B.B.クィーンズ(ビービークィーンズ、英語: B.B.QUEENS)は、ビーイングが企画した音楽グループ。
コーラスグループ(B.B.クィーンズシスターズ)以外、同じレーベルのミュージシャンを集め結成。グループ名の由来は、所属事務所であるビーイングと当時の所属レコード会社であったBMGルームスの頭文字で「B.B.」となるため、アメリカ合衆国のブルース歌手、B.B.キングをもじって「B.B.クィーンズ」とした。なお、B.B.クィーンズシスターズは後にMi-Keとして単独活動も行っていた。2011年に活動再開。
1990年、アニメ『ちびまる子ちゃん』のエンディングテーマ「おどるポンポコリン」でデビュー(当初は覆面ユニットであったため、メンバーのプロフィール等は暫く伏せられた)。同年のオリコン年間シングルチャート1位のヒットとなり、同年の第32回日本レコード大賞ポップス・ロック部門を受賞。『第41回NHK紅白歌合戦』にも出場している。
当初、メンバーはB.B.クィーンズとしてのテレビ出演を考えてはいなかった。「おどるポンポコリン」の爆発的ヒットにより出演要望が殺到した後もしばらくはメンバーのスケジュール調整が取れないこと、早回し音源を使った曲のため生歌唱での再現が難しいことを理由に辞退し続けていた。1990年8月29日放送のフジテレビ『夜のヒットスタジオSUPER』がテレビ初出演となった。なお、同年10月3日に終了した『夜ヒット』にとって最後の初登場アーティストとなった。
1991年2月、コーラス隊の3人が派生ユニット「Mi-Ke」として単独CDデビュー。
1993年2月26日放送の『ミュージックステーション』で披露された『クレヨンしんちゃん』のオープニングテーマ「夢のENDはいつも目覚まし!」の出演を最後に活動休止した。
おどるポンポコリンの著作報酬は、メインボーカルの坪倉は買い取り、サブの近藤は印税でレコード会社と契約を結んでおり、爆発的ヒットによって収入に大きな差が生まれた。
「ぼくらの七日間戦争〜Seven Days Dream〜」は、A面シングルの専属作曲家であった織田哲郎がすべての楽器を使用している。
2011年2月、近藤より復活が宣言され、近藤・坪倉・宇徳・増崎の4人で19年ぶりの復活(残る4人は音楽家活動専念や活動休止・引退などで不参加)。結成20周年をきっかけに活動再開し、5月には「おどるポンポコリン〜ちびまる子ちゃん 誕生 25th Version〜」がリリースされた。同年には荒吐ロックフェスティバルの出演が決まり、同グループでは初のライブとなった。
2012年3月28日に神聖かまってちゃんとのシングル「夢のENDはいつも目覚まし!」をリリースした。
2013年以降は近藤・坪倉の2人で活動している。
2016年8月27日、『Animelo Summer Live 2016 刻-TOKI-』に出演。
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