Aller au contenu principal

第七回中華民国立法委員選挙


第七回中華民国立法委員選挙


第七回中華民国立法委員選挙(だい7かいちゅうかみんこくりっぽういいんせんきょ)は、中華民国(台湾)の立法府である立法院を構成する立法委員(議員)を選挙するため、2008年1月12日に行なわれた選挙である。

概要

3月に行なわれる総統選挙の前哨戦として、与党の民主進歩党と最大野党の中国国民党の間で激しい選挙戦が戦われた。2期8年に渡って政権を担った陳水扁総統の経済政策の失敗に対する不満から、陳水扁与党の民進党は、選挙戦当初から劣勢を強いられる厳しい選挙戦となった。

今回の選挙から立法院の定数がほぼ半減されると共に、選挙制度も中選挙区主体の制度から小選挙区主体の制度へと改正された。

選挙データ

  • 総統:陳水扁(民主進歩党)
  • 改選議席数:113議席 - 前回までは225議席だったが、この選挙から定数がほぼ半減された。
  • 選挙制度:単一選区両票制(小選挙区比例代表並立制)
    • 選挙区:(小選挙区)73名
    • 原住民枠:6名(山地原住民と平地原住民、それぞれ3名を選出する)
    • 比例代表及び海外住民枠:34名
    • 投票:候補者への投票と政党リストへの投票による2票制(記号式)
  • 立法委員の任期:本選挙から立法委員の任期は3年から4年に延長。
  • 候補者数:総計423名
    • 選挙区:283名
    • 原住民選出枠:12名(平地原住民5名、山地原住民7名)
    • 不分区及外国居住枠:128名
中国国民党34名、民主進歩党33名、台湾団結連盟15名、新党10名、台湾農民党8名など12政党が名簿を提出
  • 有権者数
    • 区域及び原住民:17,179,656名
      • 区域:16,856,584名
      • 平地原住民:156,052名
      • 産地原住民:167,020名
    • 全国不分区:17,288,551名

選挙結果

与党民進党は立法院の4分の1すら下回る惨敗を喫した。一方、野党国民党は7割を超える議席を獲得し圧勝した。李登輝前総統を精神的指導者とする台湾団結連盟は民進党と国民党の一騎討ちに埋没、比例代表でも議席獲得に最低限必要な得票率5%のラインを突破できず(団結連盟が獲得した比例代表における得票数は34万票余、得票率3.5%)、議席を獲得することが出来なかった。

  • 投票日:2008年(民国97年)1月12日
  • 投票率:58.50%(選挙区)、58.28%(比例代表区)
  • 出典
    • 第07屆 立法委員選舉”。
    • 第7屆立法委員選舉暨全國性公民投票第3案、第4案 投開票概況 (PDF)
  • 当選者性別比:男性79名(69.91%)・女性34名(30.09%)
出典:日本人台湾独立促進会 の 2008年台湾立法委員選挙当選者一覧

当選議員

選挙区当選者

 中国国民党   民主進歩党   親民党   無党団結連盟   無所属 

補欠当選・欠員

比例代表および海外住民枠当選者

議席獲得政党の比例名簿の掲載順に記載。

繰上当選

脚注

関連項目

  • 2008年中華民国総統選挙
  • 台湾独立運動

外部リンク

  • 台湾のサイト
    • 中選會資料庫網站
    • 「2008立委選舉」- Yahoo!奇摩(ヤフー!台湾) の立法委員選挙特集サイト。各小選挙区毎の選挙結果等が詳細に掲載されている。
    • 「看漫畫學選舉」- 立法委員の仕事や新しく導入された単一選区両票制(小選挙区比例代表並立制)について漫画で紹介している(中国語)。
  • 日本のサイト
    • 2008年台湾立法委員選挙後のコメント
    • 2008年立法委員選挙 選挙区79議席の当落とコメント

上記二ついずれも東京外国語大学准教授小笠原欣幸の「ホームページ」より

  • 「2008年台湾立法院選挙当選者一覧」-「日本人台湾独立促進会台湾総統選挙特集」より

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 第七回中華民国立法委員選挙 by Wikipedia (Historical)