竹村 拓(たけむら ひろし、1953年10月24日 - )は、日本の声優、元舞台俳優。東京都葛飾区出身。千葉県育ち。オフィス薫所属。
東京都葛飾区で誕生し、15歳の時に東京都から千葉県に転居。
小学生の頃から、なりたいものがコロコロと変わり、何かに感激するとなりたいと思うという。小学3年生の頃に、音楽の教師がやたらにクラシックのレコードを授業で聴かせてくれるため、「クラシックっていいな」と思い、音楽家になってみたいなと思ったり、小学校の高学年になると、東京オリンピックがあり、スポーツ選手になりたいと思ったり、身のまわりに何か刺激があると、なれないかなと思うという。
東邦大学付属東邦高等学校卒業後は医科大学進学を考えていたが、学費が莫大な額であることを知り断念、高校3年生の時は、映画評論家になろうと思い、日本大学芸術学部映画学科進学も考えたが、映画産業は既に斜陽産業だという周囲の意見を聴いたこと、父に「映画ではこれから食べていけないぞ」と言われ、これも断念。親の勧めに従って獣医科大学に進学した。
野沢那智主宰の劇団薔薇座出身者の一人。当時は浪人をしていた頃に、ラジオで「劇団薔薇座で研究生を募集しています」というのを聞いていたという。野沢と白石冬美のラジオを聞いており、興味を持ったため、「ヒヤカシでいいから受けてみよう」と思ったという。両親からは「そんなことやるんだったら、家でムダめし食わすわけにはいかない!」と勘当され、自立。朝10時から夜6時まで牛乳屋に住み込みで働きながら、劇団でレッスンを受けていたという。野沢の弟子であるが、元々は舞台俳優としてのキャリアが中心だった。薔薇座は1980年に退団し、その後は役者は辞め、東京都内の割烹料亭にフロアマネージャーとして就職した。その後、薔薇座に残っていたデモテープを聴いた千葉耕市が、音響監督を務めていた『クラッシャージョウ』のオーディションを受けて欲しいと要請。役者は引退していた身であったがオーディションに合格、29歳で『クラッシャージョウ』で主演声優として本格的にデビューした。
その後、ぷろだくしょんバオバブ、フリーを経て、オフィス薫所属となった。
テレビアニメ『鎧伝サムライトルーパー』のメインキャラクターの羽柴当麻を演じ、これをきっかけに1989年に結成され大ヒットした声優ユニット「NG5」のメンバーの1人。『鎧伝サムライトルーパー MESSAGE』では、「もうやりたくない」と降板を申し出て、寸前まで他の声優で話が進んでいたが、結局声をあてることになった。
2010年代以降は長年担当していた『サザエさん』の甚六役などで活動していたが、2023年9月末を以て降板。
音域はテノール。
趣味はビリヤード、スキー、釣り、テニス。
小学校時代、草野球をしており、少年野球大会に出場、中学時代では当初、バスケット部に所属していたが、背が小さいことから、ポジションはセンターで、45度からシュートしたかったが、どうも向いてないと思い、その頃からサッカー・ブームになりかけており、新しくできたサッカー部に所属しており、高校時代にも所属していた。
父はサラリーマン。
太字はメインキャラクター。
Owlapps.net - since 2012 - Les chouettes applications du hibou