『ベン10』(ベンテン、BEN 10)は、カートゥーン ネットワークで放映されているアメリカ合衆国のヒーローアニメーション。アメコミ作家出身のジョー・ケリー、ジョー・ケイシー、ダンカン・ルーロー、スティーブン・T・シーグルの4人からなるクリエイター集団「マン・オブ・アクション(Man Of Action)」 が原作を手がけた最初のアニメーション作品。
カートゥーン ネットワークのオリジナル作品として製作され、サム・レジスターがエグゼクティブ・プロデューサーを務めた。シーズン5からは続編の『エイリアンフォース(ALIEN FORCE)』、シーズン8からは『アルティメット エイリアン(ULTIMATE ALIEN)』が放送開始。現在は新シリーズ(シーズン10〜)『オムニバース(OMNIVERSE)』が52話まで放送された。53話以降の放送は今のところ不明。日本でも2007年9月よりシーズン1が放送開始。またBSイレブンでも2008年12月より放送が開始され、2009年6月7日にシーズン2の最終回を迎えた。2009年6月14日からシーズン1のリピート放送が開始され、12月6日に終了。BSイレブンでのシーズン3以降の放送は今のところ不明。
雑誌「バラエティ」は、カートゥーンネットワークがリブート作品を2016年にアメリカ合衆国で放映する予定を立てたことを報じた。2016年7月21日にYouTubeで一部公開された。
2016年10月9日にカートゥーン ネットワークのカートゥーン エクスプレスで新しい「ベン:10」が放送された。マックス・テニスンの声は死去したたてかべ和也に代わって辻親八が演じている。
このアニメは、ダンカン・ルーロー, ジョー・ケイシー, ジョー・ケリー, スティーブン・T・シーグルの4人からなるクリエイター集団マン・オブ・アクションが手掛け、カートゥーンネットワーク・スタジオが製作した。番組のアイディアは番組に企画が採用される3年前から作られていた。
スティーブ・E・ゴードンは早い段階からこの番組に参加しており、当初制作陣がベン・テニスンを赤毛の少年にするつもりだったことがゴードンのコンセプトワークに記されていた。また、ゴードンはオムニトリックスの初期デザインも手掛けており、最終版と比べるとより実際の時計に近いデザインだった。エイリアンの名前は異なり、"StrongGuy", "Inferno", "RazorJaws", "Dragonfly", "Plantguy", and "Digger"といった感じの名前だった。また、一部のエイリアンヒーローは DCコミックのen:Dial H For Heroに登場するようなスーパーヒーローのように、より人間に近い体格だった
主題歌は、アンディ・スターマーが手掛け、モクシーが歌った。Renegade Animationが手掛けたオープニングアニメーションは、Adobe Flashで構成されており、単なるアクションアニメに収まらない面白そうな作品を思わせるような展開となっている。ゴーストフリークがオムニトリックスを抜け、エイリアンヒーローとして登場しなくなったシーズン3以降からオープニングの構成が若干変わり、空欄となった9番目のエイリアンのパートにキャノンボルトが代わりに入る形となった。
エイリアンなどの人知を超えた脅威に対応するための工作員部隊。
世界征服のために宇宙のハイテクメカを集めていた地球人による悪の秘密結社。構成員を含む関係者は全員中世風の身なりをしており、仮面をつけている。シーズン5からはハイブリードと同盟を組むようになった。
オムニトリックスを装着した者が変身する、さまざまな種族のエイリアンの姿をしたヒーロー。エイリアンヒーローの身体のあらゆる部分にはオムニトリックスのマークが付いており、それが赤く点滅して警告音が鳴るとエネルギーが切れ変身が解除される。その直後のオムニトリックスのカラーはマゼンタに近い赤色になっており、黄緑に色が戻る(エネルギーチャージが完了する)まで変身ができない。
シーズン5ではマークを押すと変身が解除され、エネルギーが切れる際にマークは赤く点滅しなくなり、また変身時にそのエイリアンヒーローの名前を叫ぶようになる。また、エイリアンヒーローの姿も本来のエイリアン達の姿に近くなっている。
変身前の服装によって若干デザインが変わる他に、変身する元の人物が風邪などになっているとエイリアンにも影響が現れる。事実、シーズン2でグウェンが変身した際は、服装や髪形がベンが変身した場合とは大きく異なっている。
オムニバースにて16歳のベンが変身した際には、総じて数回り大きくなっており、緑色の部分が多くなっている。
『ベン10』から登場。
『エイリアンフォース』及び『謎のチップを追え!』から登場。
『アルティメットエイリアン』及び『Heroes United』から登場。
『オムニバース』から登場。
エイリアンフォース、アルティメットエイリアンのスタッフはほぼ同一のため、まとめて記す。
話数表記について、入れ替えのあるシリーズは日本・米国の話数を併記する。また、「エイリアンフォース」以降のカッコ内は通算話数を示す。
ベン10初の長編エピソード。キーマンであるオムニトリックスの開発者が登場し、TVでは明らかにされなかったオムニトリックスの意外な秘密が明かされる内容となっている。オープニングは、3種のバリエーションがあるのも特徴(DVDでは4種類)。時系列的にはシーズン4とシーズン5の間にあたる。本作は4:3で制作されている。
ベン10の実写テレビ映画作品。2007年11月21日に放送。日本では2009年8月7日に放送。時期列的には第4シーズンと第5シーズンの間にあたる。
ベン10の実写テレビ映画作品第2作。本作は『エイリアンフォース』が基となっている。アメリカでは2009年11月25日に、日本では2009年11月28日に放送。全世界同時放送と銘打ち、ほぼ同じタイミングで放送された。
ベン10初のCGアニメーション。また、シリーズで初めてカートゥーン ネットワーク アジアが主体となって制作・放送した番組でもある。夏休みを終えた、10歳のベンの冒険を描く第1作の第4シーズン最終話のパラレルワールド。カートゥーン ネットワーク アジアでは2012年3月1日に放送され、アメリカ合衆国では2012年3月23日に放送された。
『ベン10:消えたアズマス』と同じCGアニメーション。放送時刻は不明で番組と番組の間で不定期に放送される3分程度の短編アニメ。2012年にカートゥーン ネットワーク アジアで作られたが放送開始時期は不明。
ジェネレーター・レックスとのクロスオーバー作品。
日本では2018年10月6日にカートゥーン スペシャル ベン:10:10:10内で放送。
玩具に関しては、ほぼ全てがアメリカのバンダイから発売されている(変身アイテムのオムニトリックスやエイリアンヒーローのアクションフィギュアなど)。2006年版および日本版(OMNITRIX F/X)は、テレビと同じ音声と光が発生する。2007年版(DELUXE OMNITRIX)は、液晶画面が付いており、ミニゲームも出来る。2008年版(エイリアンフォース・ULTIMATE OMNITRIX)は、付属しているエイリアンのミニフィギュアを中央に装着するとエイリアンの音声と光が発生する。バンダイ以外のメーカーでは、LEGO社から同社のバイオニクルシリーズと共通規格の関節を用いた『LEGO BEN10 ALIENFORCE』が発売されている。
日本ではBS11での放送開始を受けて、2008年12月中旬に発売されたガシャポンフィギュアを皮切りに日本版のベン10グッズが日本のバンダイから発売された。
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