高島 雅羅(たかしま がら、1954年3月2日 - )は、日本の女優、声優である。東京都台東区浅草出身。青二プロダクション所属。
父は肉屋を営んでいた。実践女子学園中学校・高等学校卒業後、当初はビジネスイベントのナレーターをしており、来場者に大手電機メーカーの最新コンピュータの説明をする仕事をしていた。コンピュータの知識はなくある時、客から製品の機能について質問されて絶句して張り付いた笑顔のまま、「それでは説明を始めます」と説明。そのことについてはショックであり、喋ることは好きだったが、中身のない飾り物になることを嫌だと目が覚める。そんな時に知人からプロダクションを紹介されて、吹き替えの仕事をもらって声優としての活動を始める。
劇団薔薇座出身で、野沢那智の下で演技の指導を受けた。演技指導の厳しさで知られている野沢も、高島の実力を高く評価している。
初レギュラーは1978年、『新・エースをねらえ!』の滝みちる役となる。
2008年4月より東京俳優生活協同組合からアクロス エンタテインメントに移籍。2009年10月まで所属していた。その後、フリーの期間を経て、2010年に俳協に復帰。2018年1月1日に青二プロダクションに移籍。過去に同人舎プロダクションにも所属していた。
2015年、第9回声優アワード「高橋和枝賞」を受賞。
音域はメゾソプラノ。
アニメ・吹き替え問わず多数の作品に出演している。海外ドラマや洋画吹き替えではキム・ベイシンガーやデミ・ムーア、シャロン・ストーン、ジーナ・デイヴィス、レネ・ルッソ、ミシェル・ファイファー、マーグ・ヘルゲンバーガーなどを担当することが多い。古典劇から現代劇、重厚なドラマからシットコム・コメディ、特撮作品まで幅広く出演し、ヒロインの吹き替えも多くこなす。
温厚で穏やかな人柄として知られ、現場での信頼も厚い。田中敦子は、新人時代に高島の演技や人柄に感激し、現在でも高島を目標としている。
夫は同じく声優の銀河万丈。夫婦での共演も多数ある。
資格・免許は調理師免許。趣味は園芸。特技はジャズダンス、クラシックバレエ。
太字はメインキャラクター。
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