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ユニバーサルミュージック (日本)


ユニバーサルミュージック (日本)


ユニバーサルミュージック合同会社(Universal Music LLC)は、日本のレコード会社。ユニバーサル ミュージック グループの日本法人で、ユニバーサルミュージックジャパン(Universal Music Japan)としても知られる。

概要

日本に拠点を置く外資系レコード会社の中では最大手でなお且つ、国内最古参の日本コロムビアに次いで非常に長い歴史を有する日本のレコード会社(2024年3月現在の時点で旧日本ポリドール蓄音機商會時代から通算して創業96年)であり、多種多様なアーティストが所属する。基本的に外資系でありながら役員に実績のある生え抜き社員を登用するなど、民族系同業他社と同等の経営体制となっている。

日本法人は前身のポリグラム系(ただしポリスターとトーラス等は除く)3レーベルとユニバーサルビクター(MCAレコード)を2000年に経営統合させており、ユニバーサル ミュージック グループが保有するロック、カントリー、クラシック、ジャズといった洋楽に加え、J-POP・演歌(歌謡曲を含む)の音源・アーティストを多く擁している。2012年には親会社によるEMI買収に伴い、同業大手のEMIミュージック・ジャパンを吸収し、事業規模を拡大している。

邦楽・J-POPに関しては前身のポリグラムでの石坂敬一社長(当時)就任後より、同一資本下で独立した制作部門・レーベルを複数設けてグループ内で切磋琢磨させヒット作を生み出すことを狙いとしており、A&Rに注力している。現法人発足後は社内カンパニー制を採りいれて制作部門が独立した組織となっているものの、ソニー・ミュージックエンタテインメント(SMEJ)やエイベックスとは異なり、事業分野別の分社化は行っていない。

「ユニバーサル」「UNIVERSAL」及びそのロゴマークである地球儀マークを冠するソフト会社としては、NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン(旧:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン ← ジェネオン・エンタテインメント ← パイオニアLDC ← レーザーディスク社)も存在するが、こちらはコムキャスト / NBCユニバーサル傘下で、2024年3月現在両社に直接の資本関係はない。ただし、VHS/BD/DVD等の起動時に登場する地球儀のBGMについてはかつて提携していた名残のせいか同一のBGMを使用している。

沿革

  • 1927年(昭和2年)5月30日 - 阿南正茂が「株式會社日本ポリドール蓄音器商會」(-にほんポリドールちくおんきしょうかい)を設立。ドイツ・グラモフォン傘下のポリドール・レコードの、国内で販売を開始。
  • 1942年(昭和17年)3月 - 戦時中の外国語使用禁止の風潮を先取りし、社名を「大東亞蓄音器株式會社」(だいとうあちくおんき-)に変更。ブランド名については、邦楽部門を大東亜レコードに変更したものの、洋楽部門は引き続きポリドール・レコードを使用した。
  • 1943年(昭和18年)12月 - 社名を「大東亞航空工業株式會社」(だいとうあこうくうこうぎょう-)に変更する(時期は諸説あり)。
  • 1950年(昭和25年)4月 - 日本ポリドール蓄音器商會が「ポリドール蓄音器株式会社」に社名変更。
  • 1953年(昭和28年)4月1日 - 「日本ポリドール株式会社」が、ポリドール・レコード(イギリス)と富士電機製造の出資で設立される。
  • 1956年(昭和31年) - 日本ポリドールが「日本グラモフォン株式会社」に社名変更。
  • 1962年(昭和37年) - ドイツ・グラモフォンとフィリップス・レコード(フォノグラム)(オランダ)が、それぞれの出資母体であるシーメンスとフィリップスの下で提携し、DGG/PPIグループ(グラモフォン・フィリップスグループ)を結成。
  • 1966年(昭和41年) - 日本ビクターレコード事業部(現:ビクターエンタテインメント)内にフィリップス事業部が作られ、日本に於いて「フィリップス」レーベルでの邦楽流行歌の制作が開始される。
  • 1969年(昭和44年) - 目黒区大橋に日本グラモフォンの自社ビル( - 2002年)が完成。
  • 1970年(昭和45年)6月1日 - オランダ・フィリップス、日本ビクター(現:JVCケンウッド)および松下電器産業(現:パナソニックホールディングス)の三社合弁で「日本フォノグラム株式会社」が設立され、日本ビクターから独立。業務開始は同年6月21日。
  • 1971年(昭和46年) - シーメンスとフィリップスは折半出資でポリグラムを設立し、DGG/PPIグループのレコード会社を傘下に入れ、レコード事業を統合させる。
    • 11月 - 日本グラモフォンが「ポリドール株式会社」に社名変更。
  • 1972年(昭和47年) - フォノグラムがポリドール・レコードを子会社化し、ポリグラム傘下に入る。
  • 1990年(平成2年)4月20日 - ポリグラムの日本事業統括法人として「ポリグラム株式会社」を創立。
  • 1992年(平成4年)12月 - ポリドール株式会社、日本フォノグラム株式会社の管理・輸入・商品管理部門をポリグラム株式会社へ移管。
  • 1993年(平成5年)
    • 2月 - ポリドール株式会社内のb.gramレーベルを、ビーイングと共同出資の上B-Gram RECORDSとして法人化。この年、ZARDのヒットで過去最大の売上を記録。
    • 12月 - ポリドール株式会社、日本フォノグラム株式会社の開発本部・営業本部・クラシック本部が、邦楽制作部門を残しポリグラム株式会社へ移管。
  • 1994年(平成6年)11月 - 東芝EMI(後のEMIミュージック・ジャパン)取締役の石坂敬一が、ポリグラムから引き抜きを受け移籍、代表取締役社長に就任。
  • 1995年(平成7年)
    • 3月 - 日本フォノグラムがマーキュリー・ミュージックエンタテインメント株式会社(英略称:MME)に社名変更。松田聖子ら専属アーティストの開拓を活発化。
    • ポリドール出身の多賀英典が興したキティグループの「株式会社キティエンタープライズ」(旧:キティレコード)および音楽制作部門の「株式会社キティミュージックコーポレーション」がポリグラム株式会社の資本下に入る。キティミュージックコーポレーションは「ポリグラム・ミュージック・ジャパン株式会社」に社名変更。
    • ポリドール出身の五十嵐泰弘が興した「トーラスレコード」がポリグラム株式会社の資本下に入る。後の1997年に社名を「ニュートーラス」に変更。
  • 1998年(平成10年)11月 - ポリグラムの親会社であるフィリップスが、ポリグラムの株式全てをMCA(現:NBCユニバーサルの一部)の親会社であったシーグラムに売却。アメリカではMCAレコード・ポリグラムが経営統合したことに伴い12月に「ユニバーサルミュージック」発足。ポリグラムのクラシックレーベルは徐々にユニバーサルへ変更される。
  • 1999年(平成11年)
    • 7月 - ポリグラム株式会社が「ユニバーサルミュージック株式会社」に社名変更。
    • 12月 - ニュートーラスがユニバーサルミュージック株式会社に吸収合併される形で解散。
  • 2000年(平成12年)
    • 2月 - 東京国税局の税務調査で、ユニバーサルミュージック株式会社とポリドール株式会社の二社で約250億円の申告漏れが発覚し、約100億円の追徴課税に応じたことが報じられる。両社はモータウン買収時に、米国の投資組合にポリグラムの外国法人と共同出資しているが、モータウンの事業利益は最小出資者である米国法人が実質独占しているにもかかわらず、日本法人はのれん取得費用の損金を自社利益と打ち消すよう毎年計上することで節税を図ったとされる(移転価格税制)。
    • 8月 - ユニバーサルビクター(MCAレコード)と経営統合するとともに、ユニバーサルミュージック発足時のレーベル・部門別に社内カンパニー制を導入。「ポリドール」(ポリドール株式会社の営業・制作事業をユニバーサルミュージック株式会社に移管)、「ユニバーサル」(ユニバーサルビクターの邦楽部門)、「キティ・エンタープライズ」、「MME」、「ユニバーサル・インターナショナル」(ポリグラムおよびMCAの洋楽・クラシック部門)等をそれぞれ発足する。
    • 9月 - 社内カンパニーのキティエンタープライズがMMEに吸収され、キティMMEとなる。
    • 新レーベル「Def Jam Japan」を設置。
  • 2001年(平成13年)7月 - ユニバーサル、ポリドールの同レーベルの制作クレジットを「ユニバーサルポリドール」と二重に変更する。
  • 2002年(平成14年)6月 - 本社を目黒区大橋から港区の青山一丁目駅の近くに完成した新社屋に移転。同月末、邦楽制作部門の社内カンパニーであるユニバーサル、ポリドール、キティMMEの3レーベルを統合・集約し、「ユニバーサルJ」(UNIVERSAL J)に一新する。
  • 2003年(平成15年)12月 - ビクターエンタテインメントとの販売委託契約、業務提携を解消。2004年1月より自社販売を再開。
  • 2004年(平成16年)
    • 1月 - ユニバーサルJよりキティMMEの流れを汲む社内カンパニー「ユニバーサルシグマ(UNIVERSAL SIGMA)」を設置。Def Jam Japanはユニバーサルシグマのサブレーベルとなる。同じくユニバーサルシグマのサブレーベルとして、「Island(アイランド)」、「Kitty Mercury(キティ・マーキュリー)」を設置。
    • 6月 - ユニバーサルシグマのサブレーベルとして、「A&M」が設置された。
  • 2007年(平成19年)1月 - ユニバーサルJから主に旧ポリドール系の制作・宣伝スタッフにより、社内カンパニー 「ナユタウェイヴレコーズ(NAYUTAWAVE RECORDS)」を分裂する形で設置。
  • 2008年(平成20年)1月 - 社内カンパニーの「USMジャパン」を改組し、「ユニバーサルストラテジックマーケティングジャパン」を発足。
  • 2009年(平成21年)
    • 1月1日 - 株式会社から合同会社に組織変更。
    • 1月1日 - ユニバーサル・インターナショナル内のサブレーベルとして、「Delicious Deli Records(デリシャス・デリ・レコード)」が設置された。
    • 11月 - 小池一彦がCEO兼社長に就任。
  • 2010年(平成22年)4月20日 - ユニバーサルシグマのサブレーベルとして、「UNIVERSAL SIGMA SATELLITE(ユニバーサルシグマサテライト)」が設置された。
  • 2011年(平成23年)
    • 1月1日 - ユニバーサル・インターナショナルのサブレーベルとして、「area azzurra」が設置された。
    • 6月 - CMのサウンドロゴを導入。
  • 2012年(平成24年)
    • 1月 - 「ユニバーサルストラテジックマーケティングジャパン」の名称が再び「USMジャパン」となる。
    • 7月 - 東京国税局から2012年12月期までの3年間に約90億円の申告漏れを指摘される。
    • 10月1日 - 親会社によるEMI(レコード制作部門)の買収に伴い、株式会社EMIミュージック・ジャパンを傘下に収める。
  • 2013年(平成25年)
    • 1月15日 - 小池CEO兼社長がEMIミュージック・ジャパンの代表取締役社長兼CEOを兼務する。
    • 4月1日 - EMIミュージック・ジャパンを吸収合併する形で経営統合し、邦楽部門は「EMI Records Japan」として運営を開始する。これにより、赤坂Bizタワー内にあったEMIミュージック・ジャパンの本社オフィスは同社の赤坂オフィス(本社ビルは青山オフィス)となる。また、EMI Records Japanのサブレーベルとして、「EMI Records Japan EMI J」と「EMI Records Japan EMI R」が設置された。
    • 9月 - 同年の2月7日に、 親会社が所有していたEMIレコードの主要部門であるパーロフォン・レーベル・グループをワーナー・ミュージック・グループへ売却したことに伴い、日本でのEMIクラシックス(旧EMIミュージック・ジャパン原盤を除く)や欧州のEMI(ビートルズを除く)の販売権が、ワーナーミュージック・ジャパンへ移行する。
    • 10月2日 - 同社のレーベル「EMI Records Japan」の規格品番が、旧東芝EMI時代から長年に渡り使用されていたTO(TOCT、TOCP等、邦楽アーティストの場合、マキシ・シングルまたはアルバムだとTOCTから始まる)からTY(TYCT、TYCI、TYCN、TYCP等、同じく邦楽アーティストのマキシ・シングル、アルバムはTYCTから始まる、かつてはユーメックスが使用していた)に変更される。
  • 2014年(平成26年)
    • 1月1日 - 副社長として邦楽部門を統括していた藤倉尚が社長兼最高経営責任者(CEO)に就任。前CEO兼社長の小池一彦は代表権の無い会長に就任した。NAYUTAWAVE RECORDSとEMI Records Japan EMI Jを統合し「EMI Records」が発足、EMI Records Japan EMI Rは「EMI R」とする。
    • 2月5日 - エムティーアイとの共同出資により株式会社ZERO-Aが設立。
    • 4月15日 - EMI RとDelicious Deli Recordsを統合して「Virgin Music」が発足し、直下に「Virgin Records」と「Delicious Deli Records」を置く。
    • 5月 - EMI Recordsの規格品番がUPに統一され、これより、「TY」は、Virgin Records専用となった。
  • 2017年(平成29年)
    • 1月1日 - Virgin Musicが直下レーベルであるDelicious Deli Records及びVirgin Recordsの業務を吸収し、両レーベルはVirgin Musicに統合された。
  • 2018年(平成30年)
    • 4月11日 - ヒップホップジャンルに特化した新規メディア・プラットフォーム「HIP HOP DNA」の開設が発表された。
    • 6月25日 - 米・ディズニー・ミュージック・グループからウォルト・ディズニー・レコードの日本における独占ライセンス契約をエイベックス・エンタテインメントに変わり継承する。10月1日以降、音楽ソフト作品の出荷を開始した。
    • 9月15日 - 本社を神宮前タワービルディングへの移転を順次開始。
    • 10月9日 - 本社の神宮前タワービルディングへの移転を完了。
    • 11月1日 - 子会社の「ユニバーサルミュージック&EMIアーティスツ合同会社」が「ユニバーサルミュージックアーティスツ合同会社」に社名変更。
  • 2019年(平成31年)3月31日 - 子会社のZERO-Aの活動を終了。
  • 2020年(令和2年)
    • 1月 - 会社ロゴを『UNIVERSAL MUSIC』から米国ユニバーサルミュージックと同じく『UNIVERSAL MUSIC GROUP』に変更し、同時期に、CMのサウンドロゴを一新した。
    • 映像事業として「EASTWORLD ENTERTAINMENT」始動。
    • 3月 - 演歌・歌謡曲レーベル「Prime Music」を「Lighthouse Music」(ライトハウス・ミュージック)として発足。直下に旧EMI系の「EXPRESS」と「Sakurastar Records」を置く。
  • 2021年(令和3年)
    • 10月1日 - 吉本興業ホールディングスのグループ会社、よしもとミュージック発売商品の営業・流通業務を受託。4日、よしもとミュージックとの共同レーベル「YOSHIMOTO UNIVERSAL TUNES.」を設立。10月29日、同レーベルの第1弾として、吉本興業所属タレント、矢部浩之(ナインティナイン)の歌手デビュー曲「スタンドバイミー」をリリース。
  • 2023年(令和5年)
    • 1月1日 - ユニバーサルJを「Polydor Records」と「UJ」に分割し、UJの直下に「Johnnys' Universe」「Top J Records」「TJ project」を置く。Polydor RecordsはユニバーサルJに統合されて以来20年ぶりのレーベル復活となる。
    • 7月8日 - カバー株式会社が運営するVTuber事務所・ホロライブプロダクションとの共同レーベル「holo-n」の設立を発表。レーベル運営はEMI Recordsとホロライブが共同で行う。
  • 2024年(令和6年)
    • 2月1日 - CMのサウンドロゴを刷新。

設立母体

  • ポリグラム→ユニバーサルミュージック
    • 日本ポリドール→日本グラモフォン→ポリドール
    • トーラスレコード→ニュートーラス
    • 日本フォノグラム→マーキュリー・ミュージックエンタテインメント(MME)
    • キティ・エンタープライズ(キティレコード)
  • MCAビクター→ユニバーサルビクター
  • 東芝音楽工業→東芝EMI→EMIミュージック・ジャパン

レーベル

現在、ユニバーサルミュージックは、ジャンル別に以下のレーベルからそれぞれ商品を発売している。本項目では、メディアなどが使用している代表的な読み方を記述する。以下に記す規格品番はコンパクトディスク(12cm CD)の場合。DVDやブルーレイディスク(BD)など他媒体の場合は3文字目の"C"の部分が変わる。

邦楽

Polydor Records

2023年にユニバーサルJから分割された(実質的なポリドールの復活)。
2002年6月にユニバーサル(旧ユニバーサルビクター)とポリドールとキティMMEを吸収・分割した後、ユニバーサルやポリドールの流れを汲む。
規格品番はUPCHPOCS(2015年以降の福山雅治の作品のみ。制作をアミューズ、発売元と販売元を同社が各々担当。2000年以降の作品ではUUCHが割り振られている)。
  • Perfume Records - Perfumeのプライベートレーベル。規格品番はUPCP
  • ASSE!! Records - HYのプライベートレーベル。
  • 歌姫レコード - 中森明菜のプライベートレーベル。2014年にユニバーサルシグマから移管。

UJ

2023年にユニバーサルJから分割された。Project K&P、Over The Topの2レーベルとTravis Japan専用の部署であるProject TJが集約される。
  • Project K&P - 2018年設立。2024年にJohnny's Universeから改称。SMILE-UP.(旧:ジャニーズ事務所)とユニバーサルミュージックによって共同で運営されているKing & Princeのプライベートレーベル。2022年までユニバーサルJ傘下のレーベルだった。規格品番はUPCJ
  • Over The Top - 2020年発足。2024年にTop J Recordsから改称。Sexy Zoneのプライベートレーベル(SMILE-UP.とユニバーサルミュージックの共同運営)。SMILE-UP.のグループ会社であるグルーヴ・ミュージックカンパニー(旧:ジャニーズ・ミュージックカンパニー)がレーベルの母体であり、同社が作品の原盤権および著作権を管理している。規格品番はJMCT(2020年〜2023年)→OVCT(2024年〜)。
  • Project TJ - 2022年設立。2024年にTJ Projectから改称。Travis Japanが契約しているアメリカのレーベルCapitol Recordsと連携を図るための部署とされている。規格品番はUPCC

ユニバーサルシグマ

2004年にユニバーサルJから分割された。かつて存在した邦楽セクション旧キティMMEの流れを汲む。
規格品番はUMCK
  • A&M RECORDS - 徳永英明やエレファントカシマシ等が所属。
  • Double Joy International - クレイジーケンバンドのプライベートレーベル。
  • DCT records - DREAMS COME TRUEのプライベートレーベル。
  • Augusta Records - 2017年1月にオフィスオーガスタの全株式を譲り受け戦略的提携を締結したことに伴って、同年4月よりソニー・ミュージックレーベルズ内のアリオラジャパンより移管。規格品番はUMCA
  • U CUBE- 2018年設立。CUBEエンターテインメントとの共同レーベル。
  • YOSHIMOTO UNIVERSAL TUNES. - 2021年発足。よしもとミュージックとユニバーサルミュージックの共同レーベル。
  • NO NAME

Virgin Music

規格品番はTYCT及びUICV
EMI RとDelicious Deli Recordsが併合されて設立された(EMI RはVirgin Recordsに引き継がれ、両レーベルとも2016年末までVirgin Music直下のレーベルとして存続していた)。
  • Def Jam Recordings
  • Republic Records
  • 木梨レコード - 木梨憲武のプライベートレーベル。

EMI Records

規格品番はUPCH
EMIミュージック・ジャパン時代に存在していたCapitol Musicの吸収に伴い改組したEMI Records Japan EMI Jと、旧ポリドールの流れを汲むNAYUTAWAVE RECORDSが併合されて設立された。
統合前の主力レーベルだった『EMI』の名と同レーベルの基盤を残したものである。
Mrs.GREEN APPLEや、松任谷由実などが所属している。
  • EASTWORLD
  • Mercury Tokyo
  • holo-n - ホロライブとEMI Recordsの共同運営レーベル。

USMジャパン

  • USM JAPAN(ユー・エス・エム・ジャパン) - インターナショナルの邦楽部門。森山直太朗、柴咲コウなどが所属。その他は、主にコンピレーション・旧譜の発売が中心。規格品番はUPCY(旧譜の再発、コンピレーション盤中心)、UICZ(新譜中心)。

Lighthouse Music

演歌・歌謡曲などの「大人ミュージック」レーベル。2020年3月「Prime Music」より改称。規格品番はUPCY
  • Sakurastar Records - 旧EMI系。旧東芝EMI時代まで存在していた東芝レコードレーベルの後継となる演歌・歌謡曲専門レーベル。坂本冬美らが所属。
  • EXPRESS - 旧EMI系。

BE-U

2022年年発足。SKY-HI主宰の芸能事務所「BMSG」との共同レーベル。所属アーティストはMAZZELとREIKO。規格品番はUMCB

UNIVERSAL MUSIC IST

2022年発足。ISTエンターテインメントとユニバーサルミュージックの共同レーベル。THE BOYZのプライベートレーベル。規格品番はUCCS

販売委託・受託レーベル

自己保有の作品を他社に販売(流通)委託しているもの
  • クライムエンタテインメント
  • コーエーテクモゲームス
  • Spinach(ウェブクウ)
  • Sword Records
  • TSUBASA RECORDS
  • DCT records(メジャー流通分)
  • NEHAN RECORDS - パスピエのプライベートレーベル。
  • Buzzword Records
  • MIDI(ミディ)
  • ミュージックマイン
  • ROCKET BEATS
  • OTODAMA RECORDS
  • オフィス・レン - 2015年より長渕剛の作品を販売
他社保有の作品でユニバーサルミュージックとして販売(流通)を請け負っている(受託している)もの
  • ユーキャン - さだまさしほか
  • PLEDIS JAPAN → HYBE LABELS JAPAN - SEVENTEEN(PLEDIS JAPANから販売委託引継)
  • Walt Disney Records - 2018年10月1日よりエイベックス・エンタテインメントから販売受託引継。
  • よしもとミュージック - 2021年10月1日よりソニー・ミュージックソリューションズから販売受託引継。
  • STPR Records - すとぷりのプライベートレーベル。
販売受託終了レーベル
  • ファンハウス(現:ソニー・ミュージックレーベルズ・アリオラジャパン)(受託期間:1988年4月 - 1996年4月、終了理由:BMGビクターの子会社化に伴う同社への移管)
  • B-Gram RECORDS(現:ビーイング) (受託期間:1993年3月 - 1995年2月、終了理由:ビーイング内の自社販売会社J-DISCへの流通業務の移行)
  • ポリスター(受託期間:1987年4月 - 1998年9月、終了理由:プライエイド・レコーズ、および日本コロムビアへの流通業務の移行)
  • Daisy Music - 佐野元春のプライベートレーベル。2021年にソニー・ミュージックソリューションズへ移管。
  • プラチナム・レコード - YOSHIKIが設立したレコード会社(1994年 - 1999年)。GLAY等が所属。規格品番はPO〇H-7000番台。
  • UNLIMITED RECORDS - 1998年から2005年。2002年以降のGLAYの映像作品やΛucifer、e.mu等の作品を販売していた。
  • アップフロントワークス - 2014年6月から2018年3月までリリースされた吉川友の作品のみ、業務提携扱いで販売していた。
  • ウェブクウ - 2013年4月よりEMIミュージック・ジャパンより引継。2024年1月、廃業に伴い終了。

過去に存在・提携したレーベル

  • Far Eastern Tribe Records
  • ZERO-A
  • UNIVERSAL-W - 2015年設立。元JUDY AND MARYの恩田快人が代表取締役を務めていた。2017年停止。
  • Go Good Records - 赤西仁の個人レーベル兼個人事務所。2017年から2018年までEMI Recordsとの業務提携をしていた。
  • ZEN MUSIC - 規格品番はUPCH。GReeeeNや山崎育三郎が所属していた。2023年にPolydor Recordsに吸収。

洋楽

  • UNIVERSAL INTERNATIONAL(ユニバーサル・インターナショナル)
  • Def Jam Recordings(デフ・ジャム・レコーディングス)

クラシック・ジャズ

  • UNIVERSAL CLASSICS & JAZZ(ユニバーサル・クラシックス・アンド・ジャズ)
    • UNIVERSAL CLASSICS(ユニバーサル・クラシックス)
    • UNIVERSAL JAZZ(ユニバーサル・ジャズ)
    • UCJジャパン - 2008年設立。「ユニバーサル クラシックス&ジャズ」 の国内制作専門となる下部レーベル。国内外を問わず従来の音楽ジャンルにとらわれない日本企画による制作に特化し、日本発の音楽作品を世界市場へ向けて積極的に発表していくことを目標に掲げたレーベル。

音楽レーベル以外の事業

ユニバーサル・ミュージック・パブリッシング

ユニバーサル・ミュージック・パブリッシング・グループの日本法人として、国内外の楽曲の音楽著作権を管理する音楽出版事業を行う。社長はジョニー・トンプソン。

ユニバーサル ミュージック アーティスツ

ユニバーサル ミュージック ジャパン傘下の芸能事務所として、日本のアーティスト及びタレント並びにスポーツ選手らのマネジメントを行う。社長は楮本昌裕。

オフィスオーガスタ

ユニバーサル ミュージック ジャパン傘下の芸能事務所。2016年12月28日より、ユニバーサル ミュージック ジャパンに全株式を譲渡し戦略的提携を締結している。

DRC

オフィスオーガスタとユニバーサル ミュージック ジャパンが共同出資し、2020年1月1日にセブンダイヤルズからDRCへと組織変更。社長は小泉直也。ユニバーサル ミュージック ジャパンの子会社として、アーティストのグッズの企画および製作、ファンクラブ運営、ECサイト運営、ウェブ・デザインなどのマーチャンダイジング事業を行う。

UNIVERSAL MUSIC CREATIVE

ユニバーサル ミュージック ジャパンが保有する有形無形の社内資産を活用し、他社のマーケティング活動やブランド価値の向上のために社内の各部署を横断してソリューションを提案する法人向けの事業部門。2023年1月1日にDRC内のUMG FOR BRANDSに統合され廃止。

UNIVERSAL D

ユニバーサル ミュージック ジャパン内の受託販売部門。ポリグラム時代から、小規模レーベルやインディーズレーベルの全国委託販売を積極的に手がけている。

VMLAS Japan

インディーズ・レーベル・アーティストの販売や宣伝、広告、流通などを支援する、ユニバーサル ミュージック グループ傘下の流通業者「Virgin Music Label & Artist Services(ヴァージンミュージックレーベル&アーティストサービス)」の国内部門。国内レーベルであるVirgin Musicとは別に独立運営される。

ポリドール映像販売会社

ユニバーサルミュージック(旧ポリドールK.K.系)内のビデオソフト企画・発売部門。名称に販売会社とあるが法人格はなく、ユニバーサルミュージック内に置かれた部門である。テレビ番組(NHK・TBS系で制作された作品および旧作のテレビアニメが多い)、映画、お笑いなどのオリジナルビデオなど、ミュージックビデオではないソフトを取り扱う。ポリドールK.K.時代からポリグラム株式会社が販売元であったため、「PolyGram Video」のロゴが使われた。ポリグラムが現社名へ変更後はユニバーサルミュージックとしてのUNIVERSALロゴを使用している。

1990年代にはキッズステーションで、タッチなど旧作テレビアニメのビデオソフトを通信販売する60秒のテレビCMを放映していた。これはキティ・フィルムの母体であったキティ・エンタープライズが1995年にポリグラム傘下となり、販売元がポリグラム映像販売会社(ポリグラムK.K.)へ移行した関係による。一方、キティ・エンタープライズから切り離された本業のキティ・フィルムは映像ソフト会社としてファイブ・エース(5-ACE)を別に有していたため、現在もキティ・フィルムがビデオ化権利を保有する作品は同社から発売されている。

日本ではNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン(旧ジェネオン、パイオニアLDC)が発足すると、同じUNIVERSALロゴを使用してビデオソフトを発売しているため、規格番号や記載されている発売元社名を確認する方法でしか見分けがつかない為に販売現場では取り間違えなどのトラブルを起こすこともあった。但し、ユニバーサル映画が100周年を記に地球儀のロゴマークを新しく改定して以降、旧ロゴを未だに使うユニバーサルミュージックと見分けがつくようになった。

開発本部

通販やパートワークなど特販ルートに向けた制作・販売および新規サービスの開発を行う部門。
  • Smart BGM
Collection James Bond 007

在籍アーティスト

所属年は東芝EMI → EMIミュージック・ジャパン所属時のものも含む。

邦楽アーティスト

Polydor Records

UJ

  • King & Prince(2018年〜)(Project K&P)
  • Sexy Zone(2020年〜)(Over The Top)(ポニーキャニオンから移籍)
  • Travis Japan(2022年~)(Project TJ)
  • Aぇ! group(2024年~)

ユニバーサルシグマ

EMI Records

Virgin Music

e-SUM RECORDS

  • TWICE
  • Nammy
  • VIN SEV
  • ACE 工藤ともりCHiCO
    • BIG LUCK
    • MOCCH
  • Friday Night Music Club
  • Candles
  • SUPLIFE
  • 大事MANブラザーズオーケストラ
  • Tone Palette
  • 宮田
  • モランディ
  • LIONOTE.

USMジャパン

  • ADDICTION(2019年〜)
  • アリス(2013年〜)
    • 谷村新司(2015年〜)
  • 一之瀬ユウ(2017年〜)(UNIVERSAL-W → USMジャパン)
  • 稲垣潤一
  • 上田堪大(2020年〜)
  • 海援隊(ユニバーサルJから異動、旧ポリドール所属)
    • 武田鉄矢(同上)
  • 加藤登紀子
  • 辛島美登里(かつて旧東芝EMI所属)
  • 川口ゆりな(2022年〜)
  • Kotone(2020年〜)
  • 最終定理論者(2020年〜)
  • 相良茉優(2023年〜)
  • C-C-B(1983年〜1989年(旧ポリドール所属)、2014年〜)
  • 柴咲コウ(2002年〜2014年、2022年〜)(ユニバーサルJ → NAYUTAWAVE RECORDS → ビクターエンタテインメント → Les Trois Graces → USMジャパン)
  • Jhonatan(2020年〜)
  • CHISA(2020年〜)
  • Chage(CHAGE and ASKA)(2001年〜)
  • PassCode(2016年〜)
  • BARAKA(2021年〜)
  • ぺこぱ(2023年〜)
  • BOYS AND MEN(2016年〜)(2021年にVirgin Musicから異動)
  • majiko(2018年〜)
  • MILGRAM(2020年〜)
  • 森山直太朗(2002年〜)(ユニバーサルJ → NAYUTAWAVE RECORDS → EMI Records → USMジャパン)
  • ヤなことそっとミュート(2020年〜)
  • 夜韻-Yoin-(2020年〜)
  • 夜道雪(2022年〜)

UNIVERSAL MUSIC IST

  • THE BOYZ(2022年〜)(アリオラジャパンから移籍)

UNIVERSAL GEAR

  • 椎名慶治(2017年〜)
  • 鶴(2017年〜)
  • 長渕剛(2015年〜)(EMI Recordsから異動)

Reiny Records

  • Rei(2018年〜)

soshina

  • 粗品(2021年〜、自主レーベル"soshina"所属)

Lighthouse Music

  • ビリーバンバン(2002年〜)
  • 朝倉さや(2020年〜)
  • 田原俊彦(2017年〜)
  • 寺本圭佑(2019年〜)
  • 花*花(2020年〜)
  • 紫レイ(2019年〜)
  • 山川豊(2013年〜)
  • レーモンド松屋(2014年〜)

UNIVERSAL MUSIC

  • ギラ・ジルカ(2019年〜)
  • HANDSIGN(2018年〜)

UNIVERSAL INTERNATIONAL

  • KARA(2010年〜2015年、2022年〜)(International 2、活動休止前はユニバーサルシグマ → EMI Recordsに所属)
  • MAZZEL(2023年〜)(BE-U)
  • REIKO(2023年〜)(BE-U)

クラシック&ジャズ アーティスト

ユニバーサル・ジャズ

  • akiko(2001年〜)
  • 上原ひろみ(2004年〜)
  • 小曽根真(1994年〜)
  • キリンジ(2003年~2005年、2014年~)(Verve Records)
  • 山中千尋(2005年〜)
  • 小西康陽(PIZZICATO ONE)(2011年〜)
  • 原田知世(2015年~)

ユニバーサル・クラシックス

  • サラ・オレイン(Sarah Alainn)(2012年〜)
  • アリス=紗良・オット(2008年〜)
  • 牛田智大(2012年〜)
  • 内田光子
  • 岡本知高(2004年〜)
  • 小澤征爾
  • 角銅真実(2020年〜)
  • 五嶋龍(2005年〜)
  • ジャー・パンファン(2015年〜)
  • 庄司紗矢香(2001年〜)
  • 諏訪内晶子(2001年〜)
  • 千住真理子(2003年〜)
  • 東儀秀樹(1996年〜)
  • ヘイリー(2003年〜)
  • ユンディ・リ(2001年〜)
  • 南紫音(2008年〜)
  • 村治佳織(2004年〜)
  • レ・フレール(2006年〜)
  • Cocomi(2022年〜)
  • ヴィキングル・オラフソン(2016年〜)

旧所属アーティスト

コンピレーションアルバム・サウンドトラック

備考

  • 2018年秋まで利用していた本社ビル(青山オフィス)は、かつてマイカルグループが東京地区の拠点として利用していた建物である(現在はアパレルのルックが入居している)。尚、マイカルはマイカルハミングバードを通して音楽ソフト事業を行っていたが、ワーナーミュージック・ジャパンに譲渡している。
  • 当社のディスクには、「ユニバーサル」及びそのシンボルマークである地球儀マークが規格品番等と一緒に記録面中央部にプレスされているという特徴がある。製造は、メモリーテック・日本ビクター・ソニー・ミュージックソリューションズ等3社に委託している。
  • 当社と日本ビクター(当時)が共同開発したSHM-CD(スーパー・ハイ・マテリアルCD)等については、当該ページを参照。

脚注

注釈

出典

関連項目

  • ユニバーサル ミュージック グループ
  • 音楽のある風景
  • 君の詩 - ショップ・マニフィカ(旧住商ホームショッピング)と共同企画したコンピレーションアルバム。
  • JVCケンウッド・クリエイティブメディア - JVCケンウッド(旧・日本ビクター、ケンウッド)グループの一社で、ユニバーサル ミュージック ジャパンの製造委託元。
以下、かつての姉妹企業
  • ポリスター
    • データム・ポリスター
    • プライエイド・レコーズ
    • スリーディ・システム

外部リンク

  • UNIVERSAL MUSIC JAPAN
  • ユニバーサル ミュージック 公式note

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: ユニバーサルミュージック (日本) by Wikipedia (Historical)