大川 透(おおかわ とおる、1960年2月28日 - )は、日本の声優、舞台俳優。鹿児島県出身。マウスプロモーション所属。
高校時代は普通の高校生であり、演劇部に誘われて入部したところ面白くなったという。本格的に芝居の面白さに目覚めたのは日本大学藝術学部演劇学科に進学してからである。
大学4年生の時に劇団の夜間部に通い始め、その後木山事務所に入所。主に舞台俳優として活動する。10年間舞台活動を行った後の1994年、マウスプロモーションに所属し、声優活動を行うようになる。これは野沢那智が演出をする舞台に出演したことをきっかけに、その野沢から事務所を紹介してもらったことがきっかけである。また、「彼に声をかけてもらわなければ、声優としての自分は存在しなかった」と話している。
2005年、45歳にして長女をもうけた。
2017年12月9日、病気療養のため活動を休止すると発表された。その後の2018年7月6日に体調を考慮しながら徐々に仕事を再開することが発表された。
方言は鹿児島弁、関西弁。
声優としてはアニメ、外画吹き替え、ゲームなどで多数活躍。二枚目、三枚目、悪役、年齢の幅も広い役を演じる。
『鋼の錬金術師』のロイ・マスタング名義で出したキャラクターソング『月の裏側.』はオリコン11位を取っている。
趣味はオーディオ。ゲームも好きで、自腹でPlayStation 3を購入しており、『ティアーズ・トゥ・ティアラ』先行上映イベントで同作品をクリアし、アイテムをコンプリートしたことを話している。
プロ野球は阪神ファン。好物は薩摩揚げ、それも郷里鹿児島のものでなければというこだわりを持つ。酒も好きで、鹿児島出身であることから焼酎党と語っている。しかし、2008年5月に自身のコラム(公認サイト)で、最近はもっぱら日本酒(特に純米酒)にはまっていると告白した。
大川の病気療養中、持ち役を引き継いだり代役を務めた人物は以下の通り。
『ひぐらしのなく頃に奉』の富竹ジロウに関しては新規シナリオのボイスを収録しないまま発売されたが、大川の病気療養から復帰後の8月7日に配信されたVer1.1.0のアップデートパッチより新規シナリオの富竹ジロウの音声が追加されている。
このうち、『戦国BASARA』の徳川家康役は2019年リリースのアプリゲーム『戦国BASARA バトルパーティー』より、『うたわれるもの 偽りの仮面』のデコポンポ役は2022年放送のテレビアニメ『うたわれるもの 二人の白皇』より復帰した。
太字はメインキャラクター。
※はインターネット配信。
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