大正大学(たいしょうだいがく、英語: Taisho University、公用語表記: 大正大学)は、東京都豊島区西巣鴨3-20-1に本部を置く日本の私立大学。1885年創立、1926年大学設置。大学の略称は正大。
大正大学は1919年(大正8年)、高楠順次郎、姉崎正治、前田慧雲、村上専精、澤柳政太郎が仏教連合大学構想を提唱したことに始まる。これに浄土宗、天台宗、真言宗豊山派の各宗が賛同し、宗教大学、天台宗大学、豊山大学が合併して1926年(大正15年)に発足した。後の1944年(昭和19年)に真言宗智山派の智山専門学校も合併された。2018年(平成30年)には時宗が大学運営に参画し、浄土宗、天台宗、真言宗豊山派、真言宗智山派、時宗の四宗五派の連合大学となった。天台宗と最澄教学を専門的に研究できる唯一の大学である。
初代学長は文部官僚で大正自由主義教育運動の中心人物であった教育者の澤柳政太郎である。
巣鴨キャンパスは敷地面積23,629.37m2。本部棟、研究棟、体育棟、クラブ棟、教室棟、総合学修支援棟や、すがも鴨台観音堂などを備える。現在、キャンパス改革整備計画が施行され、各種施設の建設やランドスケープ整備が行われている。
(大正大学の前史)
(大正大学の開学)
古代紫と蓮桃色をユニバーシティカラーとして使用している。古代紫(こだいむらさき■)は赤みがかった紫色で、仏教では高貴な色として尊ばれていることから、大正大学の建学の理念「智慧と慈悲の実践」を表す。蓮桃色(はすももいろ■)は蓮の花のピンクを表し、「泥中の蓮」ということわざがあるように、どのような時代でも清く正しくあるべきという未来への決意を表す。
学祭は2013年(平成25年)より「鴨台祭」と名称を改めた。毎年11月上旬に2日間開催される。ただし、2022年(令和4年)は6月に開催された。鴨台祭実行委員会が企画するイベントと、書道研究部が主催する全国書道展が人気。
Owlapps.net - since 2012 - Les chouettes applications du hibou