株式会社ドリーミュージック(英: DREAMUSIC Inc.)は、2001年(平成13年)8月に発足した新興レコード会社である。日本レコード協会正会員。
新田和長と武市智行らがみずほキャピタル、日本アジアホールディングス、日本コロムビア、みずほコーポレート銀行などらの有力企業とともに出資し、設立した。
ファンハウス(後のBMGファンハウス、現・アリオラジャパン)の創立者でもあった音楽プロデューサーの新田が、当時のBMGファンハウスから独立。設立時の社長はスクウェア出身の武市が務めた(のちに会長)。2005年4月に元エイベックス会長の依田巽が会長に就任、依田が代表取締役を務めるティー ワイ リミテッドの筆頭株主となり、新田は取締役社長代行を経て、取締役エグゼクティブプロデューサーとなった。なお新田は2012年8月31日付で、同社、並びにドリーミュージックパブリッシング及びドリーミュージックアーティストマネージメント3社の取締役を辞任し、退社した。
北野武監督の『座頭市』など、映画のサウンドトラック盤も発売している。また、所属アーティストの楽曲によっては日本テレビ系やフジテレビ系の番組のテーマソングに起用される事も多い。
発足当初、CD・DVD等の音楽ソフトの製造販売はソニー・ミュージックエンタテインメントに委託していたが、2003年7月からコロムビアミュージックエンタテインメントに委託先を変更、さらに2007年4月からはキングレコードに委託先を変更したのち、2010年4月よりソニー・ミュージックディストリビューション(現・ソニー・ミュージックソリューションズ)に委託した。しかし、2017年3月のフェイスによる子会社化に伴い、現在は同じフェイス傘下の日本コロムビアに再度販売・流通を委託している。同時にドリーミュージックパブリッシングのFEEL MEEレーベルにおいても、キングレコードから日本コロムビアに変更された。また、タワーレコードとハピネットに販売を委託してインディーズからリリースする作品もある。規格品番号はMUCD・ MUBD ・ MUXD(メジャー)、FOCD(インディーズ)。
2013年4月には、子会社ドリーミュージックパブリッシングに、ティー ワイ エンタテインメントの音楽レーベル事業が移譲された。
2017年3月、コンテンツ配信サービス企業のフェイスが過半数の株を取得し連結子会社化。日本コロムビアと同じくフェイス・グループの一員となる。ティー ワイ リミテッドは引き続き株を保有し、依田は取締役最高顧問として経営陣に残る。同年7月31日、本社機能を渋谷区神宮前からコロムビア等が入居する港区虎ノ門の江戸見坂森ビル4階に移転したものの、2021年2月1日に日本コロムビアの本社がフェイスの東京オフィス内に移転したため、同社も同オフィス内に移転した。
関連会社『ドリーミュージックパブリッシング』のレーベル。『ティー ワイ エンタテインメント』から音楽事業を移管。
2002年から2009年8月まで存在したレーベル。一時期は関西のインディーズレーベル「ギューンカセット」などと提携した。
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