東小岩(ひがしこいわ)は、東京都江戸川区の町名。現行行政地名は東小岩一丁目から六丁目。住居表示実施済区域。
周辺の西小岩、北小岩、南小岩を含め「小岩」と総称することもある。隣接する地域は、北は北小岩一・三丁目、東は江戸川を挟んで対岸に千葉県市川市市川南、南は北篠崎、西は南小岩二・三・八丁目。
江戸川区北東部に位置する。地区の東辺を流れる江戸川で千葉県と画し、西辺を東京都道307号王子金町江戸川線(柴又街道)で南小岩と画す。また、北辺は総武本線およびその付帯道路までを含み、以北は北小岩である。町域の大半には、主に住宅地からなる市街地が広がる。尚、町域内に鉄道駅は存在しない。東端の江戸川河川敷は小岩緑地帯と呼ばれる。
また、江戸川によって隔てられている千葉県市川市との間(約1.5km)を連絡する橋は総武本線「江戸川橋梁」のみであり、その他の道路橋等は存在しない。ただし、北へ100mの地点には市川橋が存在する。
住宅地の地価は、2023年(令和5年)1月1日の公示地価によれば、東小岩1-5-11の地点で30万6000円/m2、東小岩4-25-7の地点で32万5000円/m2、東小岩5-27-2の地点で40万1000円/m2となっている。
2023年(令和5年)11月1日現在(江戸川区発表)の世帯数と人口は以下の通りである。
国勢調査による人口の推移。
国勢調査による世帯数の推移。
区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2023年4月時点)。なお、江戸川区では学校選択制度を導入しており、区内全域から選択することが可能。。
2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである。
経済センサスによる事業所数の推移。
経済センサスによる従業員数の推移。
最寄駅は町域の多くの地域はJR小岩駅だが、北東部は江戸川駅となる。地区南部の東小岩一丁目などは最寄りの駅から1km以上離れた鉄道空白地帯となっており、同区域では路線バス等により篠崎駅などの利用も可能である。
小岩駅、京成小岩駅、篠崎駅、瑞江駅、一之江駅、新柴又駅、金町駅との連絡がある。
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