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Beポンキッキ


Beポンキッキ


Beポンキッキ』(ビーポンキッキ)は、BSフジにて、2008年4月7日から2011年4月22日まで放送されていた子供向け番組。正式タイトルは『Super Kids Zone Beポンキッキ』。通称は『Beポン』。

概要

2007年3月に終了した地上波フジテレビ系『ポンキッキ』の後継番組として制作の意図等を考慮した結果、子会社のBSフジ(2008年10月以降は兄弟会社)に放送移行し、ポンキッキシリーズ第3世代版として放送開始。『ポンキッキーズ21』以降の放送で使われなくなっていた、『Super Kids Zone』の副題が復活した。

スタジオセットはツリーハウス(森の図書館)がモチーフとなっている。番組内ではビートルズの曲が多用されており、オープニング曲には、『ポンキッキーズ21』でも使われていた「All You Need Is Love」が使用された他、「Let it Be」を使ったラインダンスが制作された。

『ひらけ!ポンキッキ』時代から放送されていた『きかんしゃトーマス』は、フジテレビKIDSが2007年を以て版権元に放送権を返上したため、当番組では放映されていない。

教育コンテンツの一環として論語に関するコーナーをふんだんに取り入れ、子供向けの『論語リーダー塾』も開いている。また、創作絵本を募集する『Be絵本大賞』が開かれ、入賞作品は出版および番組内などで紹介されている。

2011年4月25日より『beポンキッキーズ』にリニューアルした。

内容の変遷

2008年度

ダンテ・カーヴァー、マイク眞木のほか、飛行機のかぶり物をつけた「ヒコーキさん」に扮した大塚ムネト、それぞれピンク色のリスの衣装で南明奈、水色のリスの衣装でチェルシー舞花、図書館の主である魔女「オジバジオ」役にピーター、宇宙人のキャラクター・オレンジ等が出演。各コーナーに入る際は、タッチパネル風のモニターの前で「beポンタップでゴー!」の掛け声を使用した。
11月には番組企画でガチャピンとダンテがヒマラヤ山脈のヤラピーク登頂に成功。麓からの登頂の様子は12月22日~26日、翌年1月5日~9日・12日の11回に分けて放映された。

2009年度

が〜まるちょば、洸平(現:松下洸平)が出演したほか、新キャラクターにクマの3人組・ロリポップス(アン、ロロ、ミイ)が登場、同時期放送の姉妹番組『We Can☆』(後『We Can☆47』)のマスコットキャラクターにもなっていた。

2010年度

新メンバーに石井正則(アリtoキリギリス)、畠山拓也(ROCK'A'TRENCH)、マヤ・ハッチ、5月よりピンク色のクマの衣装でセーラ、momoko(現:唯月ふうか)が加入。
曜日ごとの日替わりMCで各コーナーを放送。

放送時間

主なコーナー

これまでに放送されたコーナー。一部は休止後、再放送される場合もある。
  • ジャカジャカジャンケン
コーナードラマに合わせ18歳のコニーちゃんが登場。エンドクレジットの前に毎回必ず放送された。
  • ガチャピン・チャレンジシリーズ
  • Be COOL
GGマイクとダンテが、アウトドアに触れ様々な物を作るワークショップ。
  • モノゴコロの旅
ヒコーキさんが、ものの生まれた場所をレポートする。
  • 魔女のMENU
魔女のオジバジオが、絵本に登場する料理を実際に再現する。
  • Bee Bus ワールドツアー
アッキーナをガイド役に、写真で世界中を旅するアニメーション。
  • おしごとワールド
アッキーナがクイズ形式で様々な仕事を紹介する。
  • もじあるき
チェルシーとゆうやが、街を散歩しながら決められた文字を探す。
  • マネゲーム
ダンテの動きを視聴者に同じ動きをしてもらう。
  • ビックリえいご
ダンテが英語のフレーズを紹介する。
  • コドモの和道
日本の伝統的なものを学習する。
  • いきものがたり
自然の世界を映像で紹介するコーナー。毎回ビートルズの楽曲がBGMとして使われている。ナレーション:森本レオ
  • 100かい口上
ゆうやが奉行に扮し社会のルールやマナーを伝える。番組初期は「ぜったい奉行」のタイトルで公式サイトに表記された。
  • アハ!ピクチャー
白黒の2色だけに加工された写真を公開し、それが何かを考える。金曜日に答えが発表される。
  • らくがきムービー
おもに2008年度前半で放送。視聴者が描いた絵をアニメーションにして紹介する。
  • ナマエのナカにナニがある?
おもに2008年度前半で放送。出演者などの名前の中に隠れている言葉を見つける。
  • ダカダカダンテ
3つのポーズの中からダンテと同じポーズをするゲーム。同じポーズができれば「ラッキーデー」となる。
  • コロコロダイス
2009年度〜2010年度に放送。魔法のサイコロを使って遊ぶゲーム。アッキーナとチェルシーが毎回レギュラー陣と勝負した。4つのサイコロを投げて、同じ数を多くそろえた方が勝ち。負けるとオジバジオの魔法にかかる。
  • Beポーズ
エンディングで放送。レギュラー陣がポーズをとってストップし、映像の中に1人だけいる写真の人を当てる。
  • もりのどうぶつたち
動物と医者に扮したラバーガールによるショートコント。2011年4月29日より『We Can☆47』枠内で放送。
  • ラバーガエル
カエルの世界でのヘンテコな出来事を繰り広げるショートコント。2011年7月より『We Can☆47』枠内で放送。
  • Beポンキッキ農園
2010年4月、千葉県印西市に開園。視聴者参加で区画を貸し出し野菜を育てる。
  • ロリアン・ルーレット
アッキーナとロリポップスのアンが、様々なスポット(おもに東京各地)を訪れる。

コーナードラマ・アニメ

  • いじいじくん
悩みがちなカエルの「いじいじくん」と前向きなサルの「ウキウキくん」のショートアニメ。
声の出演:安原義人、春風亭昇太、佐藤真弓、西川郷子(上々颱風)、松尾貴史
  • ニコニコ♪コニーちゃん
18歳になったコニーちゃんのショートアニメ。日本語・英語・中国語・フランス語・イタリア語で放送。
  • とべ BB!
2羽のカラスが日常の様々なことについて考える人形劇。2010年4月より『We Can☆』枠内で放送。
声の出演:BB…戸田恵子、Si先生…関根勤
  • すすめ!ひかり侍
引退を控えた0系新幹線を主人公にした、時代劇風のミニドラマ。ギンギラ太陽'sの舞台作品『BORN TO RUN』を再構成。

Beポン メロディ

以下の他に、過去のシリーズに作られた楽曲が流れることもある。
2008年
  • あかさたなはまやらわをん(KREVA)
  • のんびり行こう(マイク眞木&ダンテ・カーヴァー)
    1971年にマイク眞木がモービル石油CMソングとして発表した『気楽に行こう』をアレンジ。
    2009年1月6日放送から、曲に合わせた「のんびり体操」が登場。
  • わたしのガーデン(アッキーナ&チェルシー)
2009年
  • あなたに夢中(ロリポップス)
  • 暑中お見舞い申し上げます(ロリポップス)
  • ハートのエースが出てこない(ロリポップス)
  • おはよう おやすみ(洸平)
2010年
  • よければ一緒に(KAN)
  • あこがれ(D-51)

ライブイベント

  • スーパーキッズ王国 in 東京⇔成田SKYGATEシティ with Beポンキッキ
2009年11月7日〜8日、ビッグホップガーデンモール印西にて開催。
  • 『劇団Beポンキッキ』第1回公演 ~ふしぎな7つのトランク~
2010年5月1日〜5日、めぐろパーシモンホールにて開催。模様は7月3日『劇団Beポンキッキ スペシャル』にて放送。

スタッフ

  • 企画/エグゼクティブプロデューサー:小畑芳和
  • 監修:岩立京子(東京学芸大学教授)、苅宿俊文(青山学院大学教授)
  • Beポン子ども学会:谷川俊太郎、茂木健一郎、武田双雲、林邦史郎、仮屋崎省吾、本條秀太郎
  • 構成:舘川範雄、内田英一
  • ブレーン:須田康成
  • 音楽:畠山拓也(ROCK'A'TRENCH)
  • コレオグラファー:ラッキィ池田
  • 撮影:菅原安、飯島正広
  • アート制作:てっこん、加藤タカ/真賀里文子、辻恵子、くわじまゆきお、後藤真由子
  • キャラクター制作:きはらようすけ、保坂純子、山村エナミ
  • 技術:馬場雄二、鈴木貴裕、小森谷健太朗、佐藤浩一
  • 照明:野崎政克
  • 美術:武田方征、内山真理子、平山雄大、岩崎隆史、村田誠司、横山公一
  • 音響効果:西山知史
  • 編集:澤田成樹、北山裕子、五十嵐直
  • MA:吉田肇
  • 衣装:原田りえ子、タイガーリリー/豆千代、doldol dolani
  • 衣装協力:ASBee,L.L.Bean、渋谷フロンティア、ナイキ、SLAM
  • 技術協力:八峯テレビ、IMAGICA、FLT
  • 制作協力:スタッフ Q、DNA Media、共同テレビジョン、アートファイブ、大日本生ゲノム
  • 協力:フジアール、光子館、藤森照信/ハービー・山口、近藤幸子、本道佳子
  • BSフジ:桃井康子、渡辺裕予
  • タイムキーパー:松本曜子、岡田紗代子
  • ディレクター:武富英夫、岡部美樹、池田純人、松井香与子/菅野温夫、森田倫代、後藤光弥、大林基、三島友紀子、伊藤仟夜里
  • プロデューサー:山田洋久、網谷浩恵/小林正治、磯部泰子、黒川隆史
  • 制作:フジテレビKIDS

ネット局

  • 2009年11月2日よりCATVのJ:COMチャンネルでも遅れネット放送されていた(終了時期不明)。
  • 2010年4月5日より独立局の千葉テレビ放送(チバテレ)でも遅れネット放送。2011年5月9日より引き続き『beポンキッキーズ』を放送。

脚注

外部リンク

  • 「Beポンキッキ」番組メイキング(テレビコ) - ウェイバックマシン(2016年3月8日アーカイブ分)

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: Beポンキッキ by Wikipedia (Historical)