イモト アヤコ(1986年1月12日 - )は、ワタナベエンターテインメントに所属する日本のお笑いタレント、女優。愛称は珍獣ハンター・イモト。鳥取県西伯郡岸本町(現:伯耆町)出身。
2003年、鳥取県立米子西高等学校3年生の時に学校祭のミスコンテストでグランプリを獲得、同時に劇の主演女優賞やエンターテイナー賞など数々の賞を受賞。この時は氣志團のものまねなどを演じて、同性の支持を集めたとのこと。大学受験の際は早稲田大学も受験したが、不合格だった事を公表している。
2004年、文教大学情報学部広報学科に進学。大学2年時、ワタナベコメディスクールに3期生として入学した。1期上の先輩であるフォーリンラブ結成以前のバービー、同期の東京ウタカルタとトリオ「東京ホルモン娘」を組んでいた時期があり、東京ウタカルタ脱退後はバービーとのコンビで2006年のM-1グランプリに出場。本人曰く当時はネタがスベり過ぎて焦り、オチでは苦し紛れにバービーの胸を揉んで終わったとのこと(結果は1回戦敗退)。
2007年、イモトが『世界の果てまでイッテQ!』(以下、『イッテQ』)で珍獣ハンターとしてレギュラーパーソナリティのオーディションに合格。長期ロケに出る機会が多くなったのもあって、コンビは事実上解散(自然消滅)となった。
大学在籍中に、『イッテQ!』の珍獣ハンターの企画で一躍注目を浴びる。イモトの実父は娘がコモドドラゴンに追いかけられているのをテレビで見て、初めて芸人になったことを知った。芸人になることを反対していた実父はこれを心配し、「鳥取に帰って来い」と叱責したという。しかし後になって両親は芸人という職業を受け入れており、イモトが掲載された雑誌などの切り抜きを集めている。
2007年9月18日放送『ハモネプリーグ』(フジテレビ)にて「高木ブーとキャンプ」(文教大学所属)にイモトとして参加するも、Cブロック最低点で敗退。しかしながらイモトのキャラクターはすでに確立しており、一番観客の笑いを獲ったステージだった。
2008年、文教大学情報学部広報学科卒業。かつては友人女性と共に東京で同居していた(2008年当時)。
2009年8月29日・30日放送『24時間テレビ32』のチャリティーマラソンランナーに選ばれ、30日21時12分に126.585 kmを完走。放送時間を約15分超過しての完走だったが、この日は第45回衆議院議員総選挙が実施された関係上、イモトのゴール時の様子は『ZERO×選挙 2009』内で22時から録画での放送となった。
2009年、並びに2013年に開催されたグラチャンバレーの応援スペシャルサポーターに就任する。
2010年11月『99年の愛〜JAPANESE AMERICANS〜』にて女優として出演した。
2013年10月2日、『イッテQ!』の企画により、世界8位の高峰・マナスル登頂に成功する。
2016年夏にレギュラー出演した『家売るオンナ』ではトレードマークの太眉を封じ、新人営業マン・白州美加役を演じた。翌2017年5月26日放送の同作のスペシャル版『帰ってきた家売るオンナ』や2019年冬放送の同作の続編『家売るオンナの逆襲』でも太眉を消して出演している。
2018年には『イッテQ!』の番組内企画として、小学生時代からイモトの憧れの存在だった安室奈美恵とドッキリで対面を果たし、その後に行われた対談でイモトは自身の積年の想いを全部伝えた。この企画が注目を浴び、「安室奈美恵とイモトが一緒に海外旅行に行く」などという噂まで流れたが実際は安室と連絡を取る手段すら無く、その後のプライベートの交流は一切行なっていないと否定している。この件に関してはイモト自身から、「行かないですよ、行くわけないっていうか」「どんなアレで記事になったのかはわからないですけど」「そもそも個人的に連絡を取るとか手段もないですし、そのやりとりもないですし」と発言されている。この噂話以前にも『イッテQ!』では対談の感想に関して、「本番前に手が震えちゃって、ちょっと嫌だと思ったんです。対談があまりにも怖過ぎて」と明かしていた。
2019年11月24日、『イッテQ!』の緊急生放送にて同番組ディレクターの石﨑史郎との結婚を発表。
2021年8月15日、『イッテQ!』のエンディングにて妊娠6か月である事を発表。11月21日、産休入りを発表。
2022年1月2日、『イッテQ!』の新春スペシャル『イッテQ!新春SP遠泳部に池江璃花子サプライズ登場&女芸人&ガールズ全集結SP』中に第1子となる男児の出産を電話で発表。3月6日放送の『イッテQ!』出演に伴い仕事へ復帰した。
写真家として個展も開催している。海外のロケ先では必ずたくさんの撮影をして来ている。同郷の鳥取県出身の写真家・植田正治を尊敬しており、2013年7月には植田正治写真美術館「植田正治生誕100年特別企画展 SHOJI UEDA:DUNES」を訪れテレビPRも行った。また、2014年10月から11月にかけて植田正治写真美術館で自らが世界各地で撮影した美しい風景や現地の人々の姿など計50点を展示する写真展「地球の絶景珍景写真展」が開催された。
自称“田舎の女子高生”といったキャラクターで、セーラー服姿で出演している。制服は母校・米子西高校のセーラー服を模したデザインである。方言を使った一人コントを展開する。なお太く見える眉毛は描いており、油性フェルトペンではなくアイブロウペンシルで描いている。眉を太く描くようになった理由は本人曰く「顔がパッとしない」とのことで、田舎の女子高生を演じるコントで田舎っぽさを出すことを色々考えていたところ、眉を太く描いてみたらしっくりきたと思ったことだった。なお、珍獣ハンターとしての仕事で強い動物と対決する時は、より太く描いている。ちょうど柳原可奈子のギャルキャラコントがヒットしていた頃に、自分は逆を張ろうとして田舎者キャラでいこうと決めたという。本人は「ブサイクメイク」であることを強調し、すっぴんは美女(本人自称で成海璃子似)であると語っている。ちなみに素顔は上記プレスカードの写真や番組ディレクターのアポ無し自宅訪問のほか、TOKYO GIRLS COLLECTION 2009AUTMN/WINTER や2010年10月10日付けの公式ブログなどでも公開されている。
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