『草原の少女ローラ』(そうげんのしょうじょローラ)は、日本アニメーション製作によるテレビアニメ。1975年10月7日から1976年3月30日まで、TBS系列各局で放送された。放送枠は毎週火曜日19時00分 - 19時30分、全26話。
原作は、『インガルス一家の物語』シリーズ(ローラ・インガルス・ワイルダー著)の『大草原の小さな家』。
しばらくドラマが続いたこの枠でアニメが放送されたのは、1968年開始の『サスケ』以来6年振りである。
登場人物
- インガルス一家の次女。6歳。フルネームはローラ・エリザベス・インガルス。
- インガルス一家の父親。38歳。本名はチャールズ・フィリップ・インガルス。
- インガルス一家の母親。30歳。本名はキャロライン・レイク・インガルス。
- インガルス一家の長女。8歳。フルネームはメアリー・アメリア・インガルス。
- インガルス一家の三女。2歳。フルネームはキャロライン・セレスティア・インガルス。
- フィッチ(声 - 槐柳二)
- ジョン(声 - 太田淑子)
- ジミー(声 - 丸山裕子)
- サンタクロース(声 - 叶年央)
- フレディ(声 - 水島裕)
- カルロス(声 - 古川登志夫)
- Dr.タン(声 - 藤本譲)
- スージー(声 - 北川智繪)
- エレン(声 - 沼波輝枝)
- マリア(声 - 芝夏美)
- エドワース(声 - 岡部政明)
スタッフ
- 製作:本橋浩一
- 企画:忠隈昌(TBS)
- シリーズ構成:山崎巌
- 脚本:山崎巌、丸山正雄、田口成光、高橋二三、岡崎邦彦
- 絵コンテ:奥田誠治、山崎修二、遠藤政治
- キャラクターデザイン:森康二
- 作画監督:遠藤政治、森康二
- 美術監督:井岡雅宏
- 撮影監督:黒木敬七
- 音楽:高島明彦
- 録音監督:小林守夫
- 効果:大平紀義
- 編集:岡安肇
- 制作デスク:根来昭
- プロデューサー:中島順三(日本アニメーション)、 忠隈昌、井上博(以上、TBS)
- 監督:江崎実生、遠藤政治
- 制作:日本アニメーション、TBS
主題歌・イメージソング
主題歌は日本コロムビアより発売。挿入歌の初出は、日本コロムビアより1976年に発売された「最新テレビまんが人気者デラックス 2」というLPで、本作と『アラビアンナイト シンドバットの冒険』、『わんぱく大昔クムクム』、『アンデス少年ペペロの冒険』の4作品から各4曲(OP+ED+新録音の挿入歌2曲)、合計16曲が収録された。本音盤で大杉久美子が担当したのは本作のみで、他の3作品の楽曲中11曲を堀江美都子が歌っている。
- オープニングテーマ - 「草原の少女ローラ」
- 作詞 - 岩谷時子 / 作曲・編曲 - 川口真 / 歌 - 大杉久美子、コーラル・エコー
- エンディングテーマ - 「ローラの子守唄」
- 作詞 - 岩谷時子 / 作曲・編曲 - 川口真 / 歌 - 大杉久美子
- イメージソング
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- 「みんなのローラ」
- 作詞 - 丘灯至夫 / 作曲 - 川口真 / 歌 - 大杉久美子、コロムビアゆりかご会
- 「わたしはローラ」
- 作詞 - 丘灯至夫 / 作曲 - 川口真 / 歌 - 大杉久美子
放送リスト
放送局
- 火曜 19:00 - 19:30
- TBS
- 北海道放送
- 岩手放送
- 東北放送
- 福島テレビ
- 新潟放送
- 北陸放送
- 信越放送
- テレビ山梨
- 静岡放送
映像商品
1980年代後半に角川書店(現:KADOKAWA)の「世界名作劇場総集編」シリーズにて総集編ビデオテープ(VHS)が発売されているが、音声は全ての登場人物とナレーションを藤田淑子が一人で再録音したものだった。
現在DVD化などもされず、「子鹿物語」などと同様権利切れの為、今後日本国内で映像作品化される可能性は低い。(スペインでは現在もDVDボックスが発売されている。音声はスペイン語のみで日本語音声は収録されず)
脚注
外部リンク
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