セグンダ・ディビシオン

セグンダ・ディビシオン（Segunda División）、またはラリーガ HYPERMOTION（ハイパーモーション）（LALIGA HYPERMOTION）は、スペインプロリーグ機構が運営・管理するスペインにおけるプロサッカーの2部リーグである。

正式名称は、カンピオナート・ナチオナル・デ・リーガ・デ・セグンダ・ディビシオン（西: Campeonato Nacional de Liga de Segunda División）。2023年からエレクトロニック・アーツ（EA Sports）が冠スポンサーとなり、ラリーガ HYPERMOTIONの名称を用いている。

概要

22チームが出場し、ホーム・アンド・アウェー方式2回総当りで42節を戦う。かつては上位3チームは自動的にプリメーラ・ディビシオンに昇格していたが、2010-11シーズンから上位2チームは自動昇格、3～6位の4チームがホーム・アンド・アウェーのトーナメント方式でプレーオフを行い、最後の1枠を争うようになった。また、下位4チームは3部リーグにあたるプリメーラ・フェデラシオンに降格する。

スペインリーグではリザーブチームのリーグ参加を認めているため、2012-13シーズンにはFCバルセロナのリザーブチームであるFCバルセロナBと、レアル・マドリードのリザーブチームであるレアル・マドリード・カスティージャがセグンダ・ディビシオンに所属している。ただし、これらのチームは規定により、トップチームと同一カテゴリーに所属できない。2010-11シーズンのFCバルセロナBは昇格プレーオフ出場圏内の3位でシーズンを終えたが、プリメーラ・ディビシオンにFCバルセロナが所属しているため、FCバルセロナBは昇格プレーオフに参加できず、4～7位の4クラブで昇格プレーオフが争われた。2011-12シーズンのビジャレアルCF Bは残留圏内の12位でシーズンを終えたが、プリメーラ・ディビシオンのビジャレアルCFが18位で降格となったため、ビジャレアルCF Bは自動的にセグンダ・ディビシオンB降格となった。

名称

• ラ・リーガ・ウン・ドス・トレス（LaLiga 1|2|3） - 2016-17シーズンから2018-19シーズン。「1|2|3」はサンタンデール銀行の企業スローガン。
• ラ・リーガ・スマートバンク（LaLiga SmartBank） - 2019-20シーズンから2022-23シーズン。「スマートバンク」はサンタンデール銀行のネットバンキングサービスの名称。
• ラリーガ・ハイパーモーション（LALIGA HYPERMOTION）- 2023-24シーズンから現在。「HYPERMOTION」は EA Sports が提供するゲーム「FIFAシリーズ」に採用されたモーションキャプチャ技術。

大会名

• Liga BBVA (2006–2008)
• Liga Adelante (2008–2016)
• LaLiga 1|2|3 (2016–2019)
• LaLiga SmartBank (2019–2023)
• LALIGA HYPERMOTION (2023-現在)

所属クラブ

2023-24シーズンの所属クラブ

通算成績表

歴代昇格クラブ

優勝・昇格回数

斜字：同点優勝

脚注

注釈

出典

関連項目

• スペインのサッカー
• スペインのサッカーリーグ構成

外部リンク

• Official website （スペイン語）
• Tables and Fixtures on aragon.ws
• セグンダ・ディビシオン (lfpoficial) - Facebook
• The Rec.Sport.Soccer Statistics Foundation list of "Segunda División" Champions