東儀 秀樹(とうぎ ひでき、1959年〈昭和34年〉10月12日 - )は、日本の作曲家、雅楽師、俳優。 身長177cm。血液型B型。ユニバーサルミュージック所属(2007年に東芝EMIより移籍)。
東京都出身。奈良時代から続く
本人は雅楽器だけでなく、ピアノ、キーボード、シンセサイザー、チェロ、ドラム、ギターなどさまざまな楽器の演奏を行う。また「生きてきたぼくたちへ」など、自らボーカルを執る楽曲もある。
映画、テレビ番組やCMにも楽曲を提供し、また雅楽師として音楽や歴史、バラエティなどのテレビ番組に出演している。
俳優としても活動しており、2008年放送のNHK大河ドラマ『篤姫』では孝明天皇役で出演した。
2004年、文化庁芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞した。専門として演奏する雅楽器は
2004年には自ら上海に出向いて、中国民族楽器の若手演奏家をプロデュースした。TOGI+BAOというユニットを組んで日中両国で活動していたが、2008年夏のコンサートツアーをもってTOGI+BAOの活動は休止した。近年は、同年齢でもあり古くからの盟友でもあるヴァイオリニストの古澤巌と全国ツアーを開催することが多い(古澤とはそれ以前にも年数回コンサートを開いていた)。
2008年に京都嵯峨芸術大学の客員教授に就任した。また、学習院女子大学非常勤講師、上野学園大学、名古屋音楽大学、大正大学、池坊短期大学客員教授、皇學館大学特別招聘教授を務める。
元々雅楽の世界に入る前は、海外での生活で耳にした洋楽のロックやポップスやジャズなど影響を受け、学生時代は友達とロックバンドを組み、本人はエレキギターを担当した。高校を卒業したらプロのギタリストでやっていきたいと本気で思っていたが、母の
また、幼少時代から「乗り物」に非常に強い興味を示し、楽師時代には海外での演奏旅行で乗車した列車の鉄道模型を旅の思い出として購入したり、ビンテージのメルセデス・ベンツのオープンモデルやフェラーリ、ポルシェなど数々のクルマを所有し乗り継いでいる。ビンテージ・クラシックカーにも興味を示し、毎年10月に日本で行われるクラシックカーのラリーイベント「ラフェスタ・ミッレミリア」に毎年自らの車で出場している。本国イタリアで開催されるミッレミリアにも出場経験があり、上位入賞を果たしている。バイク好きでもあり、国内外のバイクをコレクションしている。本人オリジナルのハーレーダビッドソンのカスタムバイクも所有している。
近頃はミニカー・コレクションにも興味を示し、40台以上を所有する。ミニカー・コレクションに関しては、本人の車好きのルーツであることから、テレビ番組や雑誌のインタビューでよく語られることが多い。コレクションの多くは自分が実際に所有した(する)クルマであるが、ミッレミリアでハンドルを握る自らが所有する車に関してはかなりのこだわりを見せ、手に入れたモデルが同じ車種でも色が違って同じ色がなかった場合は、プロモデラーに委託して実車と同じカラーリングにしてもらったり、さらにモデル化されていない物に関してはワンオフ(一品モノ)で作ってもらったりするなど、本人はインタビューなどで「それほどでも…」と言うが、かなりの凝りようである。
腕時計のコレクションも数多く所有している。Gショックなど手頃なものから、スイス製の高級腕時計まで、そのコレクションは幅広い。変わり物としては、ロボットの腕時計といったものも所有している。
子供の頃から大のコカ・コーラ好きで、身体の調子が悪い時は薬代わりにコカ・コーラを飲むほどである。
母が東儀家出身である。東儀家の先祖は渡来人であり、聖徳太子の腹心であった秦河勝とされるが、正確なことは不明である。長男である典親も雅楽師として活動している。
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