楠 大典(くすのき たいてん、1967年3月18日 - )は、日本の俳優、声優。東京都町田市出身。アミュレート所属。
国士舘高等学校卒業。
三木プロダクションを経て、アミュレートに所属。
スカウトされて業界入り後はテレビドラマや舞台を中心に活動していたが、当時同じ事務所だった栗田貫一がルパン三世役を引き継ぐことになり、自分も出演させて欲しいと頼み込み、栗田が正式に二代目となった『ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!!』で声優デビュー。
2022年には、第16回声優アワードにて対象期間中の外画吹き替え・海外ドラマ作品での活躍を評価されて外国映画・ドラマ賞を受賞した。
『トランスフォーマーシリーズ』で4人のコンボイ(オプティマスプライム)を演じている。『カーロボット』では主役のファイヤーコンボイのオーディションに落ちたため(選考でファイヤーコンボイ役の橋本さとしと最後まで残った)、『ギャラクシーフォース』で主役のギャラクシーコンボイのオファーがきて「凄く嬉しかった」と語っている。
吹き替えではドウェイン・ジョンソンをはじめ、ヴィン・ディーゼルやジェイミー・フォックス、アドウェール・アキノエ=アグバエ、ジョン・シナ、イドリス・エルバなどを多く担当している。
特にドウェインに関しては現在はほとんどの作品で専属(フィックス)として担当しており、2023年には「ドウェインの吹き替えでお馴染み」と評されるほどに定着している。ドウェインの演技について楠は「最初の作品から見ててもコメディからシリアスまで色んな役をこなせる凄い役者さんで、振り幅が広い演技プランは役者としてもとても勉強になります」と敬意を表している。
『スター・ウォーズ・シリーズ』のダース・ベイダーの日本版の専属声優である大平透の体調不良での降板に伴い『スター・ウォーズ 反乱者たち』シーズン2以降楠がベイダーを担当することになった。その後、2016年4月12日に大平が死去したため正式な専属声優となり、以降のメディア作品はほぼ全て楠がベイダーを演じている。
太字はメインキャラクター。
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