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アカデミー脚本賞


アカデミー脚本賞


アカデミー脚本賞(アカデミーきゃくほんしょう、Academy Award for Writing Original Screenplay)は、アカデミー賞の中の一つで、その年アメリカで上映された映画のうち最も優れていると考えられた脚本にあたえられる。原作のないオリジナルかつ未発表の脚本に与えられる賞であり、小説・演劇・テレビ番組などの原作から起こされた脚本にはアカデミー脚色賞が与えられる。

1940年から始まっており、アカデミー原案賞(原作のない映画のもととなる、最初から最後までの筋書きを文章にした「ストーリー」に対して贈られるもの)から派生して設置された。原案賞は1956年を最後に廃止され、脚本賞に統合された。1957年以後は脚本のもととなるストーリー(原案)作成に参加した者にも脚本家と並んで脚本賞が贈られている。

受賞及び候補者一覧

1940年代

1950年代

1960年代

1970年代

1980年代

1990年代

2000年代

2010年代

2020年代

記録

複数回受賞・ノミネート者

※ フランシス・フォード・コッポラは脚本賞を1回(ノミネート2回)、脚色賞を2回(ノミネート3回)受賞している。

最年長・最年少の受賞・ノミネート者

その他

  • 外国語映画ではリチャード・シュワイザーが『Marie-Louise』で初の受賞となり、英語以外の脚本ではアルベール・ラモリス、ピエトロ・ジェルミ、クロード・ルルーシュ、ペドロ・アルモドバル、ポン・ジュノ&ハン・チンウォン、ジュスティーヌ・トリエ&アルチュール・アラリが受賞している。また、ラモリスは短編映画(『赤い風船』)として唯一の脚本賞を受賞、ノミネートされた人物である。
  • ミュリエル・ボックス(『第七のヴェール』)はこの部門で女性初の受賞者となり、夫のシドニー・ボックスと共同で受賞した。また、女性初の単独受賞者はカーリー・クーリ(『テルマ&ルイーズ』)である。
  • ジョエル・コーエンとイーサン・コーエンはこの部門で唯一の兄弟での受賞者(『ファーゴ』)である。
  • フランシス・フォード・コッポラ(『パットン大戦車軍団』)とソフィア・コッポラ(『ロスト・イン・トランスレーション』)は唯一、父娘でそれぞれ受賞している。
  • プレストン・スタージェスは1944年に『凱旋の英雄万歳』と『モーガンズ・クリークの奇跡』の2作で同時ノミネートを果たし、オリバー・ストーンは1986年に『プラトーン』と『サルバドル/遥かなる日々』で2作同時ノミネートを果たした。また、モーリス・リッチリンスタンリー・シャピロは1959年に『ペティコート作戦』と『夜を楽しく』で同時ノミネートを果たし、後者で受賞した。
  • アフリカ系アメリカ人初の受賞者はジョーダン・ピール(『ゲット・アウト』)、アジア人初の受賞者はポン・ジュノ&ハン・チンウォン(『パラサイト 半地下の家族』)である。

脚注

注釈

出典

外部リンク

  • Academy of Motion Picture Arts and Sciences - 映画芸術科学アカデミー公式サイト(英語)
  • The Oscars - アカデミー賞授賞式公式サイト(英語)
  • Oscar Legacy - アカデミー賞各年の概要(公式サイト)(英語)
  • The Official Academy Awards Database - アカデミー賞公式データベース(英語)
  • Academy Awards - インターネット・ムービー・データベース (英語)
  • アカデミー賞 - allcinema (日本語)


Text submitted to CC-BY-SA license. Source: アカデミー脚本賞 by Wikipedia (Historical)


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