『ブローン・アウェイ/復讐の序曲』(ブローン・アウェイ ふくしゅうのじょきょく、原題:Blown Away)は、1994年に公開されたアメリカ映画。MGM創立70周年記念作品として制作された。
ある復讐者とそれを防ごうとする者達との戦いを描いたアクション映画。ジェフ・ブリッジスが父ロイド・ブリッジスと父子共演している。
ボストン市警のジェームズ・ダヴ(ジミー)は、爆弾処理班として活躍しながら訓練生を指導するベテラン隊員である。恋人ケイトへのプロポーズも成功し平穏な暮らしが訪れようとしていた。
一方、北アイルランドの刑務所でテロリストのライアン・ギャリティが脱獄した。ギャリティは爆発物処理に成功したニュース番組に映るジミーを見てボストンに向かい、入り江で廃船となっているカジノボートを隠れ家にした。ある晩、高架下に巧妙に仕掛けられた爆弾で隊員が死亡し、数日後には爆弾処理班のロボットに爆弾が仕込まれ隊員が殺害される事件が発生した。するとジミーの携帯電話が鳴り「これは憎しみというプレゼントだ」とギャリティが話した。
ダヴは本名をリアム・マクギブニーという元IRA闘士で、ギャリティは共に戦った仲間で親友でもあった。あるときギャリティが計画した大量無差別テロを止めようとしたとき、誤って爆弾を爆発させてしまい当時の恋人(ギャリティの妹)が死んだ。ギャリティは投獄された。すっかり打ちのめされたマクギブニーはアメリカに逃げ名前を変えて、罪滅ぼしをしようと爆発物処理の仕事に就いたのだった。
ギャリティはジミーの愛犬を殺し、後輩のアントニーの命を狙おうとした。ダヴの伯父のマックスはアイリッシュパブでギャリティを発見しジミーに電話をした。しかし正体がばれ連れ去られてしまう。ジミーは背中に爆弾を仕掛けられた状態のマックスを見つけ解除しようとするが、マックスは今回の仕掛けはジミーを殺すための罠だと悟り自ら起爆させ爆死した。
爆発現場を調査すると起爆装置に使用したと思われるルーレット用の古い鉄球を発見した。鉄球には入り江のカジノボートの船名が打刻されており、ジミーは単独でカジノボートの捜索に向かった。
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