『明石家多国籍軍』(あかしやたこくせきぐん)は、1994年4月14日から同年9月22日までTBS系列で放送されていた毎日放送制作のバラエティ番組で、明石家さんまの冠番組である。放送時間は毎週木曜 20:00 - 20:54(日本標準時)。
日本で活躍する外国人をゲストに招き、司会のさんまとレギュラー陣が彼らとトークを展開していた番組。
「ウォンテッド」のコーナーでは、過去に日本で有名になった外国人タレントのその後について現地調査を行っていた。このコーナーで、ゴダイゴのスティーブ・フォックス、『小さな恋のメロディ』主演のトレーシー・ハイド、フィギュアスケートで人気を博したジャネット・リンらが現在の元気な姿を見せるとともに、かつての姿を髣髴させるイベントを行うなどした。
女優の中村玉緒がバラエティ路線進出のきっかけとなった番組でもある(厳密には、同じくさんまが司会を務める『痛快!明石家電視台』の「なにをきくねん」のコーナーに、ドラマ30『いのちの現場から』の収録ついでに宣伝として出演したのが契機である)。本番組以降、さんまは玉緒のことを「お母さん」と呼ぶようになった。
関西圏を中心に高視聴率を獲得したが、視聴率が西高東低傾向であったことと、さんまのスケジュールの都合、フジテレビでさんまとビートたけしによる番組の企画が進行していたこと(ただし、同番組はたけしのバイク事故のために実現せず)などにより、半年で番組は終了した。2018年10月15日放送の『1番だけが知っている』でさんまがVTR出演した際にMBS側のスタッフから番組続行を懇願されたが、さんま自身が番組終了させたのは後悔していると証言した。
オープニングテーマとエンディングテーマには、ジャニス・ジョプリンの楽曲を用いていた。エンドクレジットも初回のみ前番組「爆裂!異種格闘技TV」同様の日本語スタッフロールだったが、第2回以降は英語表記のクレジットに変更された(例:Produced by MBS(当時のロゴ))。
第1回放送のみ、MBSの男性アナウンサーが担当していたが、第2回以降は「This program is brought to you by P&G and these sponsors.」と英語によるアナウンスに変更された。また、7月よりP&Gが90秒の提供になり、「P&G」の前に「暮らしひろがる 世界の品質」が入った。
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