崇城大学(そうじょうだいがく、英語: Sojo University)は、熊本県熊本市西区にある私立大学。学校法人君が淵学園によって運営されている。
元は工学部のみを有する単科大学であったが、2000年の大学名改称以降は薬学部、生物生命学部、工学部、情報学部、芸術学部の5学部10学科、さらに全学科に対応する専攻を大学院を備えた総合大学である。キャンパスは「池田キャンパス」と、熊本空港に直結する「空港キャンパス」がある。
崇城大学では『建学の理念』と、これに基づく4ヶ条からなる『大学の教育理念』を制定している。
2008年に工学部宇宙航空システム工学科に航空機パイロットを養成する航空操縦学専攻を設置した。練習拠点として熊本空港に空港キャンパスを開設。大学専用の練習機としてビーチクラフト製のモデル58 バロン(JA5304)を導入している。
日本国内でパイロット養成コースを設置している大学は東海大学、桜美林大学、法政大学などがある。崇城大学は、外部のフライトスクールに委託せず、教員や機材を自前で用意している。
1949年に熊本市九品寺4丁目において電気・電波学校として創設された。専門部(高校2年課程)と高等部(中学校3年課程)があり、双方に応用電子工学科・電気通信科の2科が設置されていた。1960年には同市池田町4丁目(現在地)に移転。1961年に、学校法人「君が淵学園」として認可される。君が淵電波工業高等学校と改称し、専攻科(高校卒入学2年課程)電子工業科、電気通信科を設置した。1965年には熊本工業短期大学として開学、1967年に熊本工業大学を開学する。工学部を設けて電子工学科、機械工学科、工業化学科を設置した。1969年には短期大学を廃止。その後、工学部に各科を増設していき工学の単科大学として強化を進めた。
2000年に工学部のほかに学部学科を増設し総合大学化。これに伴い現大学名である崇城大学に改称した。
以上は公式サイト、「決算・事業報告」のページにある各年度の『事業報告書』を参照した。
大学公認の部活動として「起業部」があり、ここから2018年に企業「Ciamo」(シアモ)が設立され、植物の根腐れを防ぐ光合成細菌「くまレッド」を商品化している。
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