Aller au contenu principal

ビッグレッドファーム


ビッグレッドファーム


ビッグレッドファームは、北海道新冠郡新冠町明和にある競走馬(サラブレッド)の生産牧場である。代表者は岡田美佐子(岡田繁幸の妻)、場長(明和)は島崎圭三。

馬主としては有限会社ビッグレッドファーム名義で登録されている。勝負服の柄は赤、緑格子、赤袖で、冠名は「コスモ」である(カームやヴリルなど一部冠名がない馬も存在する)。

歴史

  • 1974年 - 静内郡静内町浦和(現日高郡新ひだか町)に牧場を開設する。
  • 1989年 - ビッグレッドファーム真歌トレーニングパークを創業。
  • 1998年 - 有限会社明和牧場の大部分を買収し、ビッグレッドファーム明和を開業。
  • 2002年 - ビッグレッドファーム明和ヒルズを創業。
  • 2003年 - 浦和から明和に生産拠点が移り明和で生産を開始する。
  • 2006年 - 4月19日付けで有限会社ビッグレッドファームとして日本中央競馬会 (JRA) に馬主登録された。これまで岡田美佐子名義だった当時の所有68頭の所有権もビッグレッドファームに移動した。
  • 2007年 - 12月に本州初となる関連施設のビッグレッドファーム鉾田トレーニングセンターが開場する。

本場以外の施設

  • ビッグレッドファーム真歌トレーニングパーク(日高郡新ひだか町)
  • ビッグレッドファーム浦和(日高郡新ひだか町)
  • ビッグレッドファーム鉾田トレーニングセンター(茨城県鉾田市)

関連施設

  • コスモヴューファーム

主な生産馬

太字はGI級競走を示す

静内町産

  • カツルーキーオー(1979年北海道3歳ステークス)
  • モガミナイン(1988年スプリングステークス)
  • マイネルリマーク(1993年共同通信杯4歳ステークス)
  • マイネルビンテージ(2000年京成杯)
  • マイネルブライアン(2000年グランシャリオカップ、シリウスステークス、2003年群馬記念)
  • マイネルブラウ(2003年小倉大賞典)
  • マイネヌーヴェル(2003年フラワーカップ)
  • マイネルアムンゼン(2003年エプソムカップ、2004年新潟大賞典、エプソムカップ)
  • マイネルデュプレ(2004年共同通信杯)

新冠町産

  • イクスキューズ(2007年クイーンカップ)
  • マイネルチャールズ(2008年京成杯、弥生賞)
  • マイネカンナ(2008年福島牝馬ステークス)
  • マイネルアワグラス(2008年シリウスステークス)
  • マイネルキッツ(2009年天皇賞(春)、2010年日経賞、2011年ステイヤーズステークス)
  • マイネルネオス(2011年中山グランドジャンプ
  • コスモオオゾラ(2012年弥生賞)
  • ドリームバレンチノ(2012年函館スプリントステークス、2013年シルクロードステークス、兵庫ゴールドトロフィー、2014年JBCスプリント
  • ウインマーレライ(2014年ラジオNIKKEI賞)
  • ディアドムス(2014年全日本2歳優駿、北海道2歳優駿)
  • ウインフルブルーム(2015年京都金杯)
  • ウインプリメーラ(2016年京都金杯)
  • マイネルミラノ(2016年函館記念)
  • マイネルグリット(2019年小倉2歳ステークス)
  • リンゴアメ(2020年函館2歳ステークス)
  • ユーバーレーベン(2021年優駿牝馬
  • マイネルファンロン(2021年新潟記念)
  • ゴールデンハインド(2023年フローラステークス)
  • マイネルグロン(2023年中山大障害、東京ハイジャンプ、2024年阪神スプリングジャンプ)
  • コラソンビート(2023年京王杯2歳ステークス)
  • コスモキュランダ(2024年弥生賞ディープインパクト記念)

主な所有馬

岡田美佐子名義の所有馬は、岡田繁幸のページを参照。*印は名義変更以前からの所有馬で成績は名義変更後の成績を表示。

  • コスモフォーチュン*(北九州記念)
  • コスモバルク*(シンガポール航空国際カップ)
  • コスモプラチナ(マーメイドステークス)
  • コスモネモシン(フェアリーステークス、新潟記念)
  • コスモセンサー(アーリントンカップ)
  • コスモヘレノス(ステイヤーズステークス)
  • コスモメドウ(ダイヤモンドステークス)
  • コスモファントム(中山金杯、中日新聞杯)
  • コスモオオゾラ(弥生賞)
  • コスモワイルド(オパールカップ)
  • リンゴアメ(函館2歳ステークス)
  • コスモキュランダ(弥生賞ディープインパクト記念)

主な繋養馬

種牡馬

2024年度

  • ロージズインメイ(2006年 - )
  • ゴールドシップ(2016年 - )
  • ジョーカプチーノ(2016年 - )
  • ダノンバラード(2019年 - )
  • ウインブライト(2021年 - )
  • ベンバトル(2022年 - )
  • ダノンザキッド(2024年 - )

過去に繋養されていた種牡馬

  • グランパズドリーム(1986年 - 1994年11月死亡)
  • ダイナレター(1991年 - 2003年12月用途変更)
  • ムービースター(1994年 - 2006年、岩手県の湯澤ファームへ)
  • シルヴァーエンディング(1996年 - 2004年8月1日用途変更)
  • バトルライン(2000年 - 2008年頃、湯澤ファームへ)
  • マイネルラヴ(2000年 - 2012年6月9日死亡)
  • メジロブライト(2003年 - 2004年5月16日死亡)
  • アグネスデジタル(2004年 - 2020年、十勝軽種牡馬農業協同組合種馬所へ)
  • ステイゴールド(2004年 - 2005年、2008年 - 2009年、2012年- 2013年、ブリーダーズ・スタリオン・ステーションと2年ごとに移動)
  • ムタファーウエク(2005年 - 2010年頃)
  • タイムパラドックス(2006年 - 2019年、うらかわ優駿ビレッジAERUへ)
  • ゼンノエルシド(2006年 - 2007年、青森県の山内牧場へ)
  • スパイキュール(2006年 - 2013年、韓国へ輸出)
  • マイネルセレクト(2006年 - 2011年、韓国へ輸出)
  • ロサード(2007年 - 2017年、ホーストラスト北海道へ)
  • イーグルカフェ(2008年 - 2011年、マイネルセレクトと共に韓国へ輸出)
  • メジロベイリー(2009年 - 2012年、青森県の東北牧場へ)
  • コンデュイット(2010年 - 2015年、アイルランドへ輸出)
  • ハイアーゲーム(2012年 - 2015年、橋本牧場へ)
  • アイルハヴアナザー(2013年 - 2018年、アメリカ合衆国へ帰国)
  • スウィフトカレント(2013年 - 2015年、青森県の太田ファームへ)
  • グラスワンダー(2017年 - 2020年、明和牧場へ)
  • ダノンシャンティ(2017年 - 2020年、ホーストラスト北海道へ)

繁殖牝馬

  • マイネカンナ(2009年 - )
  • マイネテレジア(2009年 - )
    • ユーバーレーベン、マイネルファンロンの母。
  • ケイティラブ(2010年 - )
  • マイネレーツェル(2010年 - )

過去に繋養されていた繁殖牝馬

  • ノーザンドライバー(2008年7月31日転売不明)
  • スプライトパッサー(2006年8月26日転売不明)
  • ヌエボトウショウ(2005年12月5日転売不明)
  • マイネプリテンダー(1998年 - 2005年5月28日死亡)
    • マイネルネオス、マイネルチャールズ、マイネルアワグラス、マイネヌーヴェルの母。
  • パールバーリー(2010年10月28日転売不明)
    • マイネルミラノの母。
  • サクセスストレイン(2013年コスモヴューファームに移動)
  • ヴィーヴァヴォドカ(2017年5月23日転売不明)
  • マイネヌーヴェル(2020年1月25日死亡)
  • マイネソーサリス(2021年6月14日死亡)
  • マイネサマンサ(2020年9月5日転売不明)
  • マイネイサベル(2022年3月3日死亡)

なお、転売不明となっている元繁殖牝馬はパールバーリーを除き重賞レースを制しているにもかかわらず、功労馬繋養展示事業の対象馬にならなかった。その後の消息はいずれも不明。

功労馬など

  • コスモバルク(2010年 - 現在)
  • マイネルミラノ(2019年 - 現在)

過去に繋養されていた功労馬

  • イブンベイ(1991年 - 2004年、2007年 - 2012年)
  • タカラカンナ(2000年 - 2017年 )
    • マイネルキッツ、マイネカンナらの母。2017年3月16日に老衰のため死亡。
  • マイネルマックス(2002年 - 2008年)
  • マイネルジャパン(2004年 - 不明)
    • 函館3歳ステークス優勝馬。少なくとも2006年まではビッグレッドファームで功労馬として繋養されていた。没年月日は不詳だが、生まれ故郷の中脇満牧場に墓碑がある。
  • アドマイヤマックス(2006年 - 2007年、2010年 - 2023年)

脚注

注釈

出典

関連項目

  • サラブレッドクラブ・ラフィアン
  • ウイン

外部リンク

  • ビッグレッドファーム
  • ビッグレッドファーム - JBIS
  • 2008年ビッグレッドファーム種牡馬展示会の様子
  • 2007年ビッグレッドファーム種牡馬展示会の様子

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: ビッグレッドファーム by Wikipedia (Historical)