阪 脩(さか おさむ、1930年〈昭和5年〉11月7日 - )は、日本の声優、俳優。
大阪府大阪市出身。青二プロダクション所属。
主な出演作に『ブラック・ジャック』(本間丈太郎)、『甲虫王者ムシキング 森の民の伝説』(ルター)、『チャンス〜トライアングルセッション〜』(海原将)、『機動警察パトレイバー』(榊清太郎)、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』(荒巻大輔)などがある。
祖母に連れられて、歌舞伎を見に行っており、幼い頃から芝居に触れて興味もあったと語る。
戦時中は15歳の時から海軍飛行予科練習生であり、京都府与謝郡栗田村で終戦を迎える。
大阪市立汎愛高等学校卒業。
その後は約10年間は目標が見つからないため、仕事を転々としていた。ある会社でアルバイトをしていた縁もあり、朝日放送とつながりができ、放送劇団員の募集で「そろそろ定職につかないと親も心配するだろうから」と軽い気持ちで受験したところ合格して25歳ぐらいから朝日放送劇団に入団してラジオドラマで役者の仕事を始める。
その内にテレビに出演する。しかし30歳になり、「このまま『楽しい』だけでいいのか?」と疑問に感じて本格的に芝居に取り組むためにレギュラーを降板して妻の太田を実家に預けて単独上京し、朝日放送東京本社支社の関係者たちの計らいで役者の仕事をしながら劇団新劇場に入団して舞台に立つ。
劇団解散後、熊倉一雄から誘われてテアトル・エコーに入団してアニメ、吹き替えの声優としての活動を始める。その後、青二プロダクションに所属。
音域はG - D。
アニメ、洋画、CDドラマ、ゲーム等に出演の他、ラジオ、舞台にも出演している。
大阪府出身であり、関西弁の役を演じることもある。この他後進の育成にも協力しており、現在は青二塾大阪校の専属講師として、月1回授業を受け持っている。
同じく声優である大木民夫が病気療養のため 一部の作品で持ち役の降板を余儀なくされた際、アメリカのWebアニメである『FはFamilyのF』(2015年・2017年)のホルテンヴァッサー役をシーズン2より引き継いだ。
特技は義太夫、大阪弁、関西弁。趣味は文楽、歌舞伎観賞。好きな色は深い緑。「トランスフォーマー」シリーズでは、「そういう色の役が来ないかいつも気にしていた」と話している。
近年では一部を除いてレギュラーおよび過去に演じたキャラクターは降板している。
太字はメインキャラクター。
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