仙田 満(せんだ みつる、1941年12月8日 - )は、日本の建築家(東京工業大学工学博士)、環境デザイナー。株式会社環境デザイン研究所会長(創設者)。
東京工業大学名誉教授。専門は、建築学・環境デザイン。1982年(昭和57年)に「こどものあそび環境の構造に関する研究」で東京工業大学より工学博士号を取得。
神奈川県横浜市出身。東京工業大学建築学科卒業後、1964年菊竹清訓建築設計事務所へ入所。1968年環境デザイン研究所を創設し代表に就任。琉球大学工学部建築学科教授(1984年 - 1987年)、名古屋工業大学社会開発工学科教授(1988年 - 1992年)、東京工業大学工学部建築学科教授(1992年 - 2005年)、日本建築学会会長(2001年 - 2003年)、放送大学教養学部教授(2007年 - 2012年)。2004年こども環境学会会長。2008年には、国立霞ヶ丘競技場陸上競技場の将来を検討する文部科学省の「調査研究協力者会議」に参加した。その後、2012年に国立競技場建て替えの最初のコンペに応募し、最終候補の計11作品のうち唯一、木造を取り入れたスタジアムを提案していた。
建築家としては児童向け公共建築を多く手がける。造形作家の脇田愛二郎と共同制作を行った。
複数の道や広場を組み合わせた「遊環構造」という建築コンセプトを提唱している。仙田は、子供にとって遊びやすい空間を研究し、導き出した空間構造を、MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島など様々な建築で生かしてきた。
(仙田満+環境デザイン研究所作品含む)
(仙田満+環境デザイン研究所作品含む)
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