サーチライト・ピクチャーズ(Searchlight Pictures, Inc.)は、主にインディーズ映画やアート映画の製作・配給・販売を行っているアメリカ合衆国の映画会社。旧社名はフォックス・サーチライト・ピクチャーズ(Fox Searchlight Pictures, Inc.)。
1994年に20世紀フォックス(現在の20世紀スタジオ)経営陣は、アート映画市場へ参入するための子会社設立を発表する。その年の7月には、当時サミュエル・ゴールドウィン・スタジオ所属だったトーマス・ロスマンを社長に招き、フォックス・サーチライト・ピクチャーズの社名がつけられた。
2006年にはサブ・レーベルのフォックス・アトミックを立ち上げて、『Turistas』を配給。映画のジャンルによって製作・配給業務の細分化を進めている。フォックス・サーチライトの配給で、過去最高興行収入を記録した作品は『JUNO/ジュノ』。現在、アメリカ国内で1億4344万1554ドル、全世界分を含めて2億2720万910ドルの興行収入を上げている。
2008年に『スラムドッグ$ミリオネア』が本社初のアカデミー作品賞を受賞した。それ以降の10年間で、同賞を3回受賞している(2013年『それでも夜は明ける』、2014年『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』、2017年『シェイプ・オブ・ウォーター』)。
2013年からは、親会社のニューズ・コーポレーションが分社したことによって発足した、21世紀フォックスの子会社となる。2019年にはウォルト・ディズニー・カンパニーが約8兆円で21世紀フォックスを買収、現在はウォルト・ディズニー・スタジオの傘下であり、ウォルト・ディズニー・モーション・ピクチャーズ・グループの一員になっている。
本社の映画作品は今後もストリーミング配信ではなく劇場公開を前提にしていく方針であり、ウォルト・ディズニー・スタジオのアラン・ホルン会長は「全面的に支援する」と述べている。2020年1月17日、同年2月14日米公開の『ダウンヒル』からサーチライト・ピクチャーズへと社名を変更することが、ディズニー社より発表された。
※日本での配給・ソフト発売が、20世紀スタジオ、ウォルト・ディズニー・ジャパン、ないしは異なる配給会社の場合も含む。
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