Aller au contenu principal

長野自動車道


長野自動車道


長野自動車道(ながのじどうしゃどう、英語: NAGANO EXPWY)は、長野県岡谷市の岡谷ジャンクション (JCT) から長野県千曲市の更埴JCTに至る高速道路である。略称は長野道(ながのどう)。

高速道路ナンバリングによる路線番号は、中央自動車道(岡谷JCT - 小牧JCT間)とともに 「E19」が割り振られている。

概要

長野県中央部を縦断する高速道路であり、概ね国道19号と並走している(ただし、国道19号との重複区間を含み松本ICから更埴JCT間は国道403号がより近い)。長野県南部の中央自動車道と北部の上信越自動車道を連絡しており、東海地方や中央道沿線と北陸地方を結ぶ役割を果たしている。また、北関東自動車道の全線開通後は、東北・北関東方面と東海・関西方面を、東京都内を経由せずに高速道路のみで往来できるルートとして重要度が増した。

法律上の正式な路線名は、中央自動車道長野線である。中央自動車道長野線は、東京都杉並区から長野県長野市に至る路線であり、東京都杉並区 - 山梨県大月市は中央自動車道富士吉田線と、東京都杉並区 - 長野県岡谷市は中央自動車道西宮線と、さらに長野県千曲市 - 長野県長野市は関越自動車道上越線と重複している。重複している区間は、中央道、上信越道として開通しているため、長野道は中央自動車道長野線のうち、それらの残余の区間ということができる。

日本道路公団が建設・管理していたが、2005年10月1日の道路関係四公団民営化以降、岡谷JCT - 安曇野インターチェンジ (IC)(安曇野ICを含む、民営化時は豊科IC)間を中日本高速道路(NEXCO中日本)が、安曇野IC - 更埴JCT間を東日本高速道路(NEXCO東日本)が管理している。

インターチェンジなど

  • 全区間長野県内に所在。
  • IC番号欄の背景色がである区間は既開通区間に存在する。施設欄の背景色がである区間は未開通区間または未供用施設に該当する。未開通区間の名称は仮称である。
  • (数字)は、他路線の番号。<数字>は、予定番号。
  • スマートインターチェンジ (SIC) は背景色で示す。
  • 路線名の特記がないものは市道。
  • バスストップ (BS) のうち、○/●は運用中、◆は休止中の施設。無印はBSなし。
  • 略字は、JCTはジャンクション、ICはインターチェンジ、PAはパーキングエリア、SAはサービスエリアをそれぞれ示す。
  • 姨捨SA - 更埴ICにはチェーン脱着場(チェーンベース)が1か所ある。

歴史

  • 1986年(昭和61年)3月25日 : 岡谷JCT - 岡谷IC間が中央道扱いとして開通。
  • 1988年(昭和63年)
    • 3月5日 : 岡谷IC - 松本IC間開通。岡谷JCT - 岡谷IC間を長野道に編入。
    • 8月3日 : 松本IC - 豊科IC(現・安曇野IC)間開通。
  • 1993年(平成5年)3月25日 : 豊科IC - 更埴JCT間開通によって全線開通し、上信越道と接続。
  • 2005年(平成17年)10月1日 : 日本道路公団民営化に伴い岡谷JCT - 豊科IC間はNEXCO中日本、豊科IC - 更埴JCT間はNEXCO東日本にそれぞれ継承。
  • 2006年(平成18年)10月1日 : 姨捨スマートIC供用開始。
  • 2010年(平成22年)11月27日 : 梓川スマートIC供用開始。
  • 2012年(平成24年)10月7日 : 豊科ICから「安曇野IC」にIC名称変更。
  • 2018年(平成30年)6月1日 : 姨捨スマートICの利用可能時間帯が24時間に拡大される。
  • 2023年(令和5年)12月17日 : 筑北スマートIC供用開始。

路線状況

車線・最高速度

道路施設

サービスエリア・パーキングエリア

売店は筑北パーキングエリア (PA) を除く全てのエリアに設置されている。レストランは全てのサービスエリアに設置されているが、ガソリンスタンドは梓川SA(上下線とも24時間営業)のみに設置されている。

24時間営業の売店があるエリアは梓川サービスエリア (SA) のみである。

主なトンネルと橋

トンネルの数

道路管理者

  • NEXCO中日本 八王子支社
    • 松本保全・サービスセンター : 岡谷JCT - 安曇野IC(安曇野ICを含む)
  • NEXCO東日本 関東支社
    • 長野管理事務所 : 安曇野IC - 更埴JCT

ハイウェイラジオ

  • 塩尻(塩尻IC - 塩尻北IC)

当自動車道で唯一のハイウェイラジオであり、放送区間はNEXCO中日本八王子支社管内にある。安曇野ICを境に安曇野ICを含まない更埴方面はNEXCO東日本関東支社の管轄となっているが、関東支社管内にハイウェイラジオの放送区間は、設置されていない。

交通量

24時間交通量(台) 道路交通センサス

(出典:「平成17年度 道路交通センサス一般交通量調査結果(関東地方整備局ホームページ)「平成22年度道路交通センサス」・「平成27年度全国道路・街路交通情勢調査」・「令和3年度全国道路・街路交通情勢調査」(国土交通省ホームページ)より一部データを抜粋して作成)

  • 令和2年度に実施予定だった交通量調査は、新型コロナウイルスの影響で延期された。

2003年度JH年報

  • 2002年度日平均交通量 : 30,347台(前年度比98.5%)
    • 最大 : 岡谷IC - 塩尻IC : 41,974台(99.1%)
    • 最小 : 更埴IC - 更埴JCT : 24,285台(98.5%)

地理

通過する自治体

  • 全線が長野県に所在。
    • 岡谷市 - 塩尻市 - 松本市 - 安曇野市 - 松本市 - 東筑摩郡筑北村 - 東筑摩郡麻績村 - 東筑摩郡筑北村 - 東筑摩郡麻績村 - 東筑摩郡筑北村 - 東筑摩郡麻績村 - 東筑摩郡筑北村 - 東筑摩郡麻績村 - 千曲市 - 長野市 - 千曲市

接続する高速道路

  • E19 / E20 中央自動車道(岡谷JCTで接続)
  • E67 中部縦貫自動車道(松本波田道路)(松本JCTで接続:事業中)
  • E18 上信越自動車道(更埴JCTで接続)
終点の更埴JCTは開通時期の関係から長野道と上信越道の上越JCT方面が本線となっており(中央分離帯にそれを示す 標識も設置されている)、上信越道の藤岡JCT方面が分岐・合流する形になっている。

脚注

関連項目

  • 高速自動車国道
  • 中部地方の道路一覧
  • 日本の高速道路一覧
  • 篠ノ井線

外部リンク

  • 中日本高速道路株式会社(岡谷JCT - 安曇野IC間)
  • 東日本高速道路株式会社(安曇野IC - 更埴JCT間)

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 長野自動車道 by Wikipedia (Historical)



INVESTIGATION