遠藤 要(えんどうかなめ、1983年12月25日 - )は、日本の元俳優。格闘家。千葉県出身。
かつてはラ・セッテ、エイベックス・マネジメント(エイベックス・ヴァンガード)に所属。事務所との契約解除後は、複数の不祥事により俳優活動は事実上休止状態となったが、2023年に格闘技デビューし、表舞台に復帰した。
役者を目指して19歳の時に上京。
2007年に公開された映画『クローズZERO』にてストーリーを左右する重要な役・戸梶勇次を演じ、これが本格的な映画初出演となった。
2009年3月末に、所属事務所のラ・セッテを退所。同年8月1日よりエイベックス・マネジメント(2013年10月〜2017年3月はエイベックス・ヴァンガード)に所属。
2014年に一般女性と結婚。
2015年、第1子の男児が誕生。
2017年2月10日発売の写真週刊誌『FRIDAY』にて清水良太郎とともに違法営業の遊技場で賭博を行ったと報じられた。この報道を受け、発売の前日の2月9日に所属事務所のエイベックス・ヴァンガードより遠藤の謹慎処分が発表された。同年4月11日付で謹慎処分は解除されたが、2018年3月に契約を解除された。
2018年4月13日、遠藤は飲食店で提示された飲食料金に納得が行かずアルバイト従業員として会計を担当した俳優の谷川功に因縁を付けた挙げ句、顔面を数発殴って怪我をさせ、谷川は16日に被害届を提出。のちに不起訴となった。
2019年、妻と離婚。同年、ホストクラブ経営者の今賀峻との共同YouTubeチャンネル『遠藤要と今賀峻』を開設したが、3か月ほどで更新を停止している。
事務所からの契約解除後も芸能界復帰を目指し、東京に滞在していたが、家賃の高さなどからかつて共演した俳優仲間の高岡蒼佑から移住を勧められ、知人の誘いで徳島県に移住。2021年から徳島市内でバーを経営していた。6月13日、アルバイトの男子大学生のサボり癖に腹を立てて、暴行を加え、全治1週間の怪我を負わせたとして傷害容疑で逮捕された。この事件も不起訴となった。
2022年6月に格闘技デビューしていた高岡から誘いを受け、2023年1月7日に大阪府堺市で開催の格闘技大会「競拳22」に出場。俳優で格闘家の黒石高大と2か月間のトレーニングを積み、試合当日は黒石がセコンドについた。今回の格闘技挑戦について、遠藤は、「今回の挑戦は自分への挑戦でもある一方で、 不祥事で芸能界を干された役者がひょんなことから格闘技に出会って、準備期間2か月でリングに上がるという設定の役をいただいた感覚に近い」としている。22歳のYouTuber相手に3ラウンド2分でKO負けを喫したが、大会主催者側は次回大会もオファーをかける見込みであることを明言している。
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