『ウルトラQ』(ウルトラキュー) は、1966年(昭和41年)1月2日から7月3日まで、TBS系列で毎週日曜19時から19時30分(JST、タケダアワー枠)に全27話が放送された、円谷特技プロダクション、TBS制作の特撮テレビドラマ。ウルトラシリーズ(空想特撮シリーズ)の第1作。武田薬品工業による一社提供番組。
万城目淳(星川航空パイロット)、戸川一平(パイロット助手)、江戸川由利子(毎日新報報道カメラマン)の主人公3人が、毎回遭遇する不可思議な事件を描く特撮SFドラマ。制作当初は、アメリカのテレビドラマ『アウター・リミッツ』(1963年制作)や『トワイライトゾーン』(1959年制作)を意識して作られた怪奇現象中心のドラマで、制作途中の方針変更で怪獣を中心としたドラマに路線変更された。本作品を起点として、後番組『ウルトラマン』に受け継がれた系譜はその後もウルトラシリーズとして、『ウルトラマン80』(1980年制作)までの作品群に続き、『ウルトラマンメビウス』(2006年制作)では同一世界の物語として描かれている。
番組フォーマットは、タイトルロゴを中CMの後のBパートの頭で流すという異例の手法が採られた。
第15話にはレギュラーキャラは登場していない。
※本作品は大変出演者が多いので、以下の基準で記す。
ゲスト出演者一覧
記載順はクレジットに基づく。
(監督、脚本、特技監督は#放送日程参照)
1962年春ごろより、円谷特技プロダクション(当時。初期の名称は円谷特技研究所。)の自社製作による特撮テレビ映画の初企画として、地球人に協力するアンドロメダ星雲の不定形宇宙生物の活躍を描く連続SFテレビシリーズ『WoO』がフジテレビとの提携で進められていた。また、1963年からはTBSとの間でSFアンソロジーシリーズ『UNBALANCE』の企画検討が開始された。
1964年になり、円谷特技プロ社長・円谷英二はこれらの作品を制作するにあたり、当時の世界に2台しかなかったアメリカ・オックスベリー社製の高性能光学合成機「オプチカルプリンター1200シリーズ」を独断で発注した。しかし、フジテレビとの契約調印の当日、トラブルが起こって最終的に契約の合意がなされず、『WoO』の企画そのものが流れて制作は中止となってしまう。円谷特技プロは代理店を通じてオックスベリー社にキャンセルを申し入れたが、すでに日本に向かっている最中であり、当時の価格で4000万円の機械を、円谷特技プロが自社で購入することは不可能だった。幸い、当時TBS映画部に在籍していた円谷一の口添えで、TBSの大森直道編成局長が導入を決定し、購入を肩代わりすることになり、1964年8月には減価償却のためにこの高価な機械を生かす必要があり、まだ検討段階にあった『UNBALANCE』の1クール分の契約を締結した。TBS側としては、「世界のツブラヤ」の知名度を活かしての海外販売が前提だった。この時点での契約は1クール13本となっており、TBSは円谷特技プロの見積り通り7000万円の制作費を支給した。なお、当時の30分ものテレビ映画の制作費は1本あたり150万円が相場であり、対して『UNBALANCE』は企画時点で1本につき500万円が決まっていた。
当時、テレビ映画は映画界からの差別化の要望のために通常16mmフィルムを使用しており、テレビ局には35mmテレシネ用プロジェクターを導入できなかったが、円谷英二の「16mmのクォリティでは特撮はできない」との主張で光学合成の画質の劣化を避けるため、本編、特撮の撮影と仕上げ、編集を劇場映画用と同じ35mmフィルムで撮影し、全工程の終了後に完成したフィルムを放映用フィルムとして一般的な16mmにデュープするという手法が採られた。この破格の撮影環境に、TBS映画部より出向した監督の中川晴之助が「カネゴンの繭」でうっかり16mm撮影の調子でカメラを回し続け、他の監督から「フィルム喰いのハルゴン」とあだ名を付けられたというエピソードが残っている。次作『ウルトラマン』からは合成カットのみ35mm、それ以外は本編・特撮とも16mmで撮影する体制が採られている。撮影された35mmフィルムのネガとポジフィルムは現存しており、リマスターや商品化の際などにはマスターフィルムからのスキャンを行っている。
その後、局に提出されていたプロットを再検討し、日本SF作家クラブが再招聘され、『WoO』で予定されていた製作・撮影スタッフがそのままメンバーとしてスライドして製作が開始された。『UNBALANCE』には東宝のスタッフ・キャストが数多く集められ、放送スケジュールが未定のまま1964年9月27日から「マンモスフラワー」の皇居のお堀のロケーションの本編撮影をもってクランクインする。本邦初のSF怪奇アンソロジーとして『UNBALANCE』は5本のエピソードが12月始めにほぼ完成していた。うち「あけてくれ!」と「宇宙からの贈りもの」の2本はラッシュフィルムの状態だった。
当初、TBSのプロデューサーは渋沢均だったが、多忙なために『UNBALANCE』に集中できず、社内のいろいろなセクションが円谷特技プロに注文をつけてくる状態だったという。
上述の5本を検討し、対象視聴者層をより明確にしたいという渋沢から交代したTBSプロデューサーの
番組のタイトルは、テレビシリーズのタイトルには相応しくないということから、10月末から11月始めのころにTBSの要望で『ウルトラQ』に改められた。このタイトルは、当時の東京オリンピックでの流行語「ウルトラC」をもとにTBSの編成部に所属していた岩崎嘉一が考案したもので、視聴者に「これは一体何だ?」と思わせる高難易度のクエスチョン、そして高度の特殊技術を駆使した特撮テレビ映画という二重の意味が込められている。放送前に番宣を兼ねた「番組タイトル募集スポット」が放送された経緯があった。
栫井はTBS社内での調査取材の結果、1964年暮れには「日曜夜7時からの放送が最適」と考えていたという。この時点で1965年4月の開始を予定しており、講談社の月刊誌『ぼくら』1965年3月号(「マンモスフラワー」の絵物語を掲載)には「4月からTBSのネットワークでテレビ放映予定です」と告知されている。しかし、1965年1月ごろに2本が追加受注され、2月に第2クール13本の追加制作が決まったために今しばらくの準備期間が与えられることになり、その年の暮れに放送開始が延ばされた。制作第14話から、成田亨、高山良策、野長瀬三摩地、的場徹、飯島敏宏と、後にウルトラシリーズを支えたクリエイターたちが新規に参入している。
なお、同年4月期のタケダアワーでは、その穴を埋めるかの如く、林真一郎主演の『新隠密剣士』が開始している。
講談社の月刊誌『ぼくら』1965年10月号(表紙はペギラ。「五郎とゴロー」の絵物語を掲載)には「10月はじめよりテレビ放映予定です」と告知されている。局内には、7月からの開始を推す声があったという。
そして栫井は、多額の制作費を回収するためとはいえ、スポンサーに高額な提供料を強いるのは無理だということを十分認識していた。武田薬品の番組提供費は、およそ180万円(制作費の3分の1)に落ち着いた。残りはTBSが負担することになり、制作費回収の一助となる海外輸出用の英語版の販売と商品化を推進する旨が再確認された。常に「じっくり時間をかけて全シリーズを制作してから腰を据えて放送にかけるのが諸般の事情から最高の策」という姿勢で臨み、制作現場には放送開始の遅れに対する焦りは見られなかったという。
放送開始日時が正式に決定したのは、1965年9月末のことである。放送決定を一番早く報道したのは、「内外タイムス」1965年9月30日号である。武田薬品の営業課長が試写を見て本作品を評価し、人気の低迷していた『新隠密剣士』を打ち切ってその後番組としてタケダアワーで放送されることになった。これを受けてTBSには「ウルトラ連絡協議会」(略してウ連協)が発足し、TBSとその系列局・円谷特技プロ・武田薬品・広告代理店の宣弘社が一体となって10月から大々的な宣伝作戦を展開していった。また、同年10月22日には、スポンサー関連の対応として「五郎とゴロー」のリテイク作業(登場する薬品名がヘリプロン結晶Gから青葉くるみに変更された)が行われている。
放送関係者向けの試写会が大阪で開かれた後、1965年12月25日には紹介番組『ウルトラQは怪獣の世界』が放映され、翌26日には「宇宙からの贈りもの」と「五郎とゴロー」の一般試写会がTBSホールにて開催された。
年内で番組もクランクアップし、1月半ばまでダビング作業が続けられた。
こうして1966年1月2日の19:00に、本作品は放送開始された。一部のエピソードについては、本放送開始時にはまだ完成には至っておらず、1966年1月半ばまでダビング作業が行われていた。この時点では、「あけてくれ!」を含む全28本の放送が予定されていた。
円谷英二の方針で制作にはかなりの予算がつぎ込まれていることから、予算を捻出するためTBS管理部の岡崎潔よりキャラクター商品の開発を提案される。当時はTBSの『オバケのQ太郎』の商品が売れている時期であり、「お化け」が売れるなら「怪獣」でも商売が可能と判断された。だが、放映開始前の契約は集英社の『少年ブック』の連載のみに留まった。やむなくキャラクター使用料率を商品価格の5%から3%に引き下げたものの、放映開始後に動く会社は少なかった。高視聴率で使用料率が低いとしても、商品にグロテスクな怪獣をつけられないというのが各業界の反応だった。しばらくして極東ノート、昭和ノート、マルサン商店、増田屋斎藤貿易などが商品化を申し込んだために許諾したが、岡崎は「常連はほとんどソッポを向いた」と述べており、「マンガに非ざれば、キャラクターに非ず」という当時の風潮が拒絶された原因だとしている。
本作品は、それまで映画でしか観ることができなかった怪獣をほぼ毎週テレビで観ることができるとして人気を博し、第一次怪獣ブームの先駆けとなった。
ほとんどの放送回で視聴率30%台に乗る大人気番組となり、複数の社から発売されたレコードは初版3万枚が短期に完売するなど、最終的にはミリオンセラーを記録するヒットとなった。関連商品も好調で、本作品を商品化した各社は次作『ウルトラマン』の契約でも優遇されたほか、怪獣のソフトビニール人形(ソフビ人形)は代表的なヒット商品となる。これら関連商品の売上は、制作費を補填するに至った。
当初は児童・ファミリー層向けであったが、人気を受けて小学校高学年から中学生まで対象を拡大させた。『小学五年生』で漫画が連載されていた他、中学生雑誌(「中学一年コース 66年1月号」など)に特集が組まれるなど、人気が拡大した。
TBSは次の番組企画も円谷特技プロに依頼し、本作品の基本構成に怪獣と戦う専門の組織や巨大ヒーローなどの新基軸を付加する形で具体化させていったのが、本作品を上回る人気番組となってウルトラシリーズを今日に至る長期コンテンツたらしめた『ウルトラマン』である。ウルトラシリーズにおける本作品の位置づけとしては、劇場作品『ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団』および『ウルトラマンメビウス』において、「ウルトラマンが地球を訪れる以前、人間が自分たちの力で怪獣と戦っていた時代」と説明されている。前述の岡崎潔は厳重な機密保持のため、企画段階の『ウルトラマン』には関与できなかった。
長期コンテンツであるウルトラシリーズの第1作として、放映終了後にさまざまな形で商品化されている。1985年に全話、全カットを収録したフィルム・ブックス ウルトラQ(全7巻・絶版)が小学館より刊行された。同年に発売されたレーザーディスク版は海外輸出を前提として作られたため、本編と字ネガ(いわゆるテロップ)は分けて制作された。そのため、本編の35ミリフィルムにはテロップがなく、当時の字ネガフイルムは行方不明(2001年のDVD版発売時に字ネガが多数発見された)だったという。そこで、画質重視から本編撮影の35ミリフィルムから起こされたノンテロップ版をメインとし、放送用16ミリフィルムのテロップ付き映像は巻末に収録するというスタイルで販売された。その後、16ミリフィルムがすべて発見されたことを受け、1993年にそれをメインにしたLDボックスが発売されたが、基本的には35ミリフィルムに放送用の16ミリフィルムのテロップを流用してつなぎ合わせたように見受けられる。
平成になってからは藤原カムイにより漫画化され、角川書店より刊行されている。
2001年に「デジタルウルトラシリーズ」第3弾としてDVDソフト化が行われた。35ミリのオリジナルネガフィルムを最新鋭のテレシネマシンにより修復し、収録当初のクリーンな映像を再現したデジタルリマスター版として収録している。音声面では、光学録音によるマスタートラックをハードディスクに取り込み、ノイズを除去するノイズリダクションにより疑似ステレオ化したうえ、アフレコ時のセリフに用いられた16ミリシネテープが発見されたことで新たにミックスダウンが施された。また、35ミリのタイトルネガフィルムが多数発見されたため、過去のものとは比較にならないほどクレジットタイトルが鮮明になっている。
カラー化の企画は数度検討され、1990年代前半には数分程度の試作が行われたが、その時点ではあまりにも制作費が高額になるために中止された。2009年4月1日に1日限定でニコニコ動画にて「ガラダマ」のカラー版が公開され、同年9月発売の『特撮ニュータイプ』10月号で本作品の全話カラー化を発表。放映45周年を迎えた2011年、HDリマスターおよびカラーライズ化を果たした『総天然色ウルトラQ』として、DVDとBDで発売された。カラー化の実現はデジタル映像技術の発達の賜物であり、高い質の原版の制作はハリウッドの「ポイント360」が行い、HDモノクロマスターに着色をする作業はモノクロ映画のカラー化を多数手がけているアメリカのビデオ制作会社「Legend Films」が担当した。着色されたものの中には実物と異なるもの(上野駅名板など)や、演出上・当時の撮影技術の都合により、色が変更されているものがある。第9話「クモ男爵」では、クライマックスの炎上崩壊する屋敷のシーンでセットを崩すスタッフの手が映っていたのが合成処理で修正されている。
カラー化については#映像ソフト化の節を参照。
後に『新ウルトラマン列伝』(テレビ東京系列)で本作品の怪獣が紹介される際に、このカラー版の映像が使用された。
※各怪獣の詳細は「ウルトラQの登場怪獣」を参照。
※ 泉麻人のウルトラ倶楽部・ウルトラQ倶楽部については、それぞれの項を参照のこと。
過去にウルトラチャンネルで会員無料および有料配信されていた。2010年4月9日15時よりShowTimeにて全28話が有料アーカイブ配信開始(第1話は会員無料)。
1979年8月にフジテレビにて早朝帯での再放送が行われた。当時はウルトラシリーズの再放送自体は頻繁に行われていたものの、カラー放送の普及によりモノクロ番組の再放送は難しいと言われており、SFブームやリバイバルブームによるアニメ・特撮ファンの増加が影響しているものとみられる。
1990年ごろにNHK衛星第2(当時)で放送されたほか、2003年にはファミリー劇場でCS初放送された。
2011年6月27日からWOWOWで、前述したカラー化の前提として再度実施されたハイビジョンリマスター版(モノクロ)が放送され、視聴者投票によって選ばれた第3話「宇宙からの贈りもの」は総天然色で放送された。また、2013年5月3日 - 5月6日には総天然色リマスター版の全話が放送された。この映像は35mmのポジフィルムをハイビジョン画質でテレシネ後に着色しリマスター作業を行ったものである。
2015年1月4日(1月5日未明) - 7月12日(7月13日未明)にはTOKYO MXにてハイビジョンリマスター版(モノクロ)全話が放送された。
2016年4月2日(4月3日未明)- 10月22日(10月23日未明)にはKBS京都にて総天然色リマスター版が地上波初放送された。ただし、第4話と第8話は熊本地震に配慮して放送を延期した。そのため、放送順は第1話 - 第3話 → 第5話 - 第7話 → 第9話 - 第14話 → 第4話 → 第8話 → 第15話 - となっている。
2018年12月8日からはNHK BS4Kで4Kリマスター版(モノクロ)が放送された。NHKの4Kリマスター版は2021年3月29日から10月4日までNHK BSプレミアムで再放送が実施された。
2019年11月の東京国際映画祭において、新たに35mmのネガフィルムから1コマずつスキャンした4Kリマスター版が上映された。高精細になったことであえて見せなかった部分が視認できる問題があるため、演出の意図を汲んだ編集が行われている。
本作品のテーマ曲は、劇中で使用されたヴァージョンだけで3種類が存在する。まず制作Aブロックの「マンモスフラワー」「変身」には、M-2編集済(初回放映当時に発売されたソノシートに収録されたテーマ曲はすべてこのヴァージョン)が使われた。続くBブロックの「あけてくれ!」「宇宙からの贈りもの」では、M-2編集済が中間部最初の二小節を繰り返さないように短縮された形で使用されている。制作Aブロックだったにもかかわらず、「悪魔ッ子」だけM-2編集済が使われずに、制作Cブロック以降のヴァージョン(M-2T2)が選曲されているのは、後にタイトル部分の撮り直しを行ったためだという。全28話中、このM-2T2は実に22話分で使われた最も馴染みの深いテイクである。現存するマスターテープのリストには、本編で使われたテーマ曲とは別に使われなかったテーマ曲(M-2T1)、テーマ曲をアレンジしたもの(M-3、M-3B)、テーマ曲の編集用素材(M-2B1、M-2B2、M-2B2T2)など6つのパターンが収録されている。また、「育てよ! カメ」「カネゴンの繭」の両話は子役が主役のストーリー設定のため、それぞれの作品で別にテーマ曲が作曲されている。なお『ウルトラマン』第21話「噴煙突破せよ」でケムラーの出現場面に本作品のテーマ曲が途中からではあるが使われている。
本作品のテーマ曲をカヴァーしたアーティストにUNITED(1992年発売のミニアルバム『Beast Dominates'92』収録)、MAD3(1996年発売のアルバム『Jack the Violence』収録)、アニメタル(1998年発売のアルバム『アニメタル・マラソンIII 〜円谷プロ編〜』収録)LOW IQ 01(2006年発売のトリビュートアルバム『ROCK THE ULTRAMAN』、または2010年発売のアルバム『MASTERPIECE MUSIC MAKES LOW IQ 01』収録)、押尾コータロー(2012年発売のライブDVD『10th Anniversary LIVE』収録)がいる。
放映開始後の爆発的な番組のヒットに伴い、急遽作成された商品のひとつで、2曲とも作中では使用されていない。各社にわたってリリースされ、ソノシート形式でのものも多い。3月以降に相次いで行われた展示イベント、アトラクションショーなどの場内音楽で大いに活用された。
本作品のBGMは総数300曲近い厖大な曲数に及んでいる。汎用楽曲として、Mナンバーを冠する曲が各エピソード用に作曲され、随時録音されている。東宝特撮映画『ガス人間第一号』(音楽担当は宮内國郎)に使われたBGMが流用され、怪獣出現シーンやクライマックスなど重要なポイントで多用されているが、これらの曲を除いて新規に作曲されたオリジナル曲は251曲も存在する(未使用曲、NG曲を含む)。「ウルトラQ」のロゴが回転する有名なオープニングタイトルのバックに流れるBGM(M-1T2)は、特殊楽器が専門で奏者でもある渡邊淳が持参したウッドブロック、キハーダ、胡弓、玩具類などを中心に使って演奏されている。本作品のBGMはその後、『ウルトラマン』や『快獣ブースカ』『トリプルファイター』に流用されている。
括弧内は脚本家と予定監督、予定特撮監督括弧のない物は脚本家、監督、特技監督不明。
視聴率はニールセン調べ、東京地区。
ビデオリサーチ調べ、関東地区の最高視聴率は1966年3月27日放送の39.2%。
『総天然色ウルトラQ』Blu-ray&DVD発売記念企画としてYouTubeウルトラチャンネルで配信の動画企画。ウルトラQ怪獣が色々な企画にチャレンジするというもの。
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