大和町(たいわちょう)は、宮城県中部、黒川郡に属する町である。
2010年代の全国の市区町村で人口減少傾向のところが多い中で、人口増加率が高い。
宮城県中部、仙台市の北に位置する町である。
ほぼ真北が大衡村に、北西方が色麻町に、東方が大郷町に、南東方が利府町にそれぞれ接していて、町内中央部の東寄りの一角に富谷市が南方から突き出すような形で分立する、不規則な地形をしている。町役場はこれら大衡村と富谷市に南北から突き出された、回廊地帯のような一角(吉岡地区)に位置している。
土地利用面では、町面積の大半は穏やかな森林地帯に属し、先述の町役場を含めた一帯の東西を、吉田川が流れている。
内陸に位置しているため、隣接する富谷市や大衡村や色麻町と同様、冷涼・寒冷である。冬季は、日本海側の雪雲の影響も受けやすく積雪も少なくない。
2020、2022年の「自治体経営力ランキング」で全国1位に選ばれた。
(平成12年国勢調査報告)
大松沢丘陵上に、地域振興整備公団と宮城県土地開発公社の共同事業により造成された。近くには同様に仙台北部中核テクノポリス構想に基づいて大規模内陸工業団地として開発された第二仙台北部中核工業団地(大衡村)や、これらの団地の機能を補完する流通業務を目的として造成された大衡工業団地(大衡村)、また、宮城県長期総合計画に基づいて県内物流機能を目的として造成された大和流通団地(町内)がある 。
なお、学苑(地名)の集配業務等の管轄は泉西郵便局となっている(当地には、宮城大学などが所在)。
配列は、統一金融機関コード順。
町内を東北新幹線が通過しているが駅は無い。鉄道を利用する際の最寄り駅は仙台市地下鉄南北線の泉中央駅。
かつては町内を仙台鉄道が通り、町域に吉岡駅が設置されていた。1950年に台風の被害で運休し、そのまま1956年に廃止となった。
参考文献
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