木曽川橋梁(きそがわきょうりょう)は、三重県桑名市と愛知県弥富市をむすぶ、木曽川に架かる近鉄名古屋線の橋梁である。現在の橋梁は2代目である。
近鉄長島駅と近鉄弥富駅の間に架かる鉄道橋である。近鉄の橋梁としては揖斐・長良川橋梁に次いで2番目に長い。
元々は、伊勢電気鉄道に国鉄関西本線から払い下げられた橋梁である。老朽化と単線の狭軌であったことから、将来の標準軌化を考慮して架け替えが計画された。
1959年(昭和34年)に完成するが、竣工当日夜に伊勢湾台風の上陸により名古屋線は大きな被害を受けた。名古屋線の復旧工事と合わせて標準軌化が行われ、11月、名古屋線の標準軌化とともに供用が開始された。
初代の木曽川橋梁は関西本線木曽川橋梁の北に存在した。そのため狭軌時代は、近鉄名古屋線はこの橋梁の部分だけ関西本線をオーバークロスして北側に回り込む不自然な線形になっており、1938年(昭和13年)から1959年(昭和34年)まで使用されたコンクリート製跨線橋の遺構は現在も残っている。
現在の近鉄名古屋線木曽川橋梁の一部は、かつての伊勢電気鉄道宮川橋梁を移設したものである。
(下流 河口) 湾岸木曽川橋(伊勢湾岸自動車道) - 木曽川大橋(国道23号(名四国道)) - 尾張大橋 - 木曽川橋梁(近鉄名古屋線) - 木曽川橋梁(JR関西本線) - 木曽川橋(東名阪自動車道) - 木曽川水管橋 - 立田大橋 - 葛木渡船 - 日原渡船 - 東海大橋 (上流)
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