1920年のワールドシリーズ(1920ねんのワールドシリーズ)は、1920年10月5日から10月12日まで行われたメジャーリーグのワールドシリーズである。
概要
第17回ワールドシリーズ。アメリカンリーグは初出場のクリーブランド・インディアンスとナショナルリーグは5年ぶり出場のブルックリン・ロビンスとのどちらが勝っても初優勝となる対戦となった。結果は5勝2敗でクリーブランド・インディ
アンスが初優勝。
主な出来事
- この年のアメリカンリーグ奪三振王であったスタン・コベレスキが3戦に登板しいずれも完投勝利、ブルックリンに合計で2点しか与えない快投を見せ、インディアンスをシリーズ制覇に導いた。
- 第5戦の5回に、インディアンスの二塁手ビル・ワムズガンスが、ワールドシリーズでは唯一の例となる「無補殺三重殺」を完成させている。
- 第1回ワールドシリーズの頃からあるがワールドシリーズで優勝していないチーム同士の対戦はこれが史上最後である。この次にどちらが勝っても初優勝となる対戦は60年後のワールドシリーズまでない。
試合結果
表中のRは得点、Hは安打、Eは失策を示す。日付は現地時間。
第1戦 10月5日
- ニューヨーク州ブルックリン - エベッツ・フィールド
第2戦 10月6日
- ニューヨーク州ブルックリン - エベッツ・フィールド
第3戦 10月7日
- ニューヨーク州ブルックリン - エベッツ・フィールド
第4戦 10月9日
第5戦 10月10日
第6戦 10月11日
第7戦 10月12日
外部リンク
- baseball-reference.com 1920 World Series
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