『湯けむりスナイパー』(ゆけむりスナイパー)は、原作:ひじかた憂峰(狩撫麻礼の別ペンネーム)、作画:松森正による日本の漫画作品。
『漫画サンデー』(実業之日本社)にて1998年から2004年にかけて連載。その後2005年から『湯けむりスナイパーPART2 花鳥風月編』、2007年から『湯けむりスナイパーPARTIII』を連載。2009年にはテレビ東京系のドラマ24枠にて、テレビドラマ化された。2013年、『漫画サンデー』廃刊により、連載を終了。
『湯けむりスナイパー 鼓動編』が『ヤングキングBULL』(少年画報社)にて2021年6月号より隔月で連載中。脚本に橋本一郎が加わっている。
単行本は、『湯けむりスナイパー』全16巻、『湯けむりスナイパー2 花鳥風月編』全2巻、『湯けむりスナイパー PART III』全3巻。
なお、原作の「椿屋」のモデルとなった温泉旅館は福島県会津若松市内の東山温泉にある老舗の和風旅館「向瀧」。外観等そのまま漫画に描かれている。ただし、この旅館には作品中に書かれているような露天風呂はなく、すべて屋内の内風呂のみである。
また、ドラマ版では「椿屋」の最寄り駅は三つ峠駅とされている。三つ峠駅は、富士山麓電気鉄道富士急行線の駅である。駅番号はFJ11である。
一流の殺し屋が血塗られた過去を隠し余生を穏やかに過ごすため、“源さん”を名乗って秘境の温泉旅館「椿屋」で働くこととなる。椿屋と源さんの周囲に日々起こるさまざまな人間ドラマを描く。
2009年4月3日から6月26日まで、テレビ東京系のドラマ24枠にて放送された。全12話。遠藤憲一の初主演作品として話題になり、「Vシネマ悪役の遠藤憲一が連ドラ初主演」と日刊スポーツの記事に書かれた。
テレビシリーズは放映回数を重ねる毎に徐々に人気が高まり、人気を博した。放映終了後の翌年、2010年1月2日の23:00(JST)に『湯けむりスナイパー お正月スペシャル』が放送され、2012年1月6日の24:12(JST)から2年ぶりのスペシャル版である『湯けむりスナイパー お正月スペシャル2012』がテレビ大阪を除くテレビ東京系列局で放送された。
2010年4月18日よりBSジャパンでも放送され、2014年1月8日の深夜3時20分より再放送をされている。
演出を務める大根仁は、湯けむりスナイパーに特別な思い入れがあり、映画版『モテキ』の監督を引き受ける条件の1つとして、湯けむりスナイパースペシャルを作らせて欲しいと依頼をした。
※ゲストも併せて記載。
お正月スペシャル(2010年1月2日放送 視聴率3.4%)
お正月スペシャル2012(2012年1月6日放送)
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