『東海ラジオ ガッツナイター』(とうかいラジオ ガッツナイター)は、東海ラジオ放送(SF)が放送しているプロ野球中継番組で、中日ドラゴンズ戦を中心に全試合放送している。
基本として単独番組として編成されているが、2019年から2022年までは、火 - 金曜日のナイトゲーム中継を『ドラゴンズステーション』(SFの自社制作による生ワイド番組シリーズ)に内包していた。
基本的には生番組以外のスポンサー付き番組は繰り下げ(スライド)対応として、ノンスポンサーの番組から順次休止させる傾向にある。
月曜日にナイターが行われた場合、交流戦は月曜放送番組をその週のナイターの無い他曜日に時間シフトして放送していたこともあったが、2011年現在は該当試合も「ドラゴンズスペシャル」の扱いで放送しており、セ・リーグ戦同様に月曜放送番組をその週のドラゴンズ戦ナイターの無い他曜日にシフトすることはなくなり、前述のように一部の録音番組を土曜や日曜に振替放送して対応している。2021年は該当試合が中止になっても、これらの番組の元の時間への復帰はせず、雨傘番組を編成している。
なお、2007年は1日だけSF自社制作の番組がレインコート番組として放送された。
在名テレビ単営局のプロ野球解説者を兼任していることが多い。またラジオ単営局の割には、レギュラー・不定期での出演を含めての解説者が多い。
2000年代以降は自社制作の場合、実況アナが解説者を紹介する際「東海ラジオプロ野球解説者」として紹介する様になった。
2019年から2022年までは、当日の試合中継を担当しない解説者のうち1名が、『ドラゴンズステーション』のスタジオコメンテーターを担当。2020年10月から2022年9月までは、同じ担当者が前枠の『源石和輝! 抽斗!』のスポーツコメンテーターも兼務していた。
中日主催試合などの自社制作中継においては、スコアラーも担当していたが、2017年シーズン途中からはアルバイトが担当することになった。(スコアラーもしくはSF単独放送時における相手チームのベンチリポートを担当するアナウンサーは、2014年までナゴヤドームでの試合前のスタメン発表及びスピードボールコンテストの司会を務めていた)。
2019年まで、ビジターゲームの際は1名が派遣されリポーターを担当していたが、現地局での放送がない場合は実況を担当する場合もあった(後述)。ただし2020年以降は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点ならびに人員不足の影響から、ビジターゲームへのアナウンサーの派遣を見合わせており、現地局のアナウンサー1名が中日側のリポート(現地局本番時は両軍兼務)を伝える形となっている。
なお、かつては中継中のスタジオ業務も担当していたが、2011年度からは夜勤担当のアナウンサーが、ナイトゲームのスタジオ業務を担当するようになった。火 - 金曜日のナイトゲーム中継が『大澤広樹のドラゴンズステーション』に内包された2019年度には、スポーツアナウンサーでもあるパーソナリティの大澤および、アシスタントの前野沙織(東海ラジオアナウンサー)が基本として当該曜日のスタジオ業務に従事。中日のホームゲームをナゴヤドームで開催する週には、大澤が基本としてカード初戦(火曜日または金曜日)の中継で実況を担当していた。このため、実況担当日の放送では、スタジオからオープニングのパートへ出演した後にナゴヤドームへ移動。移動後のスタジオ業務を、前野が単独で担っていた。
2020年度には、上半期(2020年4 - 9月)の火 - 金曜日に編成された『村上和宏のドラゴンズステーション』において、パーソナリティ(村上)とアシスタント(前野)が大澤のパーソナリティ時代と同様のパターンで出演。下半期(2020年10月 - 2021年3月)には『大澤広樹のドラゴンズステーション』が火 - 金曜日限定で復活していたが、中日がレギュラーシーズンの全日程を終了する2020年11月中旬までは、大澤が実況担当日を除いてスタジオ業務を担当していた。
2010年以降の週末デーゲームのスタジオ業務については、基本としてレインコートプロのパーソナリティが担当する。ただし、2013年度の日曜日には、松原敬生ではなく下記アナウンサーのうちの1人が担当していた。
2023年度には、『Live Dragons!』が平日ナイトゲームの前座番組として編成される関係で、同番組で「DJ」を務める平松伴康が中継にも「ゲスト」として随時出演。また、後続番組の『ガッツナイターplus』も含めて、ナイトゲーム(土・日曜に実施される場合も含む)のスタジオ業務は源石(木曜のみに固定)とNTBから派遣されている浅野麻衣、笠井ゆかりのいずれかが交代で担当する。
以下は2023年度シーズンの担当者で、特記しない限り東海ラジオのスポーツアナウンサー。
※以下はベンチリポートのみ。
源石ならび三浦については、ベンチリポートを担当する試合を『10チャンベースボール』で同時に中継する場合、当番組のベンチリポートへ専念するため、東海ラジオの別のアナウンサーを『10チャンベースボール』専任のベンチリポーターへ派遣している。
ナゴヤドーム(2022年以降の名称は「バンテリンドーム ナゴヤ」)で平日に組まれている中日主催のナイトゲームでは、2022年5月18日(水曜日)の対DeNA戦中継での森脇淳を皮切りに、東海テレビのスポーツアナウンサーも当番組専任のベンチリポーターへ随時起用している。同年8月21日(日曜日)にデーゲームとして組まれていた中日対ヤクルト戦(バンテリンドーム)中継では、同局の現職アナウンサーから初めて、森脇が実況を担当。森脇がシーズンの途中に東海テレビのアナウンス職を離脱(スポーツ局長へ異動)した2023年には、後輩のスポーツアナウンサー(小田島卓生・斉藤誠征・加藤晃・高橋知幸)が実況やベンチリポートを随時任されているほか、中日主催デーゲーム中継(主に東海テレビが競馬中継との兼ね合いで放送権を獲得しない日曜日)での担当も始めている。
以下は実況アナウンサーが不足していた時期に本数契約で出演していた。
など
※NRNシングルネット
原則、月~金曜はニッポン放送、土・日曜は文化放送とのネットとなる。ただし、以下のような例外がある。
1979年以降NRNが中継権を独占しているヤクルト主催試合は、JRN単独局のCBCラジオでは放送できないため、LF・QRの制作でSFの独占中継になる。ただし、聴取率調査週の試合中継ではLF・QR技術協力による自社制作を行なうこともある。
平日のNRN全国中継を担当するニッポン放送が、巨人主催試合の高額な放送権料節約や、巨人戦以外の全国中継放送本数の契約条件などのために本番カードにヤクルト主催試合を充てた場合は、東海ラジオもヤクルト主催試合を優先的にネット受けし、同じ日に行われる巨人主催の中日戦を雨天予備カードに回すことすらあったが、2002年に横浜主催試合の放送権がJRNへ再開放され、2010年代になるとRFラジオ日本が巨人主催試合の制作を地方開催時や週末を中心に削減した一方、読売新聞社が『ニッポン放送ショウアップナイター』の番組スポンサーとなる形で、ニッポン放送が読売グループから資金援助を得たことにより、巨人主催試合を再度優先的に放送するようになったことなどの諸情勢の変化もあり、平日については予備カードに回ることが大幅に減少し、巨人主催中日戦が放送される頻度が増加した。
巨人・ヤクルト・DeNA主催ビジターゲームの場合、東海ラジオはニッポン放送または文化放送制作の実況音源をそのままネット受けするが、中日主催試合については土・日のQRはそのままネット受けすることが多い一方、LFは平日であってもSF技術協力で乗り込みの自社制作を行うことがある(主に聴取率調査期間前後)。また、平日に中日主催の西武戦が行われる場合は2017年まではQRが自社制作(『ライオンズナイター』)を行っていたため、この場合もSFが技術協力していたが、JRNナイターが廃止された2018年以降はCBCからのネット受けに転換している。なお、ベンチリポーターは中日サイドはSF、相手チームサイドはLF・QRのうち当日の中継を担当する局から派遣され、SFとLF・QRが別制作する場合は同じリポーターが両方の中継に登場する(リポーターについてはクライマックスシリーズ(CS)、日本シリーズの中継においても同様の対応)。ただし、中日ビジターゲームのQRからの裏送りの場合は中日サイドのみリポーターが配置されるが、まれにホームチーム側にもつくことがある。中日主催試合の単独放送時はSFからリポーターを両サイドに個別に配置するか、中日サイドのみの配置となる。ただし、2019年は中日主催試合がNRN全国放送カードとなった場合でも、平日のLFは出張費削減の観点から、週末のQRも自社で放送しなくなったことから、どちらも原則としてリポーター派遣を見合わせるようになったため、SFのアナウンサー1名が両軍のリポートを兼務するケースが増えている。
一方、同じ中日新聞社傘下にあるCBCラジオ(『ドラゴンズナイター』)と中継試合数のバランスを取るためか、巨人主催試合は原則としてニッポン放送・文化放送制作のNRN全国中継となった場合や、一部のデーゲームや月曜ナイターをニッポン放送が中継する場合のネット受けに限定して行っている。かつ、巨人主催試合ではナイター・デーゲームを問わず東海ラジオによる乗り込み自社制作も原則として行えない。
一方、東海ラジオでは予備カード扱いとなりながら、それ以外のNRN系列局が個別に受けた事例がある。
土・日曜に巨人主催の中日戦デーゲームが組まれた場合はCBCがラジオ日本(RF、『ジャイアンツナイター』)から裏送りを受ける(またはRF協力の自社制作を行う)一方、SFでは対巨人戦を放送せずに全国向けのNRNナイターを放送する日も多い。なお当日が全試合デーゲームの場合はNRN系列局のデーゲーム中継をネットする。この時巨人戦に代えて広島戦を放送するのであれば、RCCからネット受けあるいは裏送りとなる(後述)。裏開催のヤクルト・DeNAの主催デーゲームをニッポン放送発裏送りで放送することもある。ただし、2011年のように巨人主催試合での優勝決定の可能性がある場合は例外的に中継が行われる他、2017年は開幕カードの3連戦を土・日曜デーゲームを含めて全て放送した。また、自社での巨人×中日の中継を行わない場合でも、取材担当(かつナイター予備カード時は昇格時のベンチリポート要員)として、東海ラジオのアナウンサー1名が現地に派遣される。
土曜日のデーゲームで、ニッポン放送が自社ローカルで放送する場合は東海ラジオは2019年以降、ニッポン放送のネット受け事例が増えている。この場合、ニッポン放送は編成の都合により途中で地上波での放送が終了し、独自ネット配信への切り替えがあるが、東海ラジオでは地上波で試合終了まで放送するため、切り替え前に実況アナウンサーから告知があり、ニッポン放送が地上波での放送を終了した後は東海ラジオ向け裏送りとなる。なお、RCCでは、ニッポン放送の放送有無に関わらず日曜デーゲームと一括でRFラジオ日本に裏送りを依頼している。
かつては、土・日曜のLFとMBSの局間ネット(LF-MBSライン)向けにSFが別制作をしていたこともあるが、1990年代以降はLFまたはMBSがSF技術協力の乗り込み自社制作を行うようになり、2011年からはLF・MBSが自社制作の体制をとれない場合はCBCからネット受けを行うようになったため、別制作は行わなくなっている。一方、LFがデーゲームを放送する場合、ナイターと比べてネットワークの縛りが緩いため、LFが自社制作の態勢をとれない場合はSFから本番組をネット受けする。上述の「巨人対中日」戦の巨人主管試合でSFが放送できない試合の場合に、特に阪神戦(原則として土曜日デーゲーム:MBSラジオ、日曜日デーゲームと土・日のナイター:ABCラジオ)、広島戦(RCCラジオ)を中心に他地域で行われる試合を補填する場合もある。
またまれにではあるが、夏の全国高等学校野球選手権大会の期間中に阪神戦がデーゲームで行われる場合、ABCラジオは高校野球を優先する日程上の関係で、関東で中日戦が行われていた場合、QRからの裏送りでSF-ABC(-土曜のみKRYも)の2~3局間ネットとなる試合も存在する。
クライマックス・セは全試合ニッポン放送とネットを組む。関東地区での試合の場合、当社はニッポン放送の実況音源をそのままネット受けするが、バンテリンドームでの試合の場合はニッポン放送が全戦乗り込みで自社制作するため、東海ラジオの実況音源はニッポン放送の電波・ネット配信では一切流れない。ただし、他のNRN加盟局向けには配信がなされる。
日本シリーズは2017年以前であれば西暦偶数年(セ本拠地から始まる年)は奇数試合(1,3,5,7戦)はニッポン放送、偶数試合(2,4,6戦)は文化放送とのネット、西暦奇数年(パ本拠地から始まる年)はその逆の組み合わせで、かつ2011年までは中日が出場できなければ放送されなかった。2018年は全試合文化放送担当を経て、2019年以降セ本拠地での試合がニッポン放送、パ本拠地での試合は文化放送と整理された。文化放送は2019年以降土・日曜とも公式戦期間のナイター中継を行っておらず、非NRN扱いの平日も2018年以降はCBCラジオとネットを組んでいるため、東海ラジオ制作の中継が文化放送で流れる可能性は事実上無くなった。
在阪球団出場時のNRN配信は第1・2・6・7戦(奇数年オリックス主管・偶数年阪神主管)を朝日放送ラジオが、第3・4・5戦(奇数年阪神主管・偶数年オリックス主管)をMBSラジオが担当するが、オリックスが出場した場合、偶数年のMBSラジオは阪神の出場有無にかかわらず自社でも放送するため局間ネットとなる一方、奇数年の朝日放送ラジオは、阪神が出場しない場合(中日出場時を含めて)裏送りとなる。
ニッポン放送は全試合でNRN全国中継と自社ローカル向けの二重制作を行うが、文化放送は必ず最低1試合はNRN全国中継をネット受けする。なお、2011年の文化放送は偶数試合のみ自社制作し、奇数試合の3,5戦目は東海ラジオ、1,7戦目は九州朝日放送制作のNRN全国中継をネット受けした。
原則として火~木曜と土・日曜デーゲームはMBS、月・金曜と土・日曜のナイターはABCとネットを組む。2007年まで土・日曜の中日主催時はSF制作版をラジオ大阪(OBC、『ドラマティックナイター』)へネットし、MBSはSF協力での自社制作かSF裏送り、LF制作版のいずれかをそのまま放送していた。また、阪神主催のナイターはラジオ大阪のネット受けまたは裏送りで中継を行っていた。しかし2007年を最後にラジオ大阪が野球中継から全面撤退したため、2008年・2009年の土・日曜は全面的にMBSとネットを組むことになった。2010年から土・日曜のJRNナイターが原則廃止され、ABCが土・日曜のNRNナイター担当局となったため、現行の体制となった。
1976年から1980年までABCが阪神主催試合の優先契約を結んだ影響で、MBSが全国中継カードを主体とした放送体制とした1979年までは、対阪神戦ではABCとの局間ネットとなる月・金曜日以外は、中日主催時はローカル放送となることが多く、阪神主催時はMBS(1977年以降はNRNナイター週末担当となったOBCも)に製作本数の制限がかかったため、SFまたはLF(土・日曜はQRも)が乗り込むか、平日はABCがSF=LF予備=NRN向け裏送り分をCBC=TBS予備=JRN向けと二重制作するかのいずれかとなっていた。
対阪神戦については、阪神主催の場合は上記担当局との局間ネットとなるが、中日主催の場合は2003年以降両局によるSF協力の自社制作が大部分となり、高校野球期間中のABCも2009年から自社制作するようになったため、SF単独での放送が多くなっているが、2004年は阪神が優勝争いから脱落した関係でMBSにおける8月以降の試合が、2011年は7月5日からの3連戦と8月30日・31日の試合、2012年は6月26日からの3連戦と7月25日・26日の試合がそれぞれSFとの局間ネットとなった。なお、MBSでの中継がない日曜デーゲームを除き、MBS・ABC自局で中継がある場合はネット受けしない場合であっても、ネットワークの曜日に応じてMBS・ABCのどちらかから阪神サイドのリポーターが派遣される。
対オリックス戦については、上記担当局でオリックス戦が中継されることは少ないので、中日主催は単独放送、オリックス主催は上記担当局制作の裏送りとなる。上記担当局において予備カードとして組み込まれていない場合は、後述のように現地局の解説者+SFアナウンサーという形が採られることがある他、聴取率調査期間に該当した場合は実況・解説・リポーターとも自社で揃えることがある(最近ではCBC・SFとも2019年が該当)。巨人対中日戦の裏カードまたは中日戦非開催かつ阪神戦が非開催の時に、裏カードのオリックス主催試合を放送する場合、対ソフトバンク戦ではKBC向け裏送り分(MBS・ABCのどちらが担当するかは一定していない。KBC向けがABC担当の場合、阪神対中日戦や土曜の対中日以外の阪神戦では本番MBS・予備ABCの切り替えが発生)をネットすることが想定されるが、対日本ハム戦の場合はSTVが2021年からデーゲームと土・日・月曜ナイターの中継を休止しているため、ABC・MBSのいずれかの裏送りによるHBC=SFの変則ネットを特例で行うかどうかは未定。
日曜日のデーゲームはMBSが中央競馬中継(『GOGO競馬サンデー!』)を最優先として放送しないため、阪神主催であっても裏送りとなる(中日主催は当然ながら単独放送)。ただし2014年以降は日曜デーゲームの「巨人×中日」の裏カードや屋外球場開催の中日戦(北陸シリーズのホームゲームや本拠地が屋外の広島・ヤクルト・DeNA主催など)の予備カードの昇格で阪神主催ゲームを放送する場合、ABC制作中継のネット受けをする。この場合対広島戦ではRCCとの3局ネットとなる。デーゲームでは2021年5月2日が最初の実例となり、2022年も4月10日や2023年5月21日にも行われたが、いずれもNRN単独局のSFがネットしていながら、前日にRCCとの局間ネット(MBSがSFとの局間ネット)を行っていることから、機材運用の簡便化のため、他球場速報ではJRNの速報チャイムが使われることが多いが、2023年9月10日はこの事例で初めてNRNのチャイムを使用した(ナイターでは2020年の日曜に一応のNRN本番扱いで一足先に実績があるが、この時はNRNの速報チャイムを使用した)。また2020年は変則日程により、10月以降は土・日曜でも中日が屋外開催のビジターゲーム時に予備補充を行うことがあるが、阪神主催ゲームについては土曜はMBSから、日曜はABCからの補充としている(最初の実例は10月3・4日の『DeNA vs 中日』〈QR制作裏送り〉の予備の『阪神 vs 巨人』)。
この競馬中継はGIなどの重賞レースのレース実況に限りCBCにもネットされるため、その場合は短い時間ではあるがMBS制作の番組で在名の2局が競合することになる。
クライマックスシリーズについては、2010年までは曜日に関係なくMBSとネットを組んでいたが、2011年度はナイター編成期間通りのネットワーク関係となり、水・木曜開催の第1・2戦はMBS、金~日曜開催となった第3~5戦はABCとネットを組んだ。2012年度は2010年度までと同じ態勢に戻り、ファーストステージはSF-MBSの局間ネットで中継、ファイナルステージはMBSが第5戦まで自社制作したが、第6戦はLFの実況音源をSFと共にネット受けした。しかし、2014年のファーストステージは阪神主催となったが、広島の最終戦の結果によっては広島主催になる可能性があったため、主催球団に関係なくLFの自社制作分をネット受けすることになり、MBSからのネット受けは行わなかった。
日本シリーズでは2018年まで第1・2・6・7戦はMBS、第3・4・5戦はABCとネットを組んでいたが、2019年からABCが阪神の出場時のみ自社で放送し、オリックスの出場時は西暦奇数年にNRNへの裏送りのみ行うことにしたのと、2018年からNRNの配信がパ・リーグのホームゲームはQRが、セ・リーグのホームゲームはLFが幹事となり、在版球団の主管分の制作・配信は第1・2・6・7戦がABC(西暦奇数年=オリックス・偶数年=阪神。阪神非出場時はオリックス戦の奇数年裏送りのみ参加)、第3・4・5戦がMBS(西暦奇数年=阪神・偶数年=オリックス。出場球団にかかわらず放送)の担当となったことから、2021年のオリックス主管による第1・2・6・7戦はABCの裏送り分をネット受けした。2022年はMBSがオリックス主管の第3・4・5戦の自社での放送とQR-NRNへの配信を行い、SFでもネット受けした。
主催球団を問わず、原則として水~金曜全般ならびに月・火・土・日曜ナイターは局間ネットを組む。土・日曜デーゲームは中日主催は原則として単独放送。広島主催はRCC制作で裏送り(土・日曜にCBCが乗り込み自社制作した場合は局間ネット)が行われる。
土・日曜ナイターについては元々はデーゲームと同様のネット対応としており、2010年の週末JRNナイター廃止後も、2014年までのRCCはデーゲーム・ナイターを問わずCBCからネット受けしていた。
2015年から、RCCは機材運用の簡便化のため土・日ナイターをNRN扱いに固定したため、2015年に唯一週末ナイター開催となった9月18日(土曜)はRCCはリポーターを派遣の上SFからネット受けしたほか、2017年の金・土・日の広島主催ナイター3連戦は3試合ともRCCからのネット受け(すなわちCBCは全試合裏送り)となる。
TBSラジオが野球中継から撤退した2018年からは、RCCは月・火曜ナイター(月曜は個別ネット、火曜はNRNナイター本番・予備扱い)もSFとの局間ネットに切り替え、CBCとのネット関係は土・日曜デーゲームのみとなった。月・火曜日がデーゲーム開催となった場合は、ネット局や要員などの都合により柔軟に対応しているため必ずしも決まっていないものの、どちらかといえばCBCを含むJRN系列局やRFラジオ日本とのネットを優先している。
曜日・主催球団に関係なく、原則局間ネットとなる。なお、2016年までデーゲームをSTVで放送しなかったため、STV制作の裏送りが行われる場合はSFから実況アナウンサーが派遣されたこともある(2012年の土曜デーゲーム、2015年の土・日曜デーゲームが該当)。日本ハム主催で行われた2018年は局間ネットにもかかわらず、STV側の人員配置の都合上、1試合のみSFのアナウンサーが実況を担当している。
ソフトバンク主催の場合はKBC制作分をそのままネット受けするが、日曜デーゲーム中継では2018年シーズンまでKBC自社では中央競馬中継(MBS発『みんなの競馬』→『GOGO競馬サンデー!』の一部ネット受け)を挿入するため、その間は一時的に裏送りが発生した。また中日主催の場合、2010年度まではKBCがSF協力の自主制作で対応していたが、2011年度以降は同局の自社制作縮小により、SF-KBCの局間ネットでの中継となっている。また、2011年の中日主催の2連戦のうち、初戦はKBCだけでなく、長崎放送・NBCラジオ佐賀・熊本放送にもネットされ、さらに2戦目はNRN全国中継となったため、前記3局は事実上2日連続のネットとなった。
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