第60回プライムタイム・エミー賞(だい60かいプライムタイム・エミーしょう)は、2008年9月21日にロサンゼルスのノキア・シアターで行われた。クリエイティブ・アート部門は同年の9月13日に発表された。
授賞式のテレビ中継はABCが担当し、番組プロデューサーはケン・エールリッヒが担当する。番組内では29の部門の発表が行われた。
対象は、2007年6月1日から、2008年5月31日までに放送された作品となる。
候補の発表は、7月17日午前5時35分(PT)に、『プッシング・デイジー 恋するパイメーカー』のクリスティン・チェノウェスと『ママと恋に落ちるまで』のニール・パトリック・ハリスが担当した。両人ともそれぞれの該当部門で候補になった。
最多候補作は、HBOのTVミニリシーズ"John Adams"の23候補。HBOは前回に引き続き、局別でも最多候補数を記録している(85候補)。続いて、NBCのコメディ・シリーズ"30 Rock"が17候補、シリーズ作品では最多の候補となった。また、コメディ・シリーズにおける1シーズンの候補数の新記録も樹立した。"30 Rock"は17候補の内、7候補がゲスト俳優部門からの候補である。AMCの『マッドメン』は、15個の候補を得てドラマ・シリーズでは最多の候補となり、また、FXの『ダメージ』と共に、ベーシック・チャンネルのシリーズ番組としては作品賞候補になった初の作品となった。単発の作品としては、HBOの『リカウント』が11個で最多候補。ネットワーク局では、『プッシング・デイジー 恋するパイメーカー』などが12候補となったABCが、前回に引き続き最多76候補となった。
個人では、3部門でティナ・フェイ(コメディ・シリーズ部門の主演女優賞・脚本賞、個人パフォーマンス賞)とリッキー・ジャーヴェイス(ミニシリーズ/テレビ映画部門の主演男優賞・監督賞・脚本賞)、2部門でトム・ウィルキンソン(同主演男優賞・助演男優賞)、ボブ・バラバン(同助演男優賞・監督賞)などが複数部門で候補になった。
『サタデー・ナイト・ライブ』でコメディ・シリーズ部門の助演女優賞候補となったエイミー・ポーラーは、エディ・マーフィ以来の同番組からのコメディ・シリーズ部門での候補となった。
日本関係では、日系アメリカ人の撮影監督であるタク・フジモトが、"John Adams"の撮影でミニシリーズ/テレビ映画部門の撮影賞で2個の候補を得て受賞。
また、今年は主要部門において、トップ10(部門によっては11)ファイナリストが発表された。正式な発表はシリーズ部門の作品賞2つ[2]だが、他の賞も非公式ながらリークされた[3]。
授賞式の開催場所は前年から変更され、ノキア・シアターでの初開催となる。これは2018年まで契約されている。
受賞は太字のものである。なお、括弧はアメリカ国内での放送権を持つネットワークであり、製作は異なる場合がある。
コメディ・シリーズ
ドラマ・シリーズ
ミニシリーズ/テレビ映画
コメディ・シリーズ
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ドラマ・シリーズ
ミニシリーズ/テレビ映画
バラエティ/音楽/コメディ番組
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バラエティ/音楽/コメディ番組
シリーズ
スペシャル
映像制作の優秀な功績
1時間未満
1時間以上
授賞式
クラシック音楽/ダンス
ヴァラエティ/音楽/コメディ・イベント(非テレビ用制作)
短編形式アニメ番組
短編形式実写エンタテイメント番組
短編形式ノンフィクション番組
コメディ・シリーズ
ドラマ・シリーズ
コメディ・シリーズ
ドラマ・シリーズ
数字は主要部門からの合計で、プライムタイム・クリエイティブ・アート・エミー賞は含まない。
数字は主要部門からの合計で、プライムタイム・クリエイティブ・アート・エミー賞は含まない。
プライムタイム・クリエイティブ・アート・エミー賞を含む全部門の合計。
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