契約体重195ポンドでビクトー・ベウフォートと対戦し、かすめた左フックでダウンしたところをパウンドで追撃され1RTKO負けを喫した。

2010年6月12日、ライトヘビー級復帰戦となったUFC 115でチャック・リデルと対戦。劣勢の中、カウンターの右フックで逆転の1RKO勝ちを収め、ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2011年2月5日、UFC 126でフォレスト・グリフィンと対戦し、0-3の判定負け。。

2012年6月23日、UFC 147でヴァンダレイ・シウバと対戦し、2Rに右ストレートでダウンを喫するものの、試合全体を優位に進めて3-0の判定勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2012年11月10日、ミドル級再転向となったUFC on Fuel TV 6でカン・リーと対戦し、右フックで1RKO負け。

2014年5月28日、総合格闘技団体「ONE FC」の副社長に就任。

2015年9月28日、総合格闘技引退を正式に発表。

2019年4月13日、UFC 236でUFC殿堂入りが発表された。

人物・エピソード

  • 地元シンシナティでは2月21日を「リッチ・フランクリンの日」に制定している。
  • 実弟のグレッグ・フランクリンは総合格闘技のレフェリーを務めている。

戦績

プロ総合格闘技

アマチュア総合格闘技

獲得タイトル

  • IFC全米ライトヘビー級王座(2001年)
  • 第4代UFC世界ミドル級王座(2005年)

表彰

  • UFC ファイト・オブ・ザ・ナイト(2回)
  • UFC ノックアウト・オブ・ザ・ナイト(1回)
  • ブラジリアン柔術黒帯
Collection James Bond 007

出演

  • Cyborg Soldier (2008)
  • American Fighter (2009)
  • The Hammer (2010)
  • Once I Was a Champion (2011)
  • 闘魂先生 Mr.ネバーギブアップ(2012)
  • Mantervention(2014)

脚注

関連項目

  • 男子総合格闘家一覧
  • UFC王者一覧
  • UFC選手一覧

外部リンク

  • UFC 選手データ
  • MMAjunkie 選手データ
  • リッチ・フランクリンの戦績 - SHERDOG(英語)

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: リッチ・フランクリン by Wikipedia (Historical)